Happyday of LUCKY

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バリアングルは使えない

2014年06月06日 | Camera
きょうはS中学校の体育大会だが、朝から雲行きがあやしい。
学校に電話すると、開会を10時に遅らせて天気のようすを見るとか。
パラパラと小雨ふるなか、9時半に学校へいく。

きょうはバリアングル式の液晶モニタの付いているニコンD5300で撮って、じっさいに使えるかどうかを試してみる。
オートフォーカスは「C」モード、測距点は「3Dトラッキング」にする。
3Dトラッキングというのは、ピントを一度ロックするとその被写体がフレーム内で動いても、ずっと追いつづけるオートフォーカス機能だ。
たしかD300あたりからこの機能が搭載されたと思うが、31点の測距点から外れないかぎり、まずピントを外すことはない。
運動会などでは本当に役に立つ便利な機能だ。

さて、3年生の競技「棒引き」がはじまった。
左右から中央に置いてある棒をめがけて生徒さんたちが猛然と走ってくる。
カメラをライブビューに切り替え、バリアングルモニタを開いて両手をのばし、上から俯瞰するようにアングルを決める。
よしっ、と思ってシャッターボタンを押すが、あろうことかピントが合わない。
二、三回押しなおした後、ようやくピントが合い、シャッターが落ちた。だが、そのときには狙っていた絵はなくなっていた。
つづけてシャッターを押そうとモニタを見たら、ライブビューがまっ暗でなにも見えない。
画像が見えるまでのタイムラグは約2秒。この間に目のまえの棒は左側のチームに持ち去られていた。
上を向いてモニタを見てると、目のまえのようすさえ見逃してしまう。ダメだ、こりゃ。

ブツ撮りのような動かない被写体なら有効かもしれないが、体育大会ではバリアングルはまったく使いものにならないことがわかった。
棒引きの第二試合はいつものようにノーファインダーで撮る。
この撮り方のほうが狙った瞬間にシャッターが落ちるし、つぎの瞬間もすぐに狙える。

午後から天気は回復し、ほぼ予定どおりに大会は終了する。

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