今日も快食、快眠、快便!

「快食、快眠、快便」を座右の銘として実行すべく、その達成度と日々の記録やあれこれ。

高校野球の夏、終わる

2005-07-21 16:21:27 | 学校


勝ったことなかった娘②の高校の野球部が奇跡の2勝目をあげ、今日次の試合に臨みましたが、花と散りました 
昨夏、娘②の中学の同級生が神奈川県代表校として甲子園に出場して以来、すっかり野球ファンになった娘②です。
昨年の甲子園東京都予選では、娘②の高校はあっさり1回戦負けを喫し、いち早く「私の青春は終わった」と嘆いていましたが、今年の予選では予想に反して連勝し、ありえない甲子園への扉が近づいたとちょっとだけ夢を見ていたようです。
が、実のところ2勝した時点で娘②はすでに燃え尽きたようで、今日は応援に行く前からテンション低かった
予想通り3戦目は負けたので、今年の娘②の青春も終わったようです
今日は友達とスタジアムの近くで待ち合わせていたようですが、高2にもなって渋谷から1人でJR山手線にも乗ったことがなかった娘②にとっては、ちょっとした冒険旅行になったに違いありません
さて神奈川県予選のほうは昨夏覇者の横浜高校春の選抜代表校、慶応高校の対戦がありました。
慶応高校にも娘②の中学の同級生が出場していて、この対決はある意味おなちゅ~対決でありました。
2人はもちろん小学校からも同級生で、同じシニアリーグのチームメイトでもあったので、娘②は自校の応援よりもこっちの対戦を観に行きたかったんじゃないかな
結果は2-1で慶応の勝ちだったようですが、横浜の貴重な1点は娘②の同級生のソロホームランだったらしく、これからの活躍が楽しみな2人です。 
みんな、お疲れさま~

快食…
快眠…
快便…

今日の夕飯…鶏の南蛮漬け、ロールキャベツ、サラダベーコン入りサラダ(レタス、きゅうり、水菜)、きゅうりの漬物、ご飯、麦茶
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同窓会サークル

2005-07-13 18:04:11 | 学校


今日は夫がを使っていて、する時間が限られているので焦ってコレを書いてます
といっても今日も1日まったり過ごしたので、私のネタは特になし。
ということで、また娘①ネタです。

今日は高校時代の外国語の先生「あべちゃん」が、娘①の通う大学で『教育について』とかなんとかいう講演をしにくるというので、講演後「あべちゃんを囲む会」と称し、高校のプチ同窓会が開かれるとか。
娘①の高校は比較的新しく、今年で11年目。娘①は8期生でした。
だけど卒業後も高校大好きっ子が多く、娘の大学でも高校の卒業生サークル(大学内の県人会みたいな)ができてるくらいです。
それで今日はそのサークルの顔合わせを兼ねて、あべちゃんと共に高校を懐かしむそうです。
娘①が大学に入学したとき、まさか自分の出身高校の集まろうサークルがあるなんて夢にも思わず、びっくりしたものです。
娘の大学には毎年10人位は出身高校から入学していて、今年も娘①とも仲のいい子ばかり一緒に入学したけど、大学がマンモスなので学生生活が始まるとあまり会えないし、帰宅部の子はなかなか友達ができなくて悩む子も多いらしい。
そんな時、高校の集まろう会はちょっぴり勇気や癒しをくれる存在なのだ。

テスト期間中だというのに、今日も帰りが遅くなりそう…(先生と一緒だからあまりは飲まないと思うけど)
でも、いつものマジックサークルのメンバーとは違う、たまのお楽しみだからしょうがないか…
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☆夜のドライブ☆

