塾講師になった理由は、一番は塾が好きだったからです。
今回のマンガは笑える(わらえないかな?)内容にするためにちょっと脚色しています。
また、インドアだから塾講師、アウトドアだから学校教師とは、講師・教師のほんの一部分で絶対的なものではありませんので、そちらのご了承のほどよろしくお願いいたします。
2カ月間ほどの、間が空いてしまいすみませんでした。
自分がよくツールの使い方を把握していないせいか、1つの記事に1つ画像しかアップできないので、1つの画像ごとに説明できる分だけアップという形にしています。すみません。
「歴史模擬授業」という記事を数か月に数回更新していきたいと思います。
これは実際の授業形式を文字であらわしていこうというものです。
劇の台本みたいな感じになると思います。 定期的に内要がまとまったら、「しゃかしゃか★ぶりっじ」にて改定してアップする予定です。
読むときに、 →先生、 →生徒その1(ひなちゃん)、 →生徒その2(はむちゃん)、→生徒その3(ねこちゃん) だとだと思って読んでください。
(みんな、びっくりするぐらいいい子ですが、そこはご勘弁を・・)
また、設定は、私立中学入試をひかえた小5の授業(塾)だと思ってください。
それでは始めます。
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キンコーンカンコーン
「こんにちわ。前回までの歴史は世界全体のことをやっていましたが、今日からは日本の歴史に移ります。」
「おお!ついに、私たちの国のことについてなんだ!」
「まず、日本についてなんですが、10万年前ごろは、今のような、海に囲まれた日本の形をしていませんでした。」
「え?そうなの?どんな形だったんだろう?」
「たとえば、現在は地球温暖化が問題になっているね。」
「うん。どんどん気温が温かくなっているんだとね。氷が解けたりしているんだよね。」
「このまま地球温暖化が進むと、低いところにあるオランダとか水の都ベネチアとかが沈没するかも?というのを聞いたことがあるよ。」
「よく、みんな知っているね。現在の日本は、昔も暖かくなったために、今の形になったんだよ。」
「え?じゃあ、もっと前は寒かったってこと?」
「うん、そういうこと。地球全体が今より寒かった時代があって、大陸に降り積もった雪が凍ってしまったままだったんだ。」
「理科で習ったことあるけど、氷や水が温められて水蒸気になったものが空にあがって、それが雨や雪になって振る→地上に降った雨や雪(水・氷)がまた温まって水蒸気になって雨に・・という自然のサイクルの繰り返しなんだよね。寒くて雪が氷のままだったら、雨は降らない・・ってこと!?」
「よく知っているね!うん!そういうこと!」
「じゃあ!雨降らないから、海の水が減る(無くなる)じゃん!」
「そう!!そうなのよ!浅い海は陸地となって、日本は現在のユーラシア大陸と陸続きになっていたのよ。ちょうど今の朝鮮半島と日本の九州が繋がっていたので、そこから動物やそれを追いかけてきた人が多く大陸から日本に入ってきたのよ。」
「そっか、人類はアフリカ大陸で誕生して、陸続きで歩いてくるから、ついに日本まで歩いてきた人々がいたのね。」
「そのときに、日本に渡ってきて、現在では絶滅した有名な動物がいます。マンモス象・ナウマン象・オオツノジカなどが代表例です。」
「マンモスは、愛知万博で見たよ!すっごく混んでいて、ゆっくり見れなかったけど・・」
「でも、今ではなかなか見れないから、良い経験だったね。」
「日本に渡ってきた人間は、ナウマン象などの動物を狩りをし、木の実を採集し、簡単な住居やつくったり、洞窟などに住んでいたそうです。この時代は、世界の時代で言うと、旧石器時代にあたります。」
「旧石器時代ということは、打製石器を使っていたってこと?」
「よく気がついたね!そうなのよ!打製石器を使っていたのよ。1949年に、日本の群馬県の岩宿という場所で3万年前の打製石器が発見されたの。それで日本にも旧石器時代があった!ということがわかったの。ちなみに、その群馬県にある旧石器時代の遺跡を岩宿遺跡(いわじゅくいせき)というので、覚えておきましょう。これから、いろいろな時代の遺跡がでてくるので、その遺跡がどの県にあってどの時代のものなのかわけて覚えていきましょうね!」
「はーい。って遺跡って何ですか、先生!」
「良い質問ね。遺跡というのは、人が住んでいた跡があるところ。住居の跡とか、お墓とかゴミ捨て場の後など。当時の生活用品が埋まっていたりするところもあるわ。」
「そっか!その遺跡に残っていたもので、当時の人々がどういう生活をしているのかわかるもんね。」
「そういうこと!このように遺跡を探し研究して人々の生活や当時の社会情勢などを考えるのが「考古学」という学問なので、将来そのような仕事をしたい!と思ったら、「考古学」や「文化人類学」などの学部のある大学に行くとよいわよ。」
「へー、おもしろそうねぇ。」
「話をもとにもどすね。このあと、今から約1万3000年前に、気候が暖かくなったために、大陸の氷が溶けて、海水が増え始めて、日本は大陸と海で隔たったの。そうすると日本に住んでいた人たちは大陸には簡単に戻れなくなり、そのまま居座るようになった。そのうちに、ナウマン象やオオツノジカなどを狩りつくしてしまい(絶滅に追い込んでしまった)、今度は犬を使って、オオツノジカより小さいシカやイノシシを狩るようになったようになったの。また魚や貝を採ったり、どんぐりなどの木の実も食べるようになったそうよ。このような時代を縄文時代と言います。それはまた今度話すね。では今日はここでおしまい。起立!」
「ありがとうございました!」
キンコーンカンコーン
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オワリ。
以上です。わかりやすく解説していので、「こういう説もある!」という専門的なことを引き合いに出されてもお答えできないことがあるかもしれません。申し訳ありません。不快な気持ちになった方は申し訳ありません