【焙煎教室の見分け方】について
我田引水はいかんぞよ!の巻
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①ご自信が使う焙煎機と同じであること
当店の焙煎機はフジローヤルです。他社さんですと、操作系が違います。FUJI-ROYALを予定される方にお薦めです。それ以外はお薦めしません。質問されても答えが出せません。
②改造されてない焙煎機であること
追体験が出来ないと意味がありません。改造された機械、メーターが追加された特別な機械では、帰宅後に自分の機械で追体験が出来ません。当店の焙煎機は全て無改造です。
アホな空気(排気)の温度計の追加・バーナー増強・ボディー二重巻などありません。
③焙煎を検証できること
「湿度」「気圧」で変わるスゴイ焙煎を教えて頂く場合は、一体どういう風に変えて、変えない場合とどう味が違うのかハッキリ示して検証して頂けることが重要です。「湿度」が昨日や先日と何%違うから、どう焙煎が変わるのか具体的にハッキリ教示して頂けること。
当店では「その場限りの二度と同じことが出来ない適当を職人ワザで誤魔化す」焙煎はお教えしてません。
④焙煎を追体験できること
同じ焙煎が必ず真似出来ること、それが焙煎を習う意味だと思います。ちまり追体験が出来る焙煎です。帰ってから焙煎が同じように出来ること以外に、この目的はありません。
焙煎途中で「ダンパー」を何度も適当に変えられて(ただ迷ってるだけです)は追体験出来ません。
⑤言葉で「誤魔化さないこと」
長年の勘だ、職人ワザ、あんたにゃまだ早い、言葉では表せない世界なんだ、そこは微妙なニュアンスなんで・・・・・は詐欺です。教習料金返金してもらいサッサと帰りましょう。一体何の為に教習しているのか判りません。焙煎教習とは、そういうインチキ事から離れる事を学ぶわけです。
⑥そこに「常識」があること
焙煎も、決して物理・化学・電気の法則・国語や知識(一般常識)から外れることはありません。辻褄が合わないことはないのです。
「蒸らし」なんて出来るわけもなく、週に一度も全バラ掃除しないのに、「ダンパーを半絞り」なんて全く意味はありません。
⑦男前であること・・・
これが一番大事です。質問には全て答えられることが要求されます。私には分からないことも多くあります。その場合は「分かりません」と言います。
それと習った後で、生徒さん自身が「男前になれる」ことです。自信がつくことです。
自信が付かない教習をしてはいけません。そう心がけています。
⑧固定観念がないこと
生々流転の世の中で、全てのものが変化しています。
一昔前のブームで自分が直火式使ってるから「味は直火式が美味い」なんていうのは最低最悪です。素人です。なんの検証もありません。現実に目の前で煎り分けて「味は貴方が選べば良い」・・・。現実に選択肢は2つあるわけです。当店は「直火」「半熱風」両方あります。お客様の9割は半熱風です。
⑨近所のアマチュアと同じレベルの話と比べるな
これも意外に多いパターンです。分からないから、あちこちで聞く、皆さんが違うことを言うから余計に迷う、近所のアマチュアにも聞くから余計に始末が悪い。申し訳ないですが、こういう人は絶対に上達しないです。自分を持ってないから・・・。そして誰も信じていないから、それを見透かされて誰もが適当なことを言う。 多いパターンです。
一度は自分でトコトン検証すれば良い。それもせずに、あちこち下心だけで聞きまくる。コーヒー豆100KG、200KG煎りましたか?
一生懸命説明している時々に、「Aさんでは、こう教えられました」「Bさんは・・」という。「だったらAさんに行けよ。」で今後は終わりにしたいです。私達は365日の一日を使って一緒に真剣にやっていますが、こういう人は何を教えるにも聞く耳を持たないの同じです。
「神様を信じたい」といって、坊さんに、神父さんに、教祖に、あらゆる人に聞いて、最後にサリン撒きますか?自分がいつも嘘言ってるから、他人を信じられないのです。
あなたの店の近所に焙煎屋が出来て「焙煎を教えて下さい」と言われて、あなたは本当のこと教えますか?私は教えます。 あなたが教えないと思うなら、貴方も決して近所の焙煎屋では聞いてはいけない。
⑩ 人に聞くのと、「人に習う」とは根本的に違うということだけは忘れずに・・・
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