2005-06-30 11:05:25 | 学校


もうすぐ雨が上がりそうです…。

サークルの発表会が終わったのに、相変わらず帰りの遅い娘①。
それでも一応、毎回「今、九段下だから」などと、カエルコールはしてくる
で、昨夜は午後11時にが鳴った。
「娘①だけど、渋谷まで迎えに来てくれる…?」
11時ならまだ電車もバスもある時間。わざわざで迎えに来いとは、だいぶ酔いつぶれたらしい。
まだ大学周辺にいるものの、渋谷まで先輩が送ってくれるとのこと。
待ち合わせ場所などを指示するためにやりとりしてたら、が「もしも~し」「お~い」などと叫びだした。
どうやら意識を失ったらしく、先輩が出て、とにかく渋谷が近づいたら連絡を取り合うということになった。
昨夜はたまたま夫が飲んでなかったから迎えに行かれたけど、私は運転できないし、夫が飲んじゃってたらどうするつもりだったんだろう…
夫は前日のでプチ熱中症になっていて、今日は早く寝かせねばと準備していたところだったので、これから運転させるのは心配なので私もついていくことに。
もうすぐ渋谷~というところでが鳴った。
先輩からで、渋谷まではとても行かれそうもないので、高田馬場まで迎えに来てくださいと言う。
ええーーー
慌ててを出たから地図も持ってこなかったし、どう行くのさみたいな感じでちょっとだけ迷走しながら高田馬場駅前到着。
ちょうど日付が変わったところだったけど、びっくりするほど学生で溢れていた。
夫が娘①をおんぶでに運んだが、娘の他にぶっ倒れてる1年生がもう1人いたらしい。
夫が娘①に声をかけたので、留学生ジョージは知らないオジサンによる拉致だと勘違いしたようで、「イマ、ムカエガキマスカラ~」と拉致を阻止すべく一生懸命話しかけてきた。
先輩達が「で迎えに来たんだよ。この人、お父さんだから」などとジョージに説明。
ジョージも「ファーザーデスカ」と納得した様子。
とりあえず先輩達にお礼を言って、ゲロまみれの娘①を収容。
最近は大学の健康診断でアルコールテストもやるらしく、私はお酒が体質的にダメなので、娘もダメかと思ったら、意外や「あなたは、アルコールが変化したアセトアルデヒドの分解能力が高い『白型タイプ』です。」なるお墨付きの判定をもらい、1年生の中でもが1番強いなどと豪語していたが、ついに来るべきときが来たのである。
昨日はサークルで来るべき大学祭での種目決め(ステージで披露するマジックの演目決め)で、希望のカードマジックをゲットして、さらに気分がよくなり、が進んでしまったらしい。
よっぽど嬉しかったらしく、さかんに「種目が決まったの~。」を連呼していた。
に乗ってからも先輩と一緒だと思っていたのか、何か話しかけると「ハイッ!」「ハイッ!~です!」などと意味不明なことを口走っていた。
午前1時過ぎにようやくに到着して、娘①を寝かす。
久しぶりに夫との夜のドライブだったのに、車の中はゲロ臭が充満してるし、眠いしで、ラブラブなムードゼロで、散々な夜は更けていったのでありました…。
娘①もこれからまだ何回かはこんな経験を繰り返して大人になっていくのでしょう。
しかしまだ、未成年なんですけど~


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リング!きっと来る~♪

2005-06-11 10:25:38 | 学校
今日は午後から外出するので、朝のうちに更新。
いよいよ娘①のサークルの発表会当日です!
「ブログに書いて宣伝してもいい?」と聞いたら「これ以上個人情報を流失するな!」とキツイお達しがあり、場所や時間は明かせません。
今日の発表会は2年生のお披露目会がメインなので、娘達1年生は裏方と前座です。
娘は高校時代のNHK杯放送コンクール全国大会出場!の声を買われ(?)、音響と場内アナウンス担当。
前座は「クロースアップ」というお客さんの目の前で行うテーブルマジックを披露。
クロースアップの王道はカードマジックですが、娘はリングという、金属の輪をはめたりはずしたりするマジックをやります。
以前記事にも書いたように、娘は小さい頃からマジック好きでした。
今日本番で使うリングはMYリングで、小学生の時にTDLのお土産やさんのマジックコーナーで買ったものです。
その時一緒に買ったステッキやスポンジボールは、さすがに糸が絡まったので捨てたり、紛失したりでないのですが、リングだけは大切に持っていたらしい。
まさかそれが大学になってから役に立つとは思いませんでした。
とにかく台風がそれてよかったです。
今日はもしかしたらナポレオンズさんも来るかも(万に一つの確率ですが、招待状は出してあるらしい)というので、私もデジカメ持って行ってきます。(生で見るんじゃないんですか
なんとか無事に本番を迎えられそうですが、本当は明日から帰宅が早くなって睡眠時間が確保できるのが正直嬉しいです。
本人は「これが終わったら大学祭に向けて頑張るぞ!」(大学祭では1年の発表がメインらしい)と言っているので、安息の日はまだ遠そうですが…


