それはフィクションかもしれないが、脚本を書いた生身の人間の経験や理想を基に作為しているとすれば、あながち不可能なことでは無いような気がする。少なくとも私はそう単純に生きて来た。
時代、社会、男女、置かれた立場は違えど、個人個人で理想上の主人公は存在して良い筈である。
そして多くの男達が時代を通り抜け理想として支持されるものが【名画】【名作⠀】になる。どれも単純明快ストーリーのものだ。
私的な単純なオススメ
■シェーン
大人になって思う、シェーンは、小さな牧場の奥さんの為に戦っている。そして去って行く。
■カサブランカ
ご存知ボギー、築いた全財産を捨て、昔の彼女と旦那を救う。意味なんて無い。単純な男の物語だ。「俺はこんな男だが狂った世界を黙って見ちゃいられない。そのうち君にも分かるさ。」
■誰がため鍾は鳴る。
ラストシーンのセリフはスクリーンが曇るぜ。ゲーリークーパーが亡くなった時、 中坊の私はないた。「High Noon」もいい。
■荒野の七人
定番である。黒澤明の西部劇版、武士(ガンマン、男)はどう生きるべきか?
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正直言って、会社一つッ辞めれないで安酒場でウダッてるっヤツに100年経っても判らないだろう。
小説では。セリフとして
■ 撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ。
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単純な事さえ、ほとんどの人は出来ないで、くだらん何かを守ろうとする。
この狂った世界で、たった1つ理想の為に
自分の命顧みずガザ地区で、世界の貧困地区で医療活動する方々もいる。
身近なところでも自分を無くし社会の為に奉仕してる人々はいます。
リックのセリフをもう一
「俺はこんな男だが狂った世界を黙って見ちゃいられない。そのうち君にも分かるさ。」