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・・・⛄ 冬がやってきました ⛄・・・

金峰山ⅱ

2022年08月23日 | 日本百名山

8月21日金峰山(日本百名山)へ(前回は2008年9月6日ツアー)

今回も大弛峠からのピストン、日帰り可能なコースだ。

ここ甲斐の国は信玄爺さんが正座して迎えてくれます。

テッポウユリ(花粉が何かに見えませんか?)

9:00 乗合バス(要予約)で大弛峠へ、林道をバスに揺られて約1時間

10:15 大弛峠着:標高2.364m(車で行ける一番標高の高い峠です)

長野県側川上林道、「未舗装のダート」です。

10:20 行ってきます・・・・

シラビソの樹林帯、コケと地衣類の世界です

   👏 

胞子体と呼ばれる茎が伸びたスギゴケ(種を増やす準備のようです)

ナナカマドも秋の装い(暦の上では秋ですから)

ジャガリコ🍄

アキノキリンソウ:ピンぼけ(視力はよくなったはずだけど)

シラビソに着いた山の神?

10:55 朝日峠、ケルンでしょう

セリバシオガマ:ゴマノハグサ科

苔坊主

シラビソの枯木立(縞枯れ現象)

朝日岳直下の(花崗岩)ガレ場

コケモモの実

シャクナゲとハイマツ、奥秩父らしい登山道

11:25 朝日岳:2.579m(甲府市によって更新された標柱)

ここから金峰山が見えるのですが、雲に隠れていました。

ニガナ、一旦下ります。

陽に映える苔と地衣類

タマゴボーロ🍄

(くろがね)山は右に巻きます

やっと金峰山が視界に入ってきました

12:20 金峰山:2.595m(日本百名山)

山梨県甲府市と長野県川上村の境、長野県では”きんぽうざん”とも呼ばれる。

古くから信仰の山として知られた。

山名は大和の金峰山から付けられたと思われる。山頂に五丈岩(御影石)がある。

遠望すると大黒の姿に似ていることから御影石と名付けられたという。

                      【日本山名辞典より】

チングルマも秋の装い、ジムカデとイワカガミも見えます

五丈岩:花崗岩が積み重なった奇岩で、高さは約15メートル。

遠くの山からもよく目立ち、金峰山のランドマークです。

五丈岩の前には、(赤い)鳥居が建ちます。

祀られているのは蔵王権現、吉野の金峰山におわす蔵王権現の分霊です。

雨を想定した装備です(この時よもや雷雨がくるとは未想定)

北側の眺望

南側に連なる「千代ノ吹上」と呼ばれる岩峰群)

この直後に雷鳴が轟き、雨がポツポツ落ちてきたので、撤収・・・・。

以降雷雨の中下山したので、朝日岳まで写真はありません。

     

13:45 朝日岳、雨は断続的に降っていました。

逃げるように降りてきた金峰山と鉄山です

ガレ場の先に国師ケ岳

ドット🍄

🍄

14:40 大弛峠着、15:00発のバスで塩山駅へ戻りました。

林道脇には、アキノキリンソウ、ススキと秋の気配

  行程:累積標高差633m、8km、4時間20分

 9:00 中央線塩山駅BS(乗合バス) =10:15 大弛峠 ⇒10:20 登山口

  ⇒10:55 朝日峠 ⇒11:25 朝日岳 ⇒12:20 金峰山・五丈岩・昼食

  ⇒12:40 雷雨のため急ぎ下山 ⇒13:45 朝日岳 ⇒14:40 大弛峠


夏・北横岳

2022年08月01日 | 日本百名山

7月30日、酷暑を逃れて高所の北横岳(八ヶ岳)へ、

(往きの特急あずさは満席状態でした)

茅野駅~~北八ヶ岳RWを乗継いで 10:30 「坪庭」へ

坪庭:一般的には、建物と建物との間や、敷地の一部につくった小さな庭。

イワカガミ終了

コキンバイ

「坪庭」遊歩道~北横岳分岐  

🍄 🍄 🍄

ここから登山道  

ゴゼンタチバナ

ハリフキ:ウコギ科の落葉低木

茎にも葉の表裏にも無数のトゲで武装しています

縞枯山:2403m 

三ツ岳:2360m分岐(大きな岩の続く難路?)  