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お疲れモード

2005-05-26 19:02:30 | 学校


とってもいい季節なのに、このところお疲れモードです
たいした仕事もしてないし、家事をきちんとしてるわけでもないのにパワー不足を感じる今日この頃。
今まで早寝早起きの規則正しい生活を送っていたのに、ちょっと生活が不規則になっているからだと思う。
原因は娘①の遅い帰宅。

私も若い時ちょっと帰りが遅いとすごく言われて、それがイヤでした。
みんなは遅くまで遊んでるのに、自分だけ早く帰らなきゃならないのも悲しかったし、途中で抜けたり家に連絡するのも場をしらけさせてしまって、1人暮らししたいな~なんてよく思ってました。
だから娘①の気持ちはすごくよくわかるんです。
娘①はサークル活動で遅くなってるので、遊んでるわけでもないし、学生時代はそれが青春だし、経験だと思うので…。
ただ、連日日付変更線越えなので、夫はブチ切れまくってます。
うちも方は比較的遅くまで電車やバスがあるので、とりあえず終バスまでには帰ってきますが、バス停まで徒歩3分とはいえ夜中の1人歩きは危ないので、迎えに行かなきゃいけないから、結局帰ってくるまで起きていることに…
大学に入学する時に約束した門限の11時は最初から破られ、先日は私もついにブチ切れて「12時には絶対家にいるように」と約束させました。
通学に1時間半かかる上、夜は急行がなくなって2時間かかるので、10時に終わっても12時です。
サークルの発表会が近く、その時間でも夕飯も食べずに特訓しているということなので、思う存分やらせてあげたい気持ちはあるものの、やっぱり女の子だからね…。
娘②の起床(登校時間)が早いので、4時40分起きで睡眠時間3時間40分
私の健康法はズバリ!たっぷりの睡眠なので、昼間にコマ切れで昼寝したりして、全然エナジーが充電されません
そんなこんなでブログの毎日更新もピンチに
みなさんのところにもあまり伺えないかもしれませんが、お許しを~ 

快食…
快眠…
快便…

今日の夕飯…ロールキャベツ、きんぴらごぼう、小松菜と油揚げのおひたし、納豆、ご飯、たくあん、緑茶
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原点回帰

2005-05-09 15:56:38 | 学校


娘①が大学で、マジックサークルに入りました。
えっ… 
放送の自己推薦で大学合格し、アナウンサーか声優か、将来はとにかく声の仕事がしたいって、あれほど言ってたのに~。
演劇にも興味があったので、大学では演劇系のサークルか、放送研究会またはアナウンス研究会に入ると、あちこち回っていました。
で、結局入ったのはマジックサークル
一流のマジシャンを目指すとか言ってます はぁ~
でもホントは娘①はち~いさな頃からマジックがだ~い好きで、マジシャンになりたいと言っていたのです。
だから原点回帰です。
早速習いたてのカードマジックを毎日のように家族に披露
そばで見ててもわからないものですね。タネは絶対に教えてくれません。
ただ、カードマジックは手が小さい人には不利だそうです。努力だけではかなわない事もあるようで…。
そしたら今度は先輩のやっている鳩を出すマジックをやりたいと言い出した。
えっ…  
それってまさか、鳩を家で飼うということですか
や、やめてーーーーーーーっ
動物やペットは見る分にはかわいくて好きだけど、飼うのはイケマセン
自分の子供だけでもここまで育ったのが奇跡だと思っているのに、動物の飼育など、自己チューで面倒くさがりの私には絶対、無理
ちょうど昨日、ナツメさんが鳩を飼っているという話題をブログに書いていましたが、ナツメさんも鳩はオススメしないって。
娘①よ~、頼むからそれだけはやめてくれ~! 


