gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20230428k0000m010211000c
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は28日の記者会見で、23日投開票の衆参の補欠選挙を振り返り、立憲民主党が議席獲得を逃したのは、同党の小西洋之参院議員による「サル発言」が影響したとの見方を披露した。榛葉氏は「あの発言がなければ、大分と千葉はどうなっていたかわからない」と述べた。
補選では、参院大分選挙区で自民党候補との一騎打ちとなった立憲候補が惜敗。国民民主を含めた野党各党が候補を擁立した衆院千葉5区でも、立憲候補が自民候補と競り合ったものの敗れた。
榛葉氏は、小西氏が衆院憲法審査会の毎週開催を「サルのやること」などと批判した発言を受け、立憲への投票をやめた有権者がいると指摘。「サル発言が相当効いた。千葉もあれがなかったら(立憲が)相当票を伸ばしていたと思う」などと語った。
玉木雄一郎代表も、サルと言われたことにご立腹なのだろうが、れいわ新選組の山本太郎代表に毎週開催の衆院憲法審査会は、「サルでもやらない」と比喩されていることは何故無視しているのかな?
国民民主党は、参院大分選挙区では立憲吉田氏の推薦・支持もせず、千葉選挙区では自党の候補者を擁立し立憲民主党と対峙していた。
確かに、参院大分選挙区はサル発言が影響したかもしれないが、千葉選挙区は国民民主党の票が影響したのは間違いないところである。
是が非でも、自民党政権を倒したいと思う「真」の野党ならば、大分選挙区は一騎打ちだったのだから推薦するなりして、応援するのが真っ当な行動だろうし、衆院千葉5区では拮抗していた立憲民主党候補者に譲って、打倒自民党で戦うべきだったのではと思う。
千葉5区
1、自民党 50,578票 2、立憲民主党 45,635票 3、国民民主党 24,842票
大分選挙区
1、自民党 196,122票 2、立憲民主党 195,781票
大分も千葉も、国民民主党が「鍵」を握っていたにもかかわらず、大分は静観し千葉は邪魔しただけである。
それを、小西氏の「サル発言」がなければ千葉選挙区は立憲民主党の票が伸びていたとは的外れな言い訳である。
この事でハッキリした。
国民民主党は、自民党の補完勢力に成り下がったのだ。
つまり、国民民主党は何より保身が一番の政党である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます