Happyday of LUCKY

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M8は京都がよく似合う

2010年07月29日 | Camera


京都市立美術館で開催中のJPS展を見に行く。
残念ながら新しいイメージとは出会わなかった。
とくに会員の写真はつまらない。
この人たちは長いこと同じテーマを撮っているので、そつなく巧くまとまっているが、なんだか輝きがない。
見る者の心を動かす写真を撮るのがいかに難しいかを痛感する。

JPS展を見おわって雨の中を清水寺へ向かう。
産寧坂を上がるのは何年ぶりか。
それにしても外国人観光客の多いこと。
修学旅行生がいないので、なぜかほっとする。
日本の中高生たちは集団になるとモラルがおそろしく低下するので近寄りたくない。
それを許している大人が悪いのだけど。



M8の使い心地はいい。
ファームアップのおかげでシャッターの分離チャージが可能になり、小さな「コツッ」というシャッター音だけしか聞こえない。
もっともM3の音を知っている者には、このシャッター音はあまりいい音とはいえないが。
それよりもこのカメラの持つテンポが気に入っている。
おもしろい被写体を見つけたら素早くピントを合わせて、あれこれ迷わずにパッパッと撮る。
すべてRAW撮りなので、露出は絞り優先のAEを使い、多少のオーバー・アンダーは気にしない。
そしてボディサイズがコンパクトなおかげで、人にレンズを向けても意外に警戒されない。
「ああ、写真好きのカメラオヤジか」くらいにしか見えないのがよい。
ふつうの人にはあの赤い紋所なんて目に入らないのである。



はじめて音羽の滝の水を飲む。
長寿、恋愛、学業にご利益があるそうだが、よくばって3つとも飲むと効かないそうだ。
わたしは当然「学業」の成就を願う。
この場合の学業とは「作品づくり」と拡大解釈してもらえるか。

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