快食…
快眠…
快便…

今日の夕飯…ぶりの照り焼き、クリームシチュー(鶏肉、ブロッコリー、人参、玉ねぎ、カリフラワー)、野菜サラダ(レタス、きゅうり、水菜、トマト)、ご飯、緑茶

追記:な、なんと今日はフジテレビ系列で深夜2時28分から「スラムダンク10日後…」が放送予定!超楽しみ!!ビデオ録るの、忘れないようにしなくちゃ!認知症になってる場合じゃありません!
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YEAR BOOKのこと

2005-03-19 13:53:47 | 学校
かなりしつこいのですが、またまた娘①の学校自慢。

娘①の高校には卒業アルバムというものがありません。
そのかわり毎年YEAR BOOKというアルバムが作られます。
コレはこの学校独自のシステムと関係があるのですが、年齢の違う生徒が同じ入学年度にいて、前期と後期2回ずつの入学式と卒業式があり、必ずしも学年全員がそろって卒業する制度じゃないからです。

とはいうもののYEAR BOOKのつくりは基本的に他の学校の卒業アルバムと同じで、行事ごとのスナップ、部活の集合写真、日常のひとコマの写真などがあります。
違っているのはクラス別の写真構成がないこと。
個人個人の時間割に合わせての教室移動のため、ホームルームでの活動がほとんどなく、上記のようなシステムだからなのですが、その代わり生徒、教職員(技術員さんや事務の人も含めて)全員の顔写真をあいうえお順に載せています。
それもただ証明写真のように写っているのではなく、それぞれがいろんなポーズをとっていて、小道具を使ったり、次の名前の人(お互い面識がない場合もある)と協力してハートを作ったりで、見るのも楽しい。
毎年新しいものが作られてもちろん全員に配られます。
娘の学校ではクラスメートや部活での友達以外にいろんなシーンで友達や知り合いが増殖するので、このYEAR BOOKは親にとっても子供の友達を知るのに役立ってます。
ちなみにYEAR BOOKは生徒有志の「製作委員会」によって作られています。
毎年個性大爆発のこのアルバムは娘はもちろん、私も楽しみの1つになっています。

ついでながら、県立高校にしては冷暖房完備、温水プール、フィットネスジム、コンサートホールありで10階建てエレベーターつき(←フリースペースから眺めるベイブリッジやランドマークタワーや横浜の夜景は絶景です)の恵まれた設備に惹かれて入学した人も多い(←娘①もそうです)のですが、卒業する時にはみんな「友達や先生に恵まれた」と、人とのかかわりを充実した学校生活を送れた要因にしているところがステキだな~と思うのです。
娘にはこの高校で得たものを次のステップに生かして、さらに人間的にグレードアップしてほしいです。
私も3年間、もう1度自分が高校生になったような気分を味わえてほんとうによかった…と感謝しつつ、ちょっぴり寂しくなる今日この頃です。
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卒業式、無事終了

2005-03-18 16:56:27 | 学校


昨日の記事にコメントしてくださったのにお返事が返せなかった
mkさん、Kiyokoさん、umeちゃん、みかんずちゃん、なぎちゃま、卒業式の様子、こちらでご報告します。

娘①の高校の卒業式は思っていたより普通に、とどこおりなく進められました。
お達しのせいか1発芸はほとんどなく、3~4人の子が「○○高校、大好き~!!」「○○高校、最高!」と叫んだり、客席に向かって深々とお辞儀をする程度でした。
ただ、卒業証書をもらった後順次席へ戻るのが普通ですが、うちの学校の場合1クラスの人数が少ないからか(1クラス20名程度で9クラス)、クラス全員が卒業証書を受け取るまで壇上に残って整列し、「○○先生、ありがとう!!」などと担任の先生にお礼の言葉を言ったりしてました。
これは毎年恒例のようです。

