ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

あなたが信じた通りになる

2017年12月27日 | 信仰
最近のテニスで、ハッと気づかさせられることがあった。
それは、試合形式で勝ち負けを争うとあるゲームでの、そのコートチェンジの際のことだった。相手チームの一人がパートナーに向かって「今日は調子が悪い、ダメだと思うと本当にダメになっちゃうよ」とアドバイスしていたのだった。(下は本文とは関係ありません)

「その通り❗」と私は思った。人は自分のイメージや暗示を持つと、それを成就し実現する方向しようとする。その日、自分は調子が悪い、今日はダメだ、と思ったその途端に、その日はそれを実現する日になる。力んだり、現実離れした高望みをしてもダメだが、自分自身を信じるというか、肯定的、積極的な自分を描いて行けば、状況が本当に好転して行くことを、私は何度経験したことだろうか。

25 日のNHK午後10時からドキュメンタリーでプロフェッショナル 仕事の流儀「プロ野球スカウト・苑田聖聡彦」があって、その中でさすがと、思うことを言っていた。「ビッチャーは打たれた時、うつ向かない選手を」、「バッターは追い込まれ、三振しても、しっかりバットが振れている選手を」と。(番組で選手を見つめる苑田スカウト)

なるほど、プロで大成する、向かって行く心だけは、容易に教えて育てることができないのだ。

こうして見ると人生の成功の秘訣は、もちろん自惚れではダメだが、どんな逆境においても、自分を信じ、諦めないで希望を持ち続けることにあるかがわかる。戦う相手は外にではなく、実に己自身なのである。

この点から見て行くと、クリスチャンほど成功している人種はないのではないだろうか?
先ずクリスチャンは自分への希望など持っていない。希望は己にではなく、十字架のイエス・キリストに持っている。だから自分に絶望することはもう終わってるのであり得ない。希望のかたまりである。
クリスチャンにとって、この世は漂泊の旅の世界であり寄留者である。ただ神の御心だけを行なって、永遠の天での宝を求めてる。だから逆境こそ栄光の証の舞台なのだ。

✝️今の時の苦難は、やがて私たちに啓示される栄光に比べれば、取るに足りないと私は考えます。(ローマ8:18)


ケパ



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