■ 「日本の古本屋」の著者検索で「田渕義雄」で引っかかったので買ったら
さすがに36年前である、白洲正子も出てる。
「田渕義雄」は既に故人となったが、その優しい語り口での【森からの手紙】が私の40代の理想だったが、結局、何一つ自分の理想には近づけなかった。多忙であった。
彼を模倣しようと思ったこと一度もない。フライフィッシングなんてやりたくもないし、薪ストーブも遠い、畑仕事も真っ平御免である。
それでも彼の文書を読みたい理由は、
いわゆる昨今の中身がないのに、八ヶ岳あたりで文化人気取ってる人達とは違う、山の普通の生活の匂いがするからである。
グランピングだ、なんだかんだ世間は今も騒がしいが、彼の著作が再注目される事はないだろう。そこに浅さを感じてしまう。今回もブームで終わるのだろう。
■同じく「松山猛」検索で、こんな本知らねえぜ思って買ったらp74-81までの担当の京都のガイドブック。
行くたくな店ばっかりだ。
□最近、うんざりする程本が届くが、手に入れた日に読まない本は結局離れてゆく。