衣装はさすがにそれぞれで、意外と着物の子が多く、振袖や袴の子が女の子の半数近くいた気がします。着物も大正ロマン風あり、成人式風あり、舞妓さん風あり。
あとはパーティードレスの子とオシャレワンピース(←うちはコレ…結構地味な方でした)で、スーツの子は少数派でした。
パーティードレスはそれこそ結婚式の披露宴か大学の謝恩会くらい華やかな子が多く、ティアラつけてたり、アクセサリーもキラキラだし、ウエディングドレスやロングのカクテルドレス、チャイナドレスの子もいて、高校というより銀座の夜…みたいでしたよ

ちなみに私はシャネル風(シャネルではない)のピンクのスーツでしたが、子供が子供なら親も親(!?)の学校なので、式服ー!という感じの人があまりいなくて、授業参観に着てくる服…中にはジーパン姿の親御さんもいらっしゃいました。
Kiyokoさんは来年小学校の卒業式ということですが、小学校の方が式服的なスーツの人が多いんじゃないでしょうか?
うちの学校、変わってるからあまり参考にならないかもしれませんね。
umeちゃん、今日の靴はなんとかもちましたヨ

卒業生、在校生の言葉も紋切り型ではなく、自分の言葉で熱い思いを語っていて感動できました。
3年間、クラス毎に活動する機会があまりなかったのに、ほんとうに仲のいいクラスで、先生にも友達にも恵まれて充実した高校生活に一区切りがつけられたので大満足です。
そんなこんなで今日は親バカな自慢話でスミマセン
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総合的な学習私論(また長いです)

2005-03-14 14:35:05 | 学校
総合的な学習という時間割りが取り入れられて数年が経った。
それぞれどんな取り組みをして、どんな成果が出ているのだろうか。

うちは娘②が中学の時に「総合的な学習」が始まって、学年で古代米作りなどをやっていた。
それはそれで得るものがあったと思うのだが、総合的な学習ほど抽象的で難しい授業はないのではないだろうか。
学年ごと、クラスごとで取り組むもの、個人個人でやらせるもの、学校によっても違うだろうし、ほんとうに個々の個性を伸ばす目的で真面目に取り組んだら、準備やサポートやらで先生方の負担は計り知れない。
それほど総合的な学習は奥が深いし、ちゃんとやろうと思ったらこの授業には「総合学習」専門の先生が必要だと思う。

それと義務教育の間は総合的学習はあまり必要ないんじゃないかとも思っている。
個性を認めて伸ばす手助けはおおいに賛成だけど、基礎なくしての応用はありえないでしょ。
ある程度大きくならないとほんとうに自分の興味のあるものがわからないし、ましてそれを突き詰めて研究したりまとめたりするのは小学生くらいでは無理なのでは…。
もちろん小学生でもそういうことができる子もたくさんいるだろうけど、何か1つのことを決めるより、この時期はより多くの可能性を広げる機会を与える方が先だと思う。

娘①の高校では総合的な学習の時間が文科省のカリキュラムに制定される前から「テーマ学習」「テーマ研究」という授業としてあった。
時間割を自由に組める学校だけど、この授業は必修だ。
1年次でテーマを模索し、2年次でそれを深め、3年次で完成させる3年計画の授業だ。
もちろん途中でテーマの変更も認められる。
それぞれの分野に担当の先生がついて協力・サポートしてくださる。
テーマの内容は自由で、ある生徒は「日本建築と西洋建築の違い」でレポートと建築模型を完成させた。
ある人は「武士について」研究。
「スポーツのためのアミノ酸」というテーマに取り組む子、「企業の社会的責任」についてとか、「アメリカ文化」とか「ブラックホール」とか多種多様だ。
ウエディングドレスを実際に制作した子は、メイクアップの研究をした子と舞台美術や照明を研究している子とコラボして、ファッションショー形式で発表する。
絵本を自分で作ったり、アニメーションを上映したり、クラシックを作曲して演奏する子やパントマイムや演劇を披露するのもアリなのだ。
ボランティアに行ったり、プロ顔負けのケーキを作る子もいたっけ。

