7月10日 快晴の中、満を持して幌尻岳を
ピストンします。
4:00 起床、食事をとって4:55 小屋を発ちました。
歩程は、(9.3km:標高差1072m、約7時間)
幌尻小屋・・・命の水(森林限界)・・・稜線・・・北カール・・・新冠分岐・・・幌尻岳・・・(往路下山)
幌尻(ポロシリ)岳は日高山脈の最高峰である。
十勝と日高の国境を仕切って長々と延びたこの山脈から、
もし一つの山を選ぶとしたらどれだろう、という疑問が、まだ地図でしか日高を知らぬ
私の胸に久しく宿っていた。そしてこの地域の山々に詳しい人々が、異口同音に
答えてくれたのが幌尻岳であった。日高で唯一の二千米峰であるのみならず、その山容
からいっても、貫録からいっても、日高の代表として十分の資格を持っている、ということであった。
アイヌ語でポロは「大きい」、シリは「山」の意。その名もまた快いではないか。
しかし・・・・・。 (日本百名山:幌尻岳より)
:v字谷
樹林の中、急登
が続く、樹林の
有難みを意識しながら。
:ゴゼンタチバナ :ツマトリソウ :ミツバオウレン
:エンレイソウ :ミヤマキヌタソウ :ツクバネソウ
樹林帯に咲いていた花、本州でもお馴染みのものばかりだ。
:戸蔦別岳
6:30 稜線に出ました、戸蔦別岳(右から戸蔦別岳、中戸蔦別岳、北戸蔦別岳)
今回は見るだけ、
寄りません。
:ゼンテイカ(ニッコウキスゲ) :コバイケイソウ :マルバシモツケ
:ミヤマハンショウズル :シラネアオイ ◎イソツツジ◎
稜線で見た花です、いずれも陽に映えて輝いています。
注)◎北海道の花◎
6:40 「命の水」へ、登山道から離れ雪渓を踏んで行きます。
◎カムイコザクラ◎ :チシマアマナ ◎エゾキンバイ◎
:
登る・・・
:
登る・・・
:山頂への稜線
北カール(ほんの一部ですが)
熊が居ないか探していたら、「北海道の雪型」を発見、
命名しました。
北東側の雲海の上に「 羊蹄山」発見。
:山頂への稜線
振り返ると、北側に「 トムラウシ」
さらに雪を被った「十勝連峰」(9月に行くぞ!!)
◎コメバツガザクラ◎ ◎ケエジキスミレ◎ :ミヤマアズマギク
:ウズラバハクサンチドリ :イワウメ ◎エゾヒメクワガタ◎
お花畑そのⅠです。
:サイ岩
新冠コースの目印になっています。
:分岐
:シロバナユキヒゴダイ ◎イワブクロ◎ ◎メアカンキンバイ◎
◎エゾノハクサンイチゲ◎ ◎ヒダカミネヤナギ◎ :タカネオミナエシ
:チングルマとアオノツガザクラ :ヨツバシオガマ :イワヒゲ
お花畑そのⅡです。
その他:ミヤマダイコンソウ、ハクサンボウフウ、チシマフウロ、キバナシャクナゲ、ミヤマオダマキ
ミネズオウ、イワギキョウ、ミヤマリンドウ、ムシトリスミレ、エゾコザクラ 等々。
9:12~10:00 幌尻岳登頂です、この標示は新冠町が建てたもの、方向も新冠町へ向いています。
一昨年登った「雌阿寒岳」
:東カール
ここを見ながら昼食を食べました。
東側の山並み(カタカナの多い名前で覚えきれません)
:北海道の山の名前はアイヌ語が多い、アイヌ語は表音のみであり、文字をもたなかったため、
漢字にあてはめることが困難なものもある。
明治時代の官僚が漢字に置き換えたが、漢字そのものに意味がない。
置き換えられなかった山(漢字が見つけられなかったもの)はそのままカタカナに。
トムラウシ :花や草木で覆われた山
ニセコ・アンヌプリ:峡谷によりかかった山
ホロカメトック :魚の背鰭が遡上する川
ニペッソ山 :炎になって燃える山 ・・・等々
戸蔦別(とったべつ)岳へ続く稜線です。
昼食後往路を下山します。
12:00 命の水・・・13:00 幌尻小屋へ無事戻ってきました。
13:00~17:00 まで「無
為」に時間をつぶしました。
電源は水力発電、豊富な額平川の水量を見れば納得しました。
**
7月10日(土) ”娑婆に戻ります。
:快晴
4:45 幌尻小屋・・・5:55 四ノ沢
・・・7:00 取水口
・・・10:30 第一ゲート
:四ノ沢
陽が
昇ってきました。
:シャクナゲ
<マイクロバス乗換>豊糠BCで休憩⇒日高・高原荘(昼食・
入浴)
帰途に着きました。
3回コケチャイました、「ジョギングシューズ」は沢の渡渉には向いていません。
:ガイド
今回同行したガイドのF越さん(青いシャツ)、何でも自分でやる先輩です。
日本百名山 幌尻岳96 完登
twins
:発見
何か居たみたいです多分「ダンゴムシ」、二人とも触れない、meiは大丈夫らしい。