シナノオトギリ:オトギリソウ科  

11:15 北横岳ヒュッテ(営業中)、七ツ池を 

オサバグサとタマゴケ

コバノイチヤクソウ

七ツ池(立入りヶ所はごく一部)

バンズ?🍄

11:30 北横岳へ登ります

ウグイスゴケ(地衣類)倒木の上などに生える樹状地衣類

コケ・苔:「コケ」と名の付く植物には種々の植物群が含まれている。

❶モウセンゴケは種子植物❷クラマゴケはシダ植物❸ウメノキゴケは地衣類。

また珪藻なども通称として「コケ」と呼ばれている。

日本には世界の約10%にあたる約1800種のコケが知られており、

 世界でも多様なコケが見られる地域の一つである。

                      【北八ヶ岳コケ図鑑より】

イワツメクサ

11:45 北横岳北峰:

11:50 (少し高い)南峰へ  

蓼科山を背に 

北アルプスは雲で見えませんでした(やはり眺望を楽しむには冬です)

ミヤマホツツジ:花柱が太くて外に曲がる(ホツツジは曲がらない)

左)大岳:m、右)三ツ岳:

大岳ピストン(約120分)も考えましたが、次回以降に

俯瞰しました

蓼科山が噴火??? 坪庭に降ります

ミヤマアキノキリンソウ

三ツ岳山頂に人が見えます、坪庭に戻ってきました。

コケモモ:ツツジ科 

コメツガの新

クロマメノキ:ツツジ科

ヤマハハコ

縞枯れ:木々が帯状に立ち枯れる現象、世界的にも珍しい、原因不明?

笹原の木道を縞枯山荘まで足を伸ばします   

バイケイソウ:無数の昆虫類を養っていました

縞枯山荘と北横岳、右のピークは三ツ岳、山頂駅へ戻ります

ハクサンフウロ

テガタチドリ:ラン科

(イブキ)ジャコウソウ:シソ科

ヤマオダマキ:キンポウゲ科

14:00 RWで山麓駅へ降りました

八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、北アルプスと眺望がありますが、

今日は雲で見えませんでした。

北横岳登山口(登り2時間、下り1,5時間の歩程)

 行程:標高差242m、約5km、3.5時間

 9:20 JR茅野駅BS =北八ヶ岳RW山麓駅 =10:30 坪庭 

  ⇒11:15 北横岳ヒュッテ ⇔七ツ池 ⇒11:45 北横岳北峰・南峰

  ⇒12:45(往路下山)坪庭 ⇒13:40 縞枯山荘 ⇒14:00 RW山頂駅

**

>>空海 25 (最終回)

空海の一生を決定づけたとされる壮大な神秘体験について、

 後世の人々はあれこれ言葉を弄して、その全貌を掴もうとしてきた。

修行の結果もたらせれる神秘体験は、つねの行者個人の直接体験であって、

 個人が追体験することも、正確にその内容を知ることも基本的には

不可能なのだが、行者本人にとっても同じである。

 そもそも言葉でうまく言い表せないからこそ神秘体験なのだし、

とくに仏教では、言葉や心の働きが絶える三昧の手前でさまざまな

 幻覚が立ち上がってくることも知られている。

自らの決定的な体験について、空海が『三教指帰』にたった一行

「谷響を惜しまず、明星来影す」と記しただけだったのは、

 そういう理由だったと考えられるが・・・・・。

                   【空海:高村薫より】

<<<  終わり      


瑞牆(みずがき)山ⅱ

2021年11月03日 | 日本百名山

11月1日(月)瑞牆山へ行ってきた。

8:50 中央線韮崎駅から瑞牆・田園🚌で 10:05 瑞牆山荘前へ

10:15 瑞牆山荘前(登山口)

紅葉”🎯ジャストミート🎯”です

花崗岩の山、こんな岩が普通にあります

🎯 🎯 🎯

ミズナラ

瑞牆山@展望所から

旧記によると、金峰を玉塁(たまがき)とした古図があるそうで、

里人は金峰山の麓を指して瑞塁(みずがき)と呼んだという。

瑞牆の名はそこからきたのかもしれない。

由来はどうあれ、瑞牆という名は私は好きである。

この名はこの山にふさわしいと思う。(中略)

その大岩を群れを、神の宮居の玉垣すなわち瑞牆と見立てられないことはない。

                     【深田久弥:日本百名山より】

10:50 富士見平小屋(金峰山分岐)

ここへ泊まれば、瑞牆山と金峰山をピストン可能です

          (一泊二食円也

小川山(山梨百)分岐です

ここから一気に下って天鳥川(小さな沢)へ

一息入れました

11:25 桃田郎岩

約1時間の急登を行く 

鎖場も(滑らないように)

奥秩父らしい雰囲気を伝える、アズマシャクナゲ、

ヤスリ岩(予報は⛅、青空です)

