ブログはじめました!(since2012,feb)

・・・🌺 春はそこまで 🌺・・・

幌尻岳Ⅱ

2015年07月15日 | 日本百名山

7月10日 快晴の中、満を持して幌尻岳をピストンします。

4:00 起床、食事をとって4:55 小屋を発ちました。

 歩程は、(9.3km:標高差1072m、約7時間)

 幌尻小屋・・・命の水(森林限界)・・・稜線・・・北カール・・・新冠分岐・・・幌尻岳・・・(往路下山) 

幌尻(ポロシリ)岳は日高山脈の最高峰である。

十勝と日高の国境を仕切って長々と延びたこの山脈から、

もし一つの山を選ぶとしたらどれだろう、という疑問が、まだ地図でしか日高を知らぬ

私の胸に久しく宿っていた。そしてこの地域の山々に詳しい人々が、異口同音に

答えてくれたのが幌尻岳であった。日高で唯一の二千米峰であるのみならず、その山容

からいっても、貫録からいっても、日高の代表として十分の資格を持っている、ということであった。

アイヌ語でポロは「大きい」、シリは「山」の意。その名もまた快いではないか。

しかし・・・・・。                         (日本百名山:幌尻岳より)

:v字谷

樹林の中、急が続く、樹林の有難みを意識しながら。

      

:ゴゼンタチバナ            :ツマトリソウ              :ミツバオウレン

        

:エンレイソウ              :ミヤマキヌタソウ           :ツクバネソウ

樹林帯に咲いていた花、本州でもお馴染みのものばかりだ。

:戸蔦別岳

6:30 稜線に出ました、戸蔦別岳(右から戸蔦別岳、中戸蔦別岳、北戸蔦別岳)

今回は見るだけ、寄りません。

      

:ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)    :コバイケイソウ            :マルバシモツケ

        

:ミヤマハンショウズル        :シラネアオイ             ◎イソツツジ◎

稜線で見た花です、いずれも陽に映えて輝いています。  注)◎北海道の花◎

6:40 「命の水」へ、登山道から離れ雪渓を踏んで行きます。

        

◎カムイコザクラ◎          :チシマアマナ            ◎エゾキンバイ◎   

登る・・・

登る・・・

:山頂への稜線

北カール(ほんの一部ですが)

熊が居ないか探していたら、「北海道の雪型」を発見、命名しました。

北東側の雲海の上に「 羊蹄山」発見。

:山頂への稜線

振り返ると、北側に「 トムラウシ」

さらに雪を被った「十勝連峰」(9月に行くぞ!!)

      

◎コメバツガザクラ◎         ◎ケエジキスミレ◎          :ミヤマアズマギク

      

:ウズラバハクサンチドリ      :イワウメ                 ◎エゾヒメクワガタ◎

お花畑そのⅠです。  

:サイ岩

新冠コースの目印になっています。

:分岐

      

:シロバナユキヒゴダイ        ◎イワブクロ◎             ◎メアカンキンバイ◎

      

◎エゾノハクサンイチゲ◎      ◎ヒダカミネヤナギ◎         :タカネオミナエシ

          

:チングルマとアオノツガザクラ   :ヨツバシオガマ            :イワヒゲ 

お花畑そのⅡです。  

その他:ミヤマダイコンソウ、ハクサンボウフウ、チシマフウロ、キバナシャクナゲ、ミヤマオダマキ

     ミネズオウ、イワギキョウ、ミヤマリンドウ、ムシトリスミレ、エゾコザクラ 等々。   

9:12~10:00 幌尻岳登頂です、この標示は新冠町が建てたもの、方向も新冠町へ向いています。

一昨年登った「雌阿寒岳」

:東カール

ここを見ながら昼食を食べました。

東側の山並み(カタカナの多い名前で覚えきれません)

:北海道の山の名前はアイヌ語が多い、アイヌ語は表音のみであり、文字をもたなかったため、

漢字にあてはめることが困難なものもある。

明治時代の官僚が漢字に置き換えたが、漢字そのものに意味がない。

置き換えられなかった山(漢字が見つけられなかったもの)はそのままカタカナに。

 トムラウシ     :花や草木で覆われた山

 ニセコ・アンヌプリ:峡谷によりかかった山

 ホロカメトック   :魚の背鰭が遡上する川

 ニペッソ山     :炎になって燃える山 ・・・等々

戸蔦別(とったべつ)岳へ続く稜線です。

 昼食後往路を下山します。 

12:00 命の水・・・13:00 幌尻小屋へ無事戻ってきました。 

13:00~17:00 まで「為」に時間をつぶしました。

電源は水力発電、豊富な額平川の水量を見れば納得しました。

**

7月10日(土) ”娑婆に戻ります

:快晴

4:45 幌尻小屋・・・5:55 四ノ沢・・・7:00 取水口・・・10:30 第一ゲート

:四ノ沢

陽が昇ってきました。

シャクナゲ 

 <マイクロバス乗換>豊糠BCで休憩⇒日高・高原荘(昼食・入浴)

 帰途に着きました。

3回コケチャイました、「ジョギングシューズ」は沢の渡渉には向いていません。

:ガイド

今回同行したガイドのF越さん(青いシャツ)、何でも自分でやる先輩です。 

           日本百名山 幌尻岳96 完登

 

 twins 

発見

何か居たみたいです多分「ダンゴムシ」、二人とも触れない、meiは大丈夫らしい。