今日も快食、快眠、快便!

「快食、快眠、快便」を座右の銘として実行すべく、その達成度と日々の記録やあれこれ。

電話に出んわ

2006-03-02 09:35:14 | 気がついたこと

昨日フジテレビの朝の情報番組「得ダネ!」の1コーナーで、留守番の子供がかかってきた電話にどう出るか、訪問者にどう対応するかという実験と、そういう時はどう対応したらいいのかを授業で教えているという取り組みをしている学校をと紹介していた。
そこで被験者の子供が電話に出て「○○ですが」と名乗ったら、見ていた大人が「あ~、自分から名乗っちゃった~」と残念そうにしていた。
で、そのVTRを見ていた司会の小倉さんが「普通は自分が名乗ってから相手の名前を聞くもんじゃないの?」というようなことを発言していた。
うん、たしかに自分が子供の頃や若い頃はそうだった。会社では今でもそうでしょう。
今は安全のためなのか、時代が変わったのか、先に名乗っちゃいけないという教育なんだね。
そうなると社会に出た時、ちょっと混乱するんじゃないかなぁ。

我が家の場合、本名、ペンネーム、母の姓と3つ表札が出ている。
子供たちがまだ小さくてちょうど電話に出たがる時期に私は仕事が忙しくて、かかってくる電話の9割以上が仕事相手だったので、子供には電話に出さないようにしていた。
名前の混乱を避けるために名乗るのをやめて「ハイ」と言って電話に出るようになった。
そのせいで大きくなった今でも子供たちは電話が大の苦手
留守番の時は電話に出なくていいように留守電にしてるし、上の子なんか大学生にもなってしゃべることをメモに書いてから電話をかけている
これは私もかなり反省…というか後悔している
もっとも最近は個人で携帯を持つ時代だから、家の電話を取り次いだり、出たりする必要も極端に少なくなって電話のマナーはますます危機的状況になると思う

話はそれるが、前述の児童の家庭での留守番ルールを学校で教えているという話、ゆとり教育賛成派の私としては「不審者への対応」や「着衣泳」など安全教育に関することはどんどんやってほしいと思う。
ただ、留守番する時にどう電話に出るかとか訪問者があってもむやみにドアを開けないなんてことは家庭で教えるべきことであって、学校がやるのはどうかな?と思うのです。
まして親が学校に望むことじゃないでしょう。
しかもゆとり教育のせいで学力が低下したとかで、勉強、勉強という親がただでさえ少ない授業時間のカリキュラムの中に家庭でのしつけまで望んだら、そりゃあ先生は大変だ。
というか、まともな教育はできないんじゃないかな?

…とまぁ、それはさておき、最近は家庭も安全な場所じゃなくなってきているのが一番気になるところです。
子供を守るために四六時中親が監視したりついて回ったりしたら、子供の自立がどんどん遠のく気がして複雑な胸中の今日この頃です。
  

コメント (13)
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