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・・・🌺 春はそこまで 🌺・・・

伊吹山

2015年07月21日 | 日本百名山

7月19~20日、夜行日帰りで伊吹山を歩いてきた。

(2012年10月に荒島岳の帰りに寄っている。

風雨のなか、バスで山頂駐車場へ行き、お花畑を歩き、山頂で写真を撮った。

前回は「行った」だけ、登ってはいない、今回あらたに「登山」を試みた。)

伊吹山の一三七七メートルは、関ヶ原の真上に巨大なケモノのようにうづくまっている。

              (田中澄江:新 花の百名山 伊吹山 イブキジャコウソウより)

こんな姿を見てこの書き出しになったのか。(注:新幹線は余計だが) 

:近江長岡駅

23:15 横浜駅~(長距離バス:琵琶湖ドリーム号)5:30 米原駅へ、JR東海で6:20 近江長岡駅へ。

近江長岡駅からピストンしました。

やっと伊吹山の標示が出てきました。

:日本武尊

「日本武尊像」の背に伊吹山が(帰りに撮ったもの)

:三之宮神社

7:40 三之宮神社、この裏から「上野口登山道」がはじまります。

今日は「旗日=海の日」でした。

~中略~

伊吹山は目立つ山であるから、古くから世に知られて歌や詩に詠まれた。

『景行記』の中にすでに伝説が現れる。日本武尊が東征からの帰途、この山に

妖神がいると聞き、それを退治に登ったところ、その化身の大蛇の毒に当てられ

麓の醒ケ井の水を飲んで毒から醒めたが、ついに伊勢で亡くなったという。

その伝えから頂上に日本武尊の像が立っているが、尊にお気の毒なくらいみっともない

作りであるのは残念だ。                  (日本百名山:伊吹山)

登山口

朝食後、登山口へ。1合目までは樹林帯、朝尚暗い道を行きます。

山頂までは約6km、標高差は約1200mあります。

登山口~3合目までは徳蔵山(旧スキー場)までの登りです。

1合目~2合目へ、この炎天下をものともせず登って行きます。

1合目を振り返る。(セメント工場が見えます)

:蝗

草原であることの証左です。

:蜘蛛の巣

      

◎クサフジ               :ハクサンフウロ             :カワラナデシコ    ◎は薬草の意味

3合目

9:05 3合目、ここまでは車で来られます(ツアーはここから登る)

ここから伊吹山登山がはじまります。

:5合目

9:30 5合目、炎天下遮るものない、登山道を登って行きます。

行」に近い、久しぶりに「自問自答」しながらこの「行」に耐える時間が続きます。

:6合目

:避難小屋

      

:ニガナ                  :イブキジャコウソウ

:8合目

10:22 8合目通過、ここから道は斜度が増します。

手掛岩

:西登山道

ピークは山頂から離れた「西登山道コース」のトップです。あと一息・・・

:9合目

鞍部まできました、一安心。

      

◎タカネヨモギ             :タテヤマウツボグサ        ◎オオハナウド

:武尊像

 頂上に日本武尊の像が立っているが、尊にお気の毒なくらいみっともない

作りであるのは残念だ。 (深田久弥の感想)

金沢兼六園にあった日本武尊像です。

(個人的な感想を言えば、材質が違うので風化し、このような姿になったのでは)

古代伝説上の英雄日本武尊・倭建命(ヤマトタケルノミコト)終焉の地と云われる伊吹山。

民族学者の谷川健一氏がこんなことを書いている。

ミコトの東征といいのは、鉱山探しの旅で、鉱毒を含んだ水で水俣病になって亡くなられたと

その著の『青銅の神の足跡』に書かれている。

 ミコト伝説を持つ東国の山々は、必ずといっていいほど、その近くに鉱山のあとがある。

両神山、上州武尊、黒川鶏冠山、八溝山、足柄山、武甲山、武州御嶽等々。

          (田中澄江:新 花の百名山 伊吹山より抜粋)

納得できる内容だと思う。

:待ちます

撮影待ちの「善男善女」です。

この絵を見ながら、汗を”拭き拭き昼食を食べました。

:デザート

珍しく)涼を求めて、食べました。

「看板に偽りあり!!!」少ない花に驚きました。

      

:キンバイソウ             :コバノミミナグサ            :シモツケソウ

      

:イブキトラノオ             :アザミ                 :メタカラコウ

       

:ベンケイソウ             :ハクサンフウロ            :キヌタソウ

下ります、まだ登ってくる人もいます。

:1合目

伊吹山ともお別れです。

13:48 三之宮神社へ無事下山

.Lの水分を補給しました。

:大阪セメント

靴を洗って、休む間もなく駅へ向かいます。

伊吹山の西麓を”採掘する「大阪セメント」のベルトコンベアー。

:伊吹山は石灰岩の岩、セメント材料になるこの岩は、当然「採掘」の対象となります。

秩父にある武甲山のような運命をたどるのでしょうか。

石灰岩の山は、めずらしい花も多い。

この山が、植物の種類が多い、一つの理由になっています。

 

          行程:標高差1200m、約13km(伊吹山のみ)、約5時間   

         7:50 三之宮神社上野登山口 ⇒9:05 3合目 ⇒9:30 5合目 ⇒10:00 7合目

          ⇒10:54~11:40 山頂・昼食・お花畑散策 ⇒12:30 6合目 ⇒12:43 5合目

          ⇒13:30 1合目 ⇒13:48 三之宮神社         (⇒14:50 近江長岡駅)

**

 6月の「横浜walking」の結果です          

  横浜市:参加者70,832人中  2,698 位     

  中 区:参加者 1,883人中      78 位    

  歩    数:   413,750 歩(13,792/日)           

  距    離:  246.6km

  消費カロリー:  11,698kcal

  脂肪燃焼量 :  734g                 

すべての数字で<carrer high>を記録しました。 

 体重も 63 ⇒ 60kg へ

7月の目標は気温も考慮し , 歩数(12,000×30日+α)です。