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ロシアによる侵攻が続くウクライナに日本政府が自衛隊の防弾チョッキを提供する方針を決めたことについて、共産党の田村智子政策委員長は5日の記者会見で、「賛成できない」と反対する立場を表明した。4日の会見では「人道支援としてできることは、すべてやるべきだ。この場で反対と表明するようなことは考えてない」との考えを示していたが、訂正した。
5日の会見は緊急で開かれ、田村氏は「私の発言が不正確だった。発言を訂正し、党としての見解を述べたい」と説明。「ウクライナへの支援は非軍事の支援に全力を挙げるべきだ」と語った。
政府は防衛装備品の提供が禁止されている「紛争当事国」にウクライナは当たらないと判断しているが、田村氏は「客観的に紛争当事国だ」と強調。「防弾チョッキであっても防衛装備品の供与は、わが党が反対してきた武器輸出にあたる。今回の政府の決定は、紛争当事国への供与になる」と述べた。(横山翼)
防弾チョッキが、人道支援物資なのか武器輸出にあたるのかの議論はさておき、日本政府は戦争反対の立場を表明しておきながら、ウクライナ国民に防弾チョッキを付けてロシア軍と戦う事を後押しすると言っているようなものです。
戦時国際法によれば、軍に属さない非戦闘員である一般国民を攻撃してはならないとあるが、銃を持ち防弾チョッキを付けた国民はもはや戦闘員に他ならず、ロシア軍の標的とされ無差別攻撃を受けても文句の一つも言えなくなる。
「自分の国は自分で守る」、確かに崇高な精神だろうがこれでは幾多の生命が奪われてしまう。
ウクライナ国民が、ロシアの圧倒的な戦力に立ち向かうには無理があり過ぎる。
日本政府は、防弾チョッキをウクライナ国民に送りつけ後は傍観を決め込むつもりなのか?
本当に、「防弾チョッキはウクライナ国民を守れるのか?」
日本政府は、プーチン大統領を説得することに尽力すべきだと思うが、残念ながら安倍晋三のせいで全く相手にされない国になってしまった。
さて、どうしたら良いものだろうか?