
ガリレオの異端審問の場面
嘘の王国【サバ坊】では、真実は異端である。
嘘で生きてる人には、「嘘」を押し通すことが生きる原動力にもなる。
そりゃ、そうでしょう、今更「ウソでした」は言えませんもん。ね
■ 私はエスプレッソはイタリア発祥だと思っている。
アンタもそう思え!
だから、私はエスプレッソを学ぼうとした時は、当然ながらイタリアに数年は通った。商売上、殆どのメーカーの工場にも、担当者にもお会いできた。
また色々な講座、学校にも通ったわけだ。イタリア各地である。
そして開発担当者さん達や、イタリアのチャンピオンにも直接学んだ。
■ その頃に日本の「カフェ坊」と話したことは基本的にない。何故なら、
最初に会った坊は、ラテ講座を金銭を取りながら、どうも納得がいかないので聞いたら「こんなスゴイ技は本当は教えたくない」と言ったので付き合いはやめた。
イタリア人のバリスタは「リーフ」を描かない。
何故なら、「カフェ・ラテ」(牛乳コーヒー)はお子様で注文としては通らない。
■ さて、日本のエスプレッソ・カルチャーは、アメリア西海岸で「イタリアのような感じ」を考えたモノを日本に再輸出したものだから、基本、デタラメである。そこが始まりだから、今も、イタリアには絶対にない。
スッパプレッソ(酸っぱいエスプレッソ)
シングル・オリジンでエスプレッソをもう本当に得意になって提供している。

■ これがイタリアで使われるグラインダーです。
ドーサー付きです。最低
一分間に2杯、 10分間に20杯
1時間に 100杯程度出る店でないと意味がない。
■ 「カフェ坊」店舗では
スイッチが入ると、カチャ・カチャ・カチャ・カチャ・カチャ・カチャ・と少しづつ入れてます。大笑いです。どれだけ入ったかも判りません。第1「カチャ」うるさい。
これは1回1人分で分量調整してますから1回で「カチャ」で終わる「仕組み」をデタラメ使っているのです。トホホな
……
()……

■ 本当の事を書くと、この日本は「嘘の王国」だから怒られる。
つまり「嘘で飯を食ってるカフェ坊」には嫌われる。(笑)
では、ここで見本として沢山あるデタラメの中で、今日は一つの真実だけを皆の衆にご覧にいれようぞ。
上の写真2枚は 嘘偽りのない【真実】の写真である。(ありのまま)
デロンギとメーカー製グラインダー(プロ向け) 2台
タンパーが付いている。
イタリアではこれで良いのである。
【何故なのか?の考察】
団体として色々な講座を主催し、カリキュラムを増やし金額を増す為には、色々なものを様式化して「盛る」必要がある。元より、アメリカには「本物」なんてないから作るのは自由自在でそれを資格にして商売をするのである。
私は個人的に思うのだが「日本酒ソムリエ」ほど鬱陶しいモノはない。
いつも「吟醸香のフローラルな香り」しか言わない。
日本酒を知るには「杜氏さん」になるしかないと思っている。
■ さて本題のタンパーに話を戻す。
まず、最初に貴方の眼で実際にイタリアに行き、沢山カフェ・バールに行き本当の事を見てくることだ。
イタリアでは殆どタンピングに時間を掛けない。
「ポン」押しである。

【事実を書きます】
何故か判りますよね。
イタリアの忙しい店舗では
① 数人が働いてます。
② 当然、身長差があります。つまり、作業台の高さのブレ
③ 身長差は、【腕力の差】にもなります。
④ タンピングは「ポン押し」しか時間がない。
↓
タンピングは通常、オマケに付いてくるプラスチック製で充分です。
或いはドーサー付きのグラインダーに付いてる押上げ式で充分です。
時間は絶対に掛けません。(見て下さい)
↓
この段階では各自の仕事のブレを最小限にする為、タンピングは最少公倍数に
します。誰でも出来る簡単な仕事にして均一化します。
↓
では、精密で最適な状態でエスプレッソを出すにどこで合すのでしょうか?
供用する「グラインダー」で勝負します。
「グラインダー」で精密に調製し合します。
ブレてきたら一日数回、調整することもあります。
当然ですが、グラインダーのメンテナンスも絶対に週に一回です。
そうでないと「谷に粉が埋まって、谷が浅く緩くなります。」
↓
■ だから「タンピング」は基本だけでしっかり身に付ければ良いのです。
「ギュッ、ギュッと押し詰めてるのは最低ですし、イタリアでは私は「見た事がない」
日本で一生懸命押してる人を見ると
「鯖寿司」作ってる人を連想していまいます。
こういうバリスタを【サバ坊】とよぶようです。(越谷市では)
聞いて下さい。
「バッテラ(サバ寿司)作ってんですか?」
■ 「他の講座で習ったものは何ですか?」と聞かれても私には判りません。1ポンドが何グラムかも判ってない「カフェ坊」が16ポンドでって教えてるわけですからね。プログラムとしてね。(笑)キロでやれよ!
イタリアで一番怒られるのは
タンパーでポルタ・フィルターを叩いて粉を落とすことです。これも日本の「カフェ坊」はします。
日本ではグラインダーの目盛をテープで固定してるチンドン店も多い。本当の馬鹿です。
今日は基本の1つだけ書きました。アメリカは商売の国ですから、色々な道具を開発して儲けようとしますが、
私の第一目的はは「美味しさ」が一番ですね
否定しますか? 美味しさよりもカッコですか?
プロは「引き算」、素人は「足し算」
スッパプレッソ美味しいですか?
シングルオリジンは味の勉強の段階で「個々で確認した」のを勘違いね。大きな勘違い野郎