煎り上がりを「色」で判断は絶対にしない。
写真は同じ配合ブレンドです。白が通常 緑が深煎ブレンド
撮影の補正で多少変わりますが、肉眼では殆ど同じです。(随分時間が経ったもの自家用ビンから拝借、念の為ね、売り物でないです、はい、古ーい豆)
温度は約10度違います。味は大きく違います。時間も違う(色は同じ)。当プロ講座では、ガテマラSHBを「色付曲線概念図」(そう勝手に呼んでいるグラフ)と共に煎って頂きます。
やれば簡単です。でも多くの方が気がつかないから、市場で見るガテマラはダメダメちゃんです。これは笑えません。秘伝みたいなモノはありません。ただ頭で判ろうたって無理です。ゴルフと同じ。判ると出来るとは違う。一度出来れば、それが普通です。(知れば誰でも出来るから秘伝にするのです、当講座では全部お教えします)
スペシャルティのガテマラSHBを完全に煎れれば、もう全て煎れます。「色」「時間」で判断している限り、絶対に無理です。世界中、歴史が浅い日本だけが色の段階を8段階にしています。他国は6段階なのに、正直、何の意味もありません。
どんな銘柄を煎ろうと1ハゼ、2ハゼ(聞かない)の温度は一定、ボトム落ちも一定ですから、豆を入れた瞬間に煎り上がり予定時間は判ります。1℃で6秒のリニア上昇ですから、1分ごとの記入なんて意味はありません。1分で10℃なんですからアホでも判ります。
色々な難しい事を言う人は、クセものです。結局、言ってることを繋ぎ合わせると、辻褄が全く合いません。「ダンパーが微妙なんだ」の次が何たって「チェフ飛ばしの為の1分間ダンパー全開~~い!」ですから、オマエ・ふざけんなよと思うほど
チャンチャラ可笑しい。
殆どの焙煎業者さんは、こんなことを言いませんね。実際は違います。
煎り上がりは、多分、私共と同じタイミングだと思います。コーヒー豆は、高品質を煎ってる限り「ソコ」しかありません。ハンドピックするような駄豆は好きにして下さい。ベストでも飲めたものではありません。
先日の教室では生徒さんが「買ったらいけない会社」から買ったタンザニアをお持ち込み焙煎しました。当店の豆と比べてらもう歴然です。月とスッポン、
その生豆の見た目は同じです。煎り方も全く同じです。貴方の焙煎が納得いかないのは、故意に「デタラメ」をそれらしく教えられているか?仕入れ先が悪いのか、どちらかです。。
「色」や「時間」で煎り上がりを決めてるなら、この商売は止めた方が良い。それなら小学生でも出来ます。コーヒー業界の8割は(嘘)で出来ています。
どんな業界もそんなものです。VWもそんなものだったのですから。
イタリアン・ローストの場合
主にアイスコーヒー用の焙煎ですが、売り物の豆と、焙煎した時の豆の状態は違います。
誰でも知っての通り、冷却することで「オイル」が引っ込んでゆきますから、見た目の色で煎っていたら確実に間違います、その間の温度差は20度以上あります。
焙煎度合いを、色で決めるというのは、絶対に間違ってます。
そういう情報を意図的に流せば、美味しいコーヒーが出来なくなります。
で、当の本人は違った基準で煎るから美味しい。
当店の講座にお越しになる店舗の方の多くが、残念ながら、すごく浅い煎りで終えてます。
だから、美味しいアイスコーヒーが出来ないのです。
***********************************************
一日プロ焙煎教室
多くの焙煎業者様がこの講座に参加されてます。ハッキリ言いましょう。
焙煎技術なんてものはありませんよ。ただ仕入れ先が違います。
皆さん悪い豆を買ってます。 もう全然ダメダメさんです。
見直しませんか?是非、ソレ持ち込んで煎って下さい。比べましょう。
遊びの為の焙煎ではありません。真剣です、遠慮することは何もありません。
対等の立場です。聞くのは一時の恥だけです。聞かぬは・・・・。
電話で仕入れ先お聞きして、8割が同じ会社さんから買われてます。
「是非来て下さい」と私は言います。何故なら、気がついた貴方は偉いと思うからです。
正直、「パンケーキ」なカフェの方は分からないでしょう。
0594-31-9874
***********************************************