大人が押し付けるよりも、そんな風にほんとうに自分の興味のあることを研究するのは楽しいし、理解もより深まるのではないか。
これからも総合学習を続けるなら、文科省にはそのへんのことを是非考えていただきたい。
特に義務教育課程での総合学習専門の教師or講師は不可欠だと思うし(子供の数が減って先生が余ってるんだからさー)、予算がないというなら軍事費を削れ!と言いたい!!
軍隊がなくても教育や文化で世界中から尊敬される国になってほしいのよ、私は。
って、この話はまた長くなって、テーマがそれるのでまた次回に。
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ゆとり教育私論①(結構長文です)

2005-01-28 10:40:49 | 学校
私はゆとり教育に基本的に賛成だ。といっても今まで文科省が推奨してきた「ゆとり教育」のことではない。
4年生位までに勉強することを6年かけてやるとか、円周率を3にして簡単にするとか、総合的学習の時間を設けるとか、そういうことはゆとり教育とは呼ばないんじゃないだろうか。
私が言いたいのは「つめこみ教育」じゃないゆとり教育。

義務教育期間に基礎学力はきちんと学ばせて欲しい。
受験がどんどん複雑化してるけど、基礎もできなくて応用も何もないでしょ。
文科省が「ゆとり教育」を叫んでも、公立だけでやるのは無理がある。
受験制度そのものが根本から変わって、公立も私立も足並みが揃わない限り「ゆとり教育」の実現はありえないと思う。
私立と公立の格差が開いて、結局公立の生徒も私立に負けまいと塾通いに明け暮れ、日々のゆとりはなくなり、人とどう関わるかよりどう蹴落とすかに終始するか、全く差を開けられたまま置いてけぼりをくらうかのどちらかになってしまっているのではないだろうか。

これまでの「ゆとり教育」の失敗を受けて、今後文科省は方針転換するらしいが、「詰め込み教育」に逆戻りしてどうするよ
勉強は詰め込んでも身につかないでしょ!

どんな状況になっても生きていかれる力をつけるための知識を身につけることが勉強なんじゃないかな。そのために基礎学力という土台が必要なわけで、1つの問題に1つの答えじゃなくて、いろんな考え方や解決方法を見出せる人間を作ることが大切だと思う。

それから、公立学校で土曜が休みになった時かなり反対意見も出たけど、私は賛成だった。
自分が子供だったら学校が休みになるのはうれしい!という気持ちもあったけど、休みの日はどんどん遊べばいいじゃん!というのが私の考えです。
もちろん毎日の学習習慣というのはスッゴク大切なことだけど、少なくとも小学生の間は放課後や土日や夏休みに友達とたくさん遊んだらいいと思う。
今は小さい時から人と関わる機会が極端に少ないから、社会に出る段になって苦労してる人が多いように思える。人とうまくやっていかれなくて悩んだり、逆に人の気持ちを思いやれない自己チューな人間になったり、ね。
正直私も小さい時は人付き合いが苦手だったから(今でも結構苦労してます)「友達と遊ぶ」ことが1番とは思っていないけど、自分の趣味や好きなことをして過ごしたり、家の手伝いをしたりもいいでしょう。
それが文科省の土曜休業の目的がなんか「親と過ごす時間を多くするため」という大義名分をつけちゃったから余計変になっちゃった。
土日が休みの親ばかりじゃないし(土日に出かける人が多くなればサービス業の親はますます休めません)、レジャーや旅行に行くにもお金がかかるし、教育費は家計に大きな負担となって、その費用を捻出するために時給の高い土日にお母さんはパートへ…ということで、学校が休みの日に親と過ごせる子供は減ってしまう。
子沢山で家事も便利じゃなかった時代も親と接する時間はそんなに多くなかったと思うが、早くから自立して生きていく力をつけている人が多かったよね。

