大蔵経寺山(だいぞうきょうじやま)別名:笈形山(おいがたやま)・山梨百名山。
石和温泉駅の北西2km。南・東麓には山神宮、大蔵経寺、山梨岡神社などがある。
笈とは:行脚僧、修験者などが仏具、衣服、食器などを入れて背に負う箱。
四隅に足があり、戸によって開閉する。後笈(おとおい)とも。 【広辞苑】
山容を見て付けられたのだろう、大蔵経寺山は「ネーミングライツ」の走りか?
3月4日、気温は20℃あった、石和温泉泊なのでが13:00だった。
甲斐駒ケ岳、高い気温で霞んでいた(手前は中央線)
13:10 大蔵経寺山及び大蔵経寺入口
橿の実?
神仏混淆、「物部神社」
13:20 フェンスを開けて登山道へ
簡易舗装道路、落葉樹です
植林帯より情緒があります
13:35 第一展望台
御坂山塊です [クリックして下さい、大きくなります]
13:50 第二展望台から
駅から歩いてきた道を俯瞰します
簡易舗装道路を終えて登山道へ、
さらに高度を上げると岩も出てきます
14:15 登山口から約1時間で、登山道の中央に山頂標識
若先歩き足らないので、少し先(長谷寺分岐)まで行ってみました
これは長谷寺への「丁石」か道端の岩に彫ってありました。
14:30 防火線の頭:732m (のようです、松の幹にかけてある、手製表示は消えていた)
甲府盆地の先に聖岳・赤石岳が見えるはずですが、今日は・・・・・
その松の木に寄生した物体
14:35 長谷寺分岐
甲斐三十三観音霊場 第十四番礼所 真義真言宗 菩提山長谷寺
養老6年(722年)に行基により開かれ、平安後期には周囲の山々だけでなく平地まで建物が
軒を連ね「千坊」と称され隆盛を極めた。
山門跡の両脇には現在石造仁王像が立ち並ぶ。
本尊の十一面観世音菩薩が女人信仰に厚い仏様であったことに由来し、「女人高野」と呼ばれる。
標示板の下にあった「四」丁石
少し先のピークまで足を伸ばした
14:45 無名のピーク、周囲の木に表示がないか探したけどなかった。
標高は775m(CASIO PROTREK)だった。 ここから戻った
「堺」=「結界」?
15:10 大蔵経寺山~山神宮へ下ります
落ち葉で隠れた登山道、楽な下りではなかった。何度滑ったかわからない
これから山頂へ向かうフトメの”チャレンジャー”
15:40 山神宮(滑り下りたので半分の歩程、30分で着いた)
山神宮:石和温泉駅の北西500mの地に、下宮(里宮)が鎮座。
階段上には、社殿があり、後方に赤い屋根の本殿。
祭神は、山の神・大山祇命。神紋は羽団扇、天狗の持物だ。
15:40 麓にあった「山の神・大山祇命」石碑
墓の「墓場」
リッチなお寺です
麓の大蔵経寺、名刹でした
ホトケノザ(三界草)=春の七草
富士山も顔を見せてくれました
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宿舎(最上階)からの眺望です
:兜山と小楢山 :黎明の御坂山塊 :大蔵経寺山
食前酒ではじまった食事、
前菜・刺身・向付・焼物・蓋物・鍋物・洋皿・揚物・・御飯・清汁・デザートと
豪華な夕食でした
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行程:標高差545m、約10kmm、約3時間
13:00 石和温泉駅 ⇒13:10 大蔵経寺入口 ⇒13:20 登山口ゲート
⇒13:35~50 第一・二展望台 ⇒14:15~25 大蔵経寺山:716m
⇒14:30 防火線の頭 ⇒14:35 長谷寺分岐 ⇒14:45 無名ピーク:816m
⇒(往路戻る) 15:10 大蔵経寺山 ⇒15:40 山神宮 ⇒16:10 宿舎
山梨百 大蔵経寺山 70 完登