8月1日谷川連峰の平標山(1984m)~仙之倉山(2016m)を歩いてきた。
上越で越後湯沢へ、路線で「平標登山口」へ、
急登の松手山から登り、平元新道を降りてきた。
仙之倉山:谷川連峰の最高峰で、東に万太郎山、西に平標山を控え、
平標山との間は、谷川連峰で唯一美しい高原だ。
土樽では、残雪の形からこの山を「三ノ字ノ頭」と呼び、三ノ字で苗代、
二ノ字で豆蒔、一ノ字で田植えと、残雪が一つづつ消えるのに従って、
農事の卜[占い]としていた。麓の三国村では、平標山から仙之倉山にかけて
一連の山の総称を、大源太山といった。松手山(1614m)から東に
登りつめた1880m付近が大源太一ノ岳で、平標山は三ノ岳、仙之倉山が
五ノ岳だったという。 【日本の山1000より】
6:36 東京駅山行きの朝は早い、さすがに空いてました。
越後湯沢駅~路線バスで 9:00平標登山口へ(5:20自宅発ですから、3.5時間で)
往きは急な登山道を選択です。
対面は苗場スキー場です。
:オオバギボウシ :タテヤマウツボグサ :ツバメオモト(実)
9:55 鉄塔(1385m地点)、新潟~東京へ電気を運んでいます。
10:30 松手山(1614m)標高差で約600m登りました。
:ヤマハハコ :シラタマ :テングノコズチ(ツルリンドウ)
偽ピーク、ピーク付近はお花畑です。
:ハクサンフウロ :ミヤマシャジンとコウリンカ :シモツケソウ
お花畑:ざっと数えて約種類ぐらいか。
:オトギリソウ :ウメバチソウ :エゾシオガマ
笹原の稜線を歩いて、正面にやっと平標山です。
”ダラダラ”と登ってきた道です。
11:50 平標山頂です。取り急ぎ、昼食
:平標山の「標」とは、乗越の分岐や分かりにくい場所に、目標の柱を
立てた所という意味。山頂は広く平らな所であり、4コースの登山道が
[①松手山経由 ②土樽 ③仙之倉山 ④平元新道] 交差する。
3つ目のピークが仙之倉山でした。
二つ目のピーク 三つ目のピーク
12:35 仙之倉山頂
山頂に草刈作業員がおられ、写真を撮ってもらいました。
がパラパラ落ちてきた、雷も新潟側で鳴っていた。
この方位盤も「落雷」に遭ったと話してくれた。
登山道の草刈作業が仕事、弁当を食べて仕事にかかると。
本格的な雨ではないようなので、傘をさして急ぎ下った。
:ニッコウキスゲ :ミヤマコゴメグサ :イワチンチン(キク科)
「平標山ノ家」を俯瞰しました(まだ遠~い)
13:15 平標山に戻ってきた、ここから下山道です。(雨はやんでいました)
「立ち姿」が似合う花達です。 ⇓⇓⇓
:イワショウブ :ネバリノギラン :キンコウカ :ツリガネニンジン(ミヤマシャジンは高山型)
標高差300mを下ります、小屋の向うは大源太山(河内沢ノ頭1764m)
平標山ノ家、泊まれるようです。(仙人風の主人でした)
13:50 再度、雨が落ちてきたので、急ぎ下りました。
道は整備されています。
14:20 平元新道登山口(30分で下った)
林道を歩いて 15:05 バス停に戻ってきた。
バスは15:55発、この景色を30分眺めて時間をつぶした。
帰りはドシャブリの雨(豪雨で上越線不通になっていた)
越後湯沢駅でお風呂に寄り、帰途に着いた。
*
行程:標高差1050m、13.8km、6時間
8:20 越後湯沢駅= 8:55平標登山口 ⇒14:20 松手山登山口
⇒9:55 鉄塔(1385m) ⇒10:30 松手山 ⇒11:50 平標山・昼食
⇔13:15 仙之倉山ピストン ⇒13:45 平標山ノ家 ⇒(平元新道)
⇒14:20 登山口 ⇒15:05 平標バス停