と言うわけで、東博。
もう企画展は行きたくないです。
2012年のボストン美術館の時は、門の外で開館を待ったけど、
今回は中に入って平成館の前で行列。
9時半開館なのに、私が行ったのは8時45分ですぜ。
朝から強い日差し。
さすがの東博、日傘を貸出し、給水所も設置。
あたしゃ帽子をかぶって行ったので、お水だけ貰って並ぶ!!
なんでこんなに人が来る?(自分もだけど。。。)
聞き耳頭巾によると、「チケットを貰っちゃってさ。」
はは~ん、主催のA新聞社がばら撒いたな。
(私にはくれないくせに!)
あれあれ、腰が90度に曲がっちゃったおばあちゃんも来てるよ。
皆元気だなぁ。倒れないでくれよ~~。
で、東博は、開館時間を15分早めた。
そう来なくっちゃ!
入館前説明を聞いていると・・・
今回の鳥獣戯画展、平成館に入る前も行列で待つけど、
甲乙丙丁の4巻ある中で、一番有名で人気の甲巻を見るのに、さらに並ぶ!!
で、どれだけ並ぶかと言うと、私の場合は50分待ちと表示があった。
つまり、8時45分から並んで開館を待ち、
9時20分ごろ入館して、
甲巻を見れたのは10時10分ごろ。
計85分!
これはマシな方なんだと思う。
聞き耳頭巾によると、先頭の人は朝5時から並んでたんだって。
だから甲巻を最初に見たとして、9時15分ごろだろうから、
255分!!!!!
バッカじゃないの?(なんかのドラマの真似)
それでも皇室みたいにゆっくりは観れないのよ。
「はいはい、後の人も続いておられるので、どんどん流れてくださーい!」
って係員がうっるせ~~~~~!(笑)
で、夕方閉館前がお薦めって話もあるにはある。
確かに入館前の行列は無くなってるけど、
甲巻待ちの行列は240分なんだってさ。
思うに、あれはマスコミが煽るから興味の無さそ~な人まで来ちゃうのよ。
だってさ、若い兄ちゃんたちなんかが係員に聞いてたんだけど、
「なんで、ここだけ行列で待つんすかぁ~?」
バッカじゃないの?それも分からんのに来とるのか!!
ほんとは、高山寺でしみじみ観るのがいいよね。
もうさ、腰は痛くなるし、足に豆は出来るしで、
絵巻以外は観る気無くしちゃったよ。
曼荼羅なんか、どーでもいいや!
あ、あれは観た。
国宝・華厳宋祖師絵伝
ちょっと端折っちゃったけど、面白かった。
人間、どの時代にも妬みとかあるのね~~ってとこが。
で、甲巻なんだけど、すごい苦労をして見たわりに、感動薄い。
絵本の頃から見すぎちゃってて、あぁ、この絵だよねって感じ。
もっと筆遣いを見たかったんだけど、流れ観じゃあね。
で、それよりも、良かったのは、巻物から切り取られて掛け軸になってる部分。(断簡)
切り取った人も、ここはいい!って思ったんだろうね。
それだけで完成している絵なんだな。
そこは立ち止まってもOKだったので、じっくり観られた。
それと丁巻の坊さん。
丁巻は筆遣いがラフだし、動物の擬人化も無しなんで、ちょっと舐めてたんだけど、
これがまた別の味があって良かった。
で、すっかりくたびれたワタクシ、なんぞ鳥獣戯画グッズでも買おうかいなとショップを見てみるも、
当然のごとくレジに行列。
こんなことやってられっか!!
と平成館を後にし、東博入り口横に出来たミュージアムショップに入り、
足に豆が出来て痛いので、
埴輪靴下
外反母趾ひでぇ!
山愚痴晃グッズ
いや、真面目な東博紹介特集の茶道関連雑誌
さ、常設展なんか見ないで、昼だ!
行くぞ!あそこへ!!
つづく