先日、イタリアで大きく話題になった試合がありました。
各メディアで大きく取り上げられました。
セミオートマチック機 と
レバーマシン との1時間当りの抽出杯数の競争(但し、まともな品質)
3グループマシンでの結果
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1時間 703杯 レバーマシンの勝利
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これがレバーマシンの実力です。
セミオートマチック機でもなんでもいいですが、バリスタの底力というのがあって
以前にも書きましたが、朝、ザネティーのある店で二十歳前後の女の子が、普通に一人で20人くらいの行列を顔色変えずに捌いています。注文も覚えてね。
この結果から、何を導くか?
その前に、もう一つ書きます。
イタリアでは4連グループが普通、一人でもね、ちょっと忙しい店では2人のバリスタがいます。
結果?
タンパーは重視しないということです。(出来ない)だから皆,マシンのオマケについて来るプラスチック製のやつ。実際これで充分なのです。 或いは、グラインダーのドーサーについてるタンパーでOKなのです。
つまり?
グラインダー側でメッシュ(挽目)調整すれば、バリスタが交代しても常にベストな状態で出せるわけです。店レベルで考えている。
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繁盛店ではオート補充のドーサー付グラインダーを使ってます。粉がなくなると自動で挽いて貯めておいてくれます。これがイタリアです。
日本では、注文が入れば「カチャ・カチャ」と何回も操作してドーサー本来の使い方をしていません。これは100%間違った使い方です。
もちろん、将来、繁盛店になる為に購入したのなら構いませんが,
そんな事やってる先輩や販売店なんて基本は信用しない方がヨロシ。
日本の大半は間違ってるから、空気なんて読まない方が良い。
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「どこどのマシンはいいよ」なん言う人は実際に何も知らない人です。自分が一番儲かるメーカーなのです。まあ世の中そんなモノです。エスプレッソマシンの中身はほ同じです。
ちょっと弄って、温度を変えればハッキリと優劣判るくらい変化しますから、デモンストレータ-に騙されます。
笑
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ミラノ中央駅前の「Street Bar」の親父も少し前に3連のレバーマシンに機種交換したことろですが、私達が入店したところから、急に忙しくなって、その3連機を見事に操作してました。
多分、動画撮ってる筈ですので、その普通の速さを見てください。