都知事の石原さんが、名門日比谷高校の進学率が落ちたから独自の入試問題を導入して、教師の能力を有名大学に何人進学させられたかということではかるという。
それじゃ塾でしょ!おかしいよ、アンタ
 
人間の価値ってそんなことじゃないでしょ。
どれだけ人に必要とされ、喜ばれる存在になれるか(それがたとえたった1人の人にでも)で、すぐに結果で表せるものじゃないんだから。

前の「ごくせん」のラストで仲間由紀恵がいいこと言ってた。
「学校ってのは遊びに来るところじゃないんだよ。勉強するところなんだよ。テストでいい点取るために勉強するんじゃないんだよ。苦しいことやイヤなことから逃げないために勉強するんだよ。人ってのは1人じゃ生きていけない。だから仲間と一緒に生きていくことを勉強するんだよ。学校ってのはそういうことを勉強するためにあるんだよ。」
あ~、文科省の役人にも聞かせてやりたい。

「ゆとり教育」にはいろいろなご意見もあると思いますが、これは私の理想ととするところです。
①なのは、多分書き足りないところが出てきそうなので第2弾、第3弾もありそう…ということで。
ご静読(ってこんな言葉ないか)ありがとうございました。
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Shall we dance?

2004-12-08 17:00:19 | 学校
卓球の愛ちゃん、野球の辻本君、フィギュアスケートのミキティや浅田真央ちゃんなど、最近は若いスポーツ選手の活躍が何かと話題になっていますね。
娘①の高校の同級生はソーシャルダンスアジア選手権大会のチャンピオンです。
毎年世界大会にも出場していて、現在も世界大会のためにエストニアに行っています。(エストニアってどこ?)
アジアチャンピオンということはもちろんジュニアでは日本一!
なのに全然話題にならないのは何故だろう…。
やっぱり社交ダンスってまだ日当たり悪いのかな?
それとも社交ダンスはスポーツじゃないっていうことなんだろうか。
世界一めざして頑張れ~!!
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取材が来た…らしい。

2004-11-24 18:16:45 | 学校
娘①が通う高校の文化祭がre-styleという団体の取材を受けて、
HPにその模様がUPされているということなので、何気に宣伝です。
http://www.re-style.jp/
(1行目のre-styleの文字をクリックね)

あっ、それからジュニー1月号にも娘①の高校の文化祭の記事が載っていました。
トッポちゃんが遊びに来たんだって。
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台風23号

2004-10-20 09:07:25 | 学校
台風で大荒れな沖縄に、娘②の高校の2年生たちが修学旅行に行ってます。ちょっと悲惨…?な感じだけど、かえっていい思い出かも。
続く台風24号がやってくるだろう来週に、娘②は鎌倉へ遠足。
だけど品川駅集合ってなんなんですか~っ!うちは直接鎌倉へ行ったほうが近いんです!高校生なんだから現地集合にしてくれ~。
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翔鴎祭。(学校自慢……年々友達が増殖する高校)

2004-10-11 15:18:50 | 学校


今日は娘①の高校の文化祭。今年は卒業年次だから文化祭もこれが最後だ。
天気がすっきりしない割にはお客さんの出は上々だったように見えた。
生徒数が少ないのに、毎年結構な盛り上がりがあるような気がする。

娘①の高校はほんとにステキな学校だと思う。
一応HRはあるけど、自分で時間割を作成し、授業ごとに生徒が移動するシステムだから、当然、学年の違う生徒が同じ授業を受けたりすることもある。(っていうか、それが普通)
授業は午前9時始まりで、1限が90分の1日4限。でも授業の取りかたによっては午後から登校とか、午前で下校とか、丸一日休みとか、空き時間ができたりする。学校への出入りは自由なので空き時間に外のファミレスでランチしたり、横浜にショッピングに行っちゃったりする子もいたり。