標高を上げて行くと大きな岩が道を塞ぎます

岩を、倒木を縫って行きます

12:35 稜線に出ます、ここから5分でした

12:40・13:00 昼食、(相棒は体調不良で少し遅れて到着)

瑞牆山(コブ岩):2230m

瘤岩と呼ばれたほど、大きな岩のゴツゴツ立つ瑞牆山。

山頂は東西60m、南北に10mの一大岩盤からなり、展望はよい。

全山奇岩怪石でできているが、その岩峰中に洞ケ岩という洞窟があり、

その奥の花崗岩に梵字(大日如来不動明王の意)が彫ってある。

弘法大師が霊場選定のためにこの山に来て彫ったが、霊場としては八百八谷をを要すため

(谷が足りない)高野山にその位置をゆずったと伝えられる。

 🗻 

金峰山:2595m

小川山:2418m 未踏

八ヶ岳

ヤスリ岩を俯瞰します

13:00 下山開始、帰りの🚌15:20発

(歩程は2時間、アクシデントがないことを願って・・・・・)

14:00 (体調不良にもかかわらず頑張って)桃太郎岩まで降りてきました

富士見平小屋まで最後の登りです

苔の皆さんです

14:30 富士見平小屋

マルバタケブキ

カラマツとカエデの饗宴

15:20 瑞牆・田園バス(ドライバーさんの解説付きです)  

ドウサンツツジ

本谷川通仙峡(車窓から)

ガマ岩(通仙峡で一番大きな岩)

  行程:標高差715m、約5時間、5.5km

8:50 韮崎駅BS 🚌 10:05 瑞牆山荘前 ⇒10:15 登山口

 ⇒10:50 富士見平小屋 ⇒11:25 桃太郎石 ⇒12:40・13:00 瑞牆山・昼

 ⇒14:00 桃太郎岩 ⇒14:30 富士見平小屋 ⇒15:05 登山口 


谷川岳ⅱ

2021年10月13日 | 日本百名山

10月11日(平日へ)秋の谷川岳へ

(前回は2011年7月、土合小屋前泊~谷川岳~一の倉岳~茂倉岳~蓬峠

  ~大源太~🚅湯沢駅へ降りた Ⓜaitabiひとみちゃんとの出会いだった)

6:08発の🚄で高崎駅へ、8:37 上越線で土合駅(日本一もぐら駅)

432段の階段を上って地上へ(所要時間分)

国道を歩いて・・・・・

白毛門~笠ヶ岳~朝日岳登山口分岐=既登

谷川岳RW(東武鉄道運営)往復2000円(含むモンベル割引)

9:45 天神平駅(登山口)👟 👟

右)白毛門 中央)笠ヶ岳 左)朝日岳 日帰りでピストン元気だった頃

紅葉降りてきてました

「青」一点

オジカ沢ノ頭

オオイワカガミ

アキノキリンソウ

左)至仏山  右▲)尾瀬笠ヶ岳

10:25 熊穴避難小屋、小休止

岩の道が始まります、登山者の多さに(@ ̄□ ̄@;)!!

眺望が開けました、中央に肩ノ小屋

西側の眺望

天狗の溜り場

11:35 肩ノ小屋、休まずに「トマの耳」へ   

薬師様の

11:45 トマの耳:1963mへ 

古くから”耳二つ”とも云われ、沼田方面から見ると、前方に見えるのが

トマの耳(薬師岳)オキの耳(谷川富士)谷川温泉にある浅間神社奥の院がある。

トマとは、会津桧枝岐で山小屋の入り口にかかる筵をトマという。

オキは沖の字を宛てて、山の奥や沢の奥をいう。(関東から東北一帯)

                        【山ことば辞典より】

オキの👂 一ノ倉岳~茂倉岳と続く稜線

11:45 オキの耳:1977m:昼食

(🔭覗きました)山頂直下、東尾根の先には湯檜曽川

ナナカマドの実

北西側眺望 右)オジカ沢の頭~万太郎山へ続く稜線

      左)俎嵓(まないたぐら)かって谷川岳と呼ばれていた

奥)赤城山塊 手前中央)上州三峰山

遠く🔭苗場山 (テーブルマウンテンですね)

トマの👂耳

深い谷です

手前)西黒尾根 中央鞍部)天神平 ゲレンデは高倉山

12:40 肩ノ小屋へ下山します    

木段が終わると、岩の道へ

😢木の根?に靴を引掛け転倒しちゃいました

13:35 熊穴沢避難小屋

木道とブナの艶姿

14:00 天神山分岐~天神山へ寄りました

14:15 天神山:1500m

👏天👏満👏宮

”影”耳二つ(谷川岳)

