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https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2023082401000508
東京電力は24日、福島第1原発の処理水の海洋放出を始めた。「廃炉と福島の復興のため先送りできない課題」として、海洋放出の方針を決定して2年余り。政府は国際原子力機関(IAEA)の協力を得て安全性を訴えてきたが、風評被害を懸念する漁業者は反対姿勢を崩さない。中国は放出を強く非難し、日本の水産物輸入を全面的に停止したと発表した。
福島県漁業協同組合連合会(県漁連、いわき市)の関係者によると、東電の小早川智明社長が放出開始前に県漁連を訪れ、「今まで大変な迷惑をかけ、風評被害など心配をおかけした。誠心誠意対応します」と謝罪し、幹部らに頭を下げた。
放出は第1原発の廃炉完了まで約30年続く計画。処理水の元になる汚染水は日々発生しており、放出開始後も課題は山積したままだ。
東電は、24日放出分の処理水のうち約1トンを海水約1200トンで希釈した上で大型水槽にため、東電が設定した放出基準の1リットル当たり1500ベクレル未満(国基準の40分の1)を大きく下回る最大63ベクレルであることを確認した。
廃炉を、30年で完了するという計画に根拠がないばかりか、地下水がデブリに触れた汚染水は毎日発生しており、元を断たなければ放出作業は永遠に続く公共事業?になってしまう。
事故直後、当時京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんが、原子力発電所の周りに鉄板を岩盤まで打ち込んで、地下水の流入を防げと言っていたと思う。
今からでも遅くない、鉄板を岩盤まで打ち込み地下水が原子炉建屋内に流入するのを止めるべきだ。
そして、「石棺」ということも考えて良いのではないかと思う。
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