生徒数は600人位しかいないのに先生は100人以上いらっしゃって、必修以外に考古学、天文、スポーツ心理学、声楽、演劇、看護なんて授業のほか、バイオテクノロジーや住宅建築なんてのもある。
体育はフィットネスが必修だけど、ゴルフや居合道、弓道、スキー、スケートまであって、すべて自分で選べるのだ。しかもこれらはほんの一部です。

いわゆる修学旅行にあたる研修旅行は、山形、長野、屋久島、沖縄、吉野・飛鳥、韓国から選択できるけど、観光など遊びの要素はほとんどなく、山形や長野はファームステイで農業体験だし、韓国もホームステイしてあちらの学校に通い、他のところもホテルや旅館ではなく研修センターみたいなところに宿泊する。学年全員で一斉に行くわけじゃないから夏休みや冬休み、春休みに行われる。事前学習と報告発表会、レポート提出で結構厳しいけど、なぜかみんな充実して帰ってくる。

学年で一斉にどこかに行く遠足みたいなものはないけど、年に数回、100以上あるコースから全員が好きなコースを選択する個別選択LHRが遠足に当たるかな。コースはキャンプや美術館めぐり、温泉めぐり、ボーリングから校内で模試を受けたり、ケーキ作りをしたり、フラメンコやマッサージを習ったりするコースもあってどれもユニーク。

校則なし、制服なし(もちろん上履きも)、携帯所持OK、行事やクラブ活動も生徒の自主運営による、ほんとに自由な学校だ。だけど自由と背中合わせで責任もあるということをみんな自覚している。生徒達は自己責任を自覚した自由な活動を展開している。だから校則も制服もなくても、いわゆるワイドショーで取り上げられるようなすんごい高校生はいない。派手な子にはその子なりのポリシーがあってやっていたリする。

しかも頑張っているのは生徒だけじゃない。先生方の多くは公務員とは思えないほど休みの日でも学校に来てるし、すごく熱心だしユニークで乗りのいい人が多い。そしてフレンドリー。
この学校には職員室がない。各フロアに教科別の講師控え室があって、そこに先生方はいらっしゃる。その部屋は生徒の出入りが自由だから、一日中入り浸っている生徒やお弁当を食べる生徒もいる。先生をおおいに活用(失礼!)し、予備校に通わずに国公立大学に合格した生徒もかなりいる。ここでは先生と生徒の距離がほんとうに近い。

それにPTAも頑張っている。(PTAとは呼ばず、パートナーと呼ぶ)普通、PTA活動は敬遠されがちだ。しかも高校のPTAともなればよっぽどのことがないと参加しないものだ。
しかし、この学校は保護者の参加が半端じゃない。しかもお父さん!こんなに父親の参加があるPTAってほかにあるのかな?それに、しかたなく活動に参加しているって感じは全くない。楽しくて積極的に参加している。この年になって新しい交流が広がり、第二の高校生活を子供達と一緒に送れるPTAなのだ。

一般的に、学生時代の友達は同じクラスか部活の友達だ。けど、ここでは毎年友達が増殖する。これが大きな特徴だ。学校内には、他校を中途退学して来た人と外国人籍の人と海外帰国生がたくさんいる。授業では学年の違う生徒が一緒に授業を受ける。1限ごとにクラスメートが変わる。行事がたくさんある。だからどんどん友達が増える。しかも年も国籍もタイプも違う人とも友達になれるのだ。こんなステキな学校ってあるかしら。親も子もこの学校で友達が増える。

扇風機もない神奈川の公立高校の中で、冷暖房完備、一年中いつでも(授業以外でも)使える温水プールやフィットネスジムがあり、駅からも近い。生徒も先生も魅力的。ほんとうに理想の高校だ。私が中学生だったら絶対こんな学校に入りたい。
娘①ももうすぐ卒業。ちょっと残念。カナソーよ、永遠なれ!
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