ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

きょうそうじどうしゃ

2023-03-11 | Motorsport

関東から西はどこも暖かくて今日もポカポカとすっかり春の陽気。
そろそろ桜も咲き始めました。
マスクをつけるのも自由だしコロナ前に少しづつ戻っていますが、まだ人混みにマスク無しで出て行くのはいささか不安です。

さて久々のモータースポーツネタを。
F1も開幕しバーレーンはMaxフェルスタッペンが優勝。
しかしこの20年すっかり浦島太郎状態なので改めてスケジュールを見て、中東でこんなに開かれているのを知らなかった。

全23戦中サウジアラビア、アブ・ダビ、カタール、バーレーン。
このうちサウジ以外の3戦って皆んな400Km圏内のすぐお隣さんで開かれている。
日本で言ったら茂木と筑波と富士と鈴鹿でやってるようなもんじゃん?(笑)

それでもお客さんが入って成り立っているんだから中東サマサマではあります。
建築家の造ったどれも似たようなレイアウトのサーキットですが、今に始まった事でも無し。

早い話が〝金、金、金〟ということは誰でも判るので、豊富な資金力のこれらで開催してガッツリ稼いでその金で回していかないと、F1自体も機能していかないので当たり前っちゃー当たり前。
その一方で昔からのヨーロッパでの開催がどんどん消えていき、フランスもドイツもいまや無し。

代替燃料や人権問題もからんでこの先どうなっていくのか判りませんが、ジジイがノスタルジーに浸るようなF1はとっくの昔に消え去ったと思うと、まあそれも仕方ないんだろうなと言う気がします。

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と言いながら大昔のレースネタをひとつ。

先日、神田神保町の古本屋で見つけて思わず買ってしまった絵本です。
トッパンのこども絵本〝きょうそうじどうしゃ〟!(笑)
全部ひらがなのタイトルの通り幼児向けのレース絵本です。
とはいえ内容はなかなかマニアック?





表紙はなんと赤い!ニッサンR381。それもフロントにスポイラーが付いてます。
20番は日本GPと同じだけど、スポイラーがあるのは〝栄光への5000キロ〟に出て来たR381-2くらいしかあまりに古いので覚えていません。
まあノーズカウルにラジエーター用の穴も開いていないし、コースは左回りで適当に描いたんだと思います。
トヨタ7やタキの906も後ろにいるので69年〜頃の本でしょうか………..。
中からいくつか抜粋してご紹介。
ページをめくるといきなり67年日本GPのそのまんまの画面です。
懐かしのコントロールタワーやパドック裏もちゃんと描いてある。





お次は、出ました!ポルシェ・カレラ6です、なぜかルマン仕様です(笑)
おそらくS字から100Rのあたりでしょうか。
実際は富士山は見えませんが。





んでもってチェッカーを受けたのはR380!
なぜかルマンのグランドスタンド前ですが背中にはJAF(笑)





プロトタイプだけではなくF1もあります。
BRMみたいな色のホンダRA271。





ニッサン・サニー1000も。サファリラリーかどこかの雰囲気ですね。





CGや写真はリアルで正確だけど、見る者に想像する余地を与えないので正直つまらない。
上手い絵ではないかもしれませんが昔の絵本は子供でなくても見ていて楽しいですね。