■ 昔、他のビジネスでバイトを使っていた頃、「商売屋の子」と「会社員の子」はスグ判った。 「会社員の子」でも出来る子に突っ込んで聞けば「お爺さんの代までは商売してました」ってことはよくあったし、「母方」「父方」は商売筋もあった。
■ 商売人の心得は松下幸之助氏の著作をお読みください。それに書いてあることが真実でしょう。日本一の成功者でした。ダイエーの「中内」氏も商売の神様でした。しかし、ローマ帝国さえ崩壊したのです。
■ 一寸の虫にも五分の魂
どんな者でも意地や誇りを持っている。この言葉を胸に生きてます。
どんな大きな会社の重役よりも八百屋・酒屋の主人の方が偉い(ニュアンス違いあり)と真剣に思ってます。
■ 実は大きな会社の息子だった彼。
傍系会社で時間が有れば手伝って貰っていた沖縄の青年、本業というか定職はあるのだがこの地方で「女」に騙されたり、諸々あり(それが修行なのですが) アルバイトが必要になった。
彼に出張に行ってもらう時に「好きなモノ食べて来て」と金を渡しても
毎回彼は、数百円のしか使ってこなかった。
今、彼は大きな会社を継いでる。そして、朝5時に出社しているそうだ。
「そうでないと従業員さんに認めて貰えませんから」
■ 勿論、その反対もいます。
昼食代金に3000円渡したらキッチリ使う人(領収書は必要です。)
それは良いのですが、やっぱり上述の彼は違うなとだけ思ったものです。
やっぱり「商売人のDNA」でしょうか?
「下記はダメな人」・・
・新幹線代数百円を浮かす努力をする人
・忘年会・新年会で酒を飲み放題みたいに飲む人
・社用車でレジャーに使う人
一事が万事なのです。こんな人間が部下の面倒見れるわけがないわけです。
こんな「さもしい」人が自営業をしても成功しないのです。
顔が貧相とはそういうことです。
やって来た分以上は苦労します。
■ 会社を辞めて知る元・同僚の意味の無さ・・
意外にライバル会社の他人の方が、独立した時に大きな仕事を世話してくれたりした話をよく聞きます。 同じ会社の元・上司が世話してくれた話はないですね。
■ 500万円で1年で閉店なら大成功である。 大人の男が1年間それで遊んだと思えば大成功である。 2000万円で4年で閉店でも大成功である。
問題は次のステップを踏めるのか?だけである。
何故ならば、商売、一発必中ではない。
「唐揚げ」「玉子サンド」「高級食パン」「パンケーキ」が雑誌に特集されたら引き揚げ時だという感覚が大事で、この時点から、最後の仕上げとして「FC]が募集される。 これで騙される人が悪い。
NISAで儲かると思う方が馬鹿である。
■ 当講座の受講者さんで閉店した人は非常に少ない。
そして、このブログでも、受講された方の店舗は紹介して書いていない。
閉店しても良いのです。仮にそれを「負け」という言葉で表すのは世間です。
で結局、その姿が美しいか?そうでないか?
が全てです。それがダメな人は何かをやってもどこかで必ず破綻する。たかが【カフェ】でそれが出来ない人間はどうでしょう?って単純な話。
「弱いもの」を助けられるか?
信念を曲げずに行動出来るか?
正直な心を持ってるか?
男としてどう生きるべきか?に関わってきますな。