イタリアは南北に1300キロありますから、北と南では多方面/分野で違いがあるでしょう。
ナポリなど南部では、ロブスタ種を沢山使います。つまり煎り方も深い、「マッチョ」な感じが好まれるようです。
マシンもレバー式があります。
ロブスタ種使えば「クレマ」もバッチリ出ます。
それでいいのいか?どうなのか?は時代の流れとして方向性が明らかに変化して来てる。
イリー社は100%アラビカ種をその基礎に据えています。
どうあろうと、日本人には関係ないことですが、世界的な流れの中だとすれば、多少の影響はあるでしょう。
日本のコーヒー消費は、輸入量の70%が駄豆、そのまた40%がベトナム産のロブスタ種だという統計がありました。ロブスタ種は深い煎りをしなければ飲めません。だから、深煎りが「通」だとか、炭焼き焙煎などという百姓が泣いて喜ぶような、カラメルで色付けした「ウイスキー」をオークから移った色のように思い込ませるのと同様なやり方で戦後70年来ているわけですから、今さら、変化出来ない人が殆どです。
イタリアもよく似た状況なのでしょう。
その潮目をどう読むか?
スタバのないイタリアで考えることは意義があるのかさえ、判りはしません。
ローマにスタバが出来ても、立派に繁盛するでしょう。イタリア人が行かなくても、全世界の旅行者が行きます。
パニーニがあるのに、マクドナルドもバーガーキングも大繁盛です。見る限り旅行者ばかりです。
反対に、スタバが繁盛している日本に、イタリアの本格的なエスプレッソも導入しても繁盛はしない。(某社は苦戦しています)
ここ桑名市にある、ホームセンター駐車場内にあるスタバは、そのドライブスルーに軽自動車で颯爽と乗りつける若い女性の列が続く、テラスではパソコン開いて仕事みたいなことをしているサラリーマン氏も見かける。爆
「大」とも「ラージ」と呼ばず「トール」なんて呼べる自分が、最新メニューをすらりと言えることがファッションと思ってる人達だ。決して「エスプレッソ」なんて注文はしないし、イタリアにも全然興味はないだろう。
それがスタバ社の勝ちの「法則」なのだろう。
単純に「イタリア」で考えること、肌で感じることは、人々と「エスプレッソ」の密接な繋がりだけであります。(味ではなく)
それにスクーターがメッチャ多いです。笑える程多い。98%位スクーターです。皆さん風防とリアケースをつけて爆走しています。