西黒尾根(次回はここを登ります)と天神平RW駅

ゲレンデで待っててくれました👏 👏 👏

15:10 関越交通バスで上越線水上駅へ向かいました

  行程:標高差710m、4.5時間、8.4km

  8:40 JR上越線土合駅 =9:45 天神平 ⇒10:25 熊穴沢避難小屋

   ⇒11:35 肩ノ小屋 ⇒11:45 トマの耳 ⇒12:00 オキの耳・昼食

   ⇒12:40 肩ノ小屋 ⇒13:35  熊穴沢避難小屋 ⇒14:15 天神山

   ⇒14:30 天神平 ⇒谷川岳BP =15:10 JR上越線水上駅 


南八ヶ岳縦走キレットⅱ

2021年09月29日 | 日本百名山

赤岳~権現岳に続く「キレット:標高差400m」

26日赤岳へ

5:20 (豪華な)朝食

日ノ出は今一つ

雲海に浮かんでました

6:00 赤岳へ

 

手前)中岳 奥)阿弥陀岳

県界尾根(野辺山~赤岳へ直登の道)

赤岳展望荘です

6:40 赤岳南峰

八ヶ岳の最高峰、山肌が赤色をしているためその名がある。

山頂は南北に分かれ南峰に一等三角点がある。

中央に権現岳、雲海の奥は南アルプス

梯子を降りて、キレットへGO

文三郎尾根(中岳~阿弥陀岳~行者小屋へ)

ミヤマダイコンソウも紅葉してます

チョウノスケソウの葉も

真教寺尾根分岐(牛首岳~清里へ降ります)

いよいよキレットの核心部へ

📸はザックへ収納、両手はフリーにして臨みます。

もポツポツ落ちてきました・・・・『集中』

雨に濡れた梯子滑ります

7:30~7:50 ザレの下りです、マーキングがサポートしてくれます。

ガレた長いルンゼ:水の浸食作用でできた急で険しい岩壁の溝(独語)

の中落石を起こさないように降りた(見上げて)一安心

8:20 キレット小屋(休業中)

ここまで二組のパーティと会いました

権現岳へ登り返します 8:45 ツルネ(ハイ松と砂礫の小さなピーク)

 8:50 旭岳:2672m(三角点あり)通

権現岳へ最後の草付き岩登りです

右から赤岳(双耳峰)中央)中岳 左)阿弥陀岳

 手前の稜線にツルネ(赤岳の前)と少し下って旭岳

9:40 長い60段(m)源治ハシゴ、  

 雨で濡れた手袋に金属の冷たさが伝わります(秒かかった)

権現岳です(ここは南八ヶ岳縦走Ⓜツアーで歩いている)

西岳~編笠山~青年小屋~権現岳を経由して三ツ頭~天女山へ降りた

ここは権現小屋(休業中)へ降ります

ギボシ山腹の岩場を「へつって」下ります

鞍部に青年小屋、編笠山:2524m

ノロシ場を過ぎ針葉樹林の中下ると青年小屋へ

11:10 青年小屋で昼食、雨に霞む編笠山

大きな岩を越えて20分で山頂ですが、雨で滑ってもと判断しトラバース

12:30 押手川、道は岩の道、水溜まりもあるし容易ではなかった

ゴゼンタチバナの実

ここからの道は樹林を抜け、開放感のある道が続いた

13:10 海展望台、雨は上がった

空は晴れ、も差してきたカラマツ林

📸もザックから出して撮ります

ミヤマアキノキリンソウ

霧が出てきた、一本道でも表示は心強い

テンナンショウ

14:00 東屋のある場所に「観音平」に着いた

 雨は降ったりやんだり

ヒカリゴケ

ツリガネニンジン

15:00 予約した”MOUNTAINTAXI”に乗って

 無事小淵沢駅へ戻りました。(右膝も持ってくれた)

  行程:標高差175m(下り1332m)約15.7km、8時間

  6:05 赤岳展望荘 ⇒6:40 赤岳 ⇒(キレット:7:05~7:50)

   ⇒8:20 キレット小屋 ⇒8:45 ツルネ ⇒8:50 旭岳:2672m

   ⇒9:40(60段の階段)⇒9:50 権現岳:2715m ⇒11:10 青年小屋

   ⇒(編笠山トラバース)12:30 押手川 ⇒13:10 雲海展望台

   ⇒14:00 観音平 =15:00(Ⓜ TAXI)15:20 小淵沢駅