金曜日の朝。
I 夫人は前日に出発して、もういない。
N夫妻も帰国する日で慌ただしい。
私たちはホテルの部屋をキープしたまま、
午後からカッパドキア1泊旅行を予定している。
午前は部屋で準備して、ゆっくり過ごす。
仲間の一人T氏も一緒に行くことになっていて、
こりゃまた楽しそう。ウキウキ♪
午後の便でカッパドキアから1時間ぐらいのカイセリへ飛ぶ。
迎えの乗合シャトルバスに乗り、
カッパドキアのギョレメへ向かう。
だんだん岩が多くなってきた。
実は、これだけ旅行記を書いておいて、
いかにも楽しそう、
かな~り下調べして出かけてるっぽいけれど、
今回のワタクシ、いつもよりテンションが低く、
成田へ発つ日まで「行きたくな~い」と言っていた。
それで本は買ったけど、いつもよりリサーチが悪くて、
カッパドキアも「世界遺産、岩いっぱい」ぐらいの知識しか無かった。
これが、後で痛い目にあう原因になっている。。。。
ホテルだけはよく調べて決めていた。
洞窟ホテル:カッパドキア・ケーヴ・スイーツ
よく分からないかもしれないけれど、
岩を繰り抜いて部屋を作り、表に入口の建物を足している。
ダブルベッド!
T氏と一緒にフロントで「これからギョレメ野外博物館を見に行く」と告げる。
驚いたフロント。
「博物館は6時までたよ!」
えええーーーーーー!!!
なんですとー?
旅行書には7時までと書いてあるのに!!
その時、既に5時半を過ぎている。
歩いて15分くらいかなぁ~、とフロント。
とにかくダメ元で猛然と歩く!
ホテルは高台にあるので、先ずは町まで下り、
お店のある辺りを抜け・・・・、
あああー!
先発の I 夫妻です!
キャーー、またお会いできたー♪
と喜んで社交。
いやいや、こんな所で懐かしんで話してる場合じゃない。
早々に失礼して更に歩く。
いやぁ、恐ろしいトラップでしたね。。。
危ない危ない。
などと話しながら、
真っ直ぐの道を上る。
カーブを曲がったら、博物館が見える・・・、
見えな~い。
坂を更に上る。
博物館こちらの表示の二股。
訝しがりながら、そちらに行くとおみやげ屋が並ぶ。
でも、店じまいが近いのか、やる気なさそう。
かなり怪しい。
らくだもいる。
「乗りませんか~?」やる気なさそうに子供が誘う。
あああ、これもトラップだった!
突き当り左の階段を昇ると、
さっきの道に戻る。
博物館らしき場所は、まだ先。
時間は5時55分!
間に合うのか!?
ここで、私は息が上がって脱落しそう。
先に行ってくれぇ!
チケット買っといてぇーー!
と、T氏とダンナを先にやる。
先行2人は6時ギリギリにチケット売り場に到着。
切符売り場は、もう仕舞う用意をしていたようだけど、
切符を売ってくれ、
追いついた私も博物館の自動ゲートも通過できた!
入れました!
どうも入場は6時まで。見学は7時までだったよう。
いや、難易しても間に合って良かった。
ぜぇぜぇ。
夏時間なので、まだ明るい。
野外博物館の一番の見所は、
穴に掘られた昔のキリスト教徒の「暗闇の教会」で、
一番奥の穴。
これまた昇る。
だから、息が上がるんだってヴぁ!
ぜぇぜぇ。
別料金で中を見学すると、キリストの壁画が残っている。
おぉ!よく保存されている。
青を基調に、キリストの生涯が描かれている。
すごいなぁ。
これだけ暗かったし、入りにくい場所だから見つからずに残ったのかなぁ。
と知識不足。
他にも小さな教会や居住用の穴がいっぱい。
何だか実が生っていた。
食べられるよ!
と、トルコ人が自分も食べてみせて教えてくれた。
食べてみるとりんごのような味。
トルコりんごか。。。
それともこれもトラップ?
暮れていく。。。
もっと素朴な壁画の穴も。
右は埋葬された人。
どこまでも広がる岩。
そろそろ飽きてきた。
一度博物館の出口を出て、
さっき来た坂道に、もう一つ教会がある。
そちらも同一チケットで入れる。
そちらはまた見事な教会で、
これまた青の壁画が美しい。(トカル・キリセ)
全部見れて満足。
とっぷり暮れて、帰り道は足元暗い。
さて、夕食か。。。
つづく
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こんなに素敵な旅行なのに、下調べをあまりしてないなんて!!じゃ、下調べをしっかりした旅行って、もっとすごいって事でしょう??
私はヌケてるんで、帰国後に「ああ、あそこも行けばよかった。なんだ、あの近くにあれがあったじゃん。」と後悔しきりなんです。
ギョレメ野外博物館は体力勝負なんですね。ココ、伯爵達も閉館時間だったような?笑。
間に合って良かったです。
でも、帰りは真っ暗??
ダブルベッド!!笑。ダブルベッドは苦手なんですが、カプメイさんも??いつもエキストラベッドを入れてもらうように頼みます。ベッドは人数分あるのが嬉しいですよね~。
カッパドキアケーブスィーツは、先日、調べていいなぁと思っていたホテルでした。(ベッドが2台の部屋があるかどうか、探していた所)
広くっていい部屋ですね。朝ごはんはどうでしたか?
下調べをしまくると、超マニアックに走ります。
今回は下調べをしなかったお陰で、王道コースなんです。
伯爵も閉館時間でしたっけ。
あぁ、また読み直さねば。大人買いしちゃおうかな。
ダブルベッド、ああああ、次の回で書きます。
呪われてますよ~。
それでもこんなに楽しい旅になるのですね。
出発前にいろいろあって、気持ちが旅行に向いていませんでした。
それと、トルコと言う国を少し誤解していました。
行ってしまえば気持ちも考えも切り替えられるのですが。。。
今はまた行きたい国です。
笑
個々の教会の壁画とかは素晴らしいんだけど、
どこまで行っても穴の開いた岩岩岩・・・。
ボーッと見てればそれでいいのよね。
先発隊の仲間も同じ事言ってましたよ~。
すんげえやる気満々に見えるのに
やる気になったらどないなモチベーションになるんかいな
体力いるのに良く頑張った
でもダブルベッドはやっぱり~~
いろいろあってねぇ。(会った時に話すよ。)
行っちまえば、最大限に楽しむ!それは宿命でしょう。
やる気になってる時は、ホレ、台北だよ。
あれはほぼ完璧だった。