6月21日(木)烏帽子山~湯ノ丸山(群馬県)をM旅ツアーで歩いてきた。
「展望の良い2山、レンゲツツジをはじめとして豊富な高山植物が楽しめる・・・」
期待通りの登山となった。
:地蔵峠登山口
11:00 上信越道小諸インターで降り一般道を走り、地蔵峠(標高1732m)に着いた。
高原に吹く風は冷たい、予報は「晴れ後午後から雨」期待が持てる。
登山道脇の「ヒカリゴケ」に挨拶して登山開始。
写真では確認がむずかしいが「目視」では、確かに蛍光色に光っていた。
:カラマツ林
11:15 林道を歩いてカラマツ林の中にある「湯ノ丸キヤンプ場」へ。
カラマツ林を歩く、総勢12名のツアー、TDはT村さん。
:中分岐
中分岐から「鞍部(烏帽子岳と湯ノ丸山)」へ向かう。
登山道で会った花たち、イワカガミはどこにでも咲いていた。
:イワカガミ :レンゲツツジ(2咲き) :ズミの花 :ハルリンドウ
:鞍部
12:00 鞍部へ、右へ行けば湯ノ丸山、左へ行く。
ここから烏帽子山まではピストンになる。
:湯ノ丸山 :右前方に烏帽子山
:一薬草とツバメオモトの”コラボ” :紫ヤシオ :ゴゼンタチバナ
鞍部から稜線に出るまでは、道がやや急になる。
終わりかけた紫ヤシオ・これから咲くベニバナイチヤクソウ・ゴゼンタチバナ・ツバメオモトを見た。
:稜線(展望よし)
12:25 稜線に出る、案内通り、素晴らしい眺望が待っていた。
:北アルプス :烏帽子岳 :四阿山と根子岳 :浅間山方面
”曇天”だったが、眺望は素晴らしかった。北アルプスの山並みもしっかり見えた。
:ミヤマハンショウズル :ツマトリソウ :コケモモ :ミツバオウレン
ミヤマハンショウズル(深山半鐘蔓)キンポウゲ科のつる植物、花期は5~8月。
花は赤レンガ色で直径2~3cm、葉の脇から下向きに1個つける。花弁のように見えるのは4個のガク片。
:ツバメオモト :中を覗けました :マイズルソウ :コマクサ
稜線を歩いて山頂へ、登山道で姿を見せた豊富な植物たちです。(もう夏の花が)
コマクサは3株、大きな岩の下に身を寄せるように咲いていました。
:烏帽子山頂
13:00 左右の眺望と足元の花を楽しみながら山頂へ、遅い昼食。
:慰霊碑
注意、注意、注意ですね。
:正面は湯ノ丸山
眺望も花も堪能し、往路を下山 13:30「鞍部」へ。
:烏帽子山
今日最後の登り、湯ノ丸山は”たおやかに”見えたが、登りは汗が出た。
:湯ノ丸山(南峰)
14:40 ガレ場を登って稜線へ、ここが山頂(南峰) 誰~もいない。
:北峰の奥は四阿山
4等三角点のある北峰(岩稜)を往復、登山道は湿原で保護されている。
:正面は西篭ノ登山,奥は浅間山
北峰からの戻りで雨がポツポツ落ちてきた、急ぎ下山。
:シャクナゲの新葉
昨年同時期に東側にある西篭ノ登山、水ノ塔山に登った。
アズマシャクナゲが印象に残っていたが、湯ノ丸山の下りで初めて出会った。
花芽はなく、葉が出始めていた、今年は咲かなかったようだ。
:鹿沢高原分岐
15:30 鹿沢高原分岐へ、レンゲツツジの群落があるが、2~3分咲き、
山が燃えるように”真っ赤”とはいかないようだ、もう一週間か。
:つつじ平
「つつじ平」ここまでリフトを利用し観光客が登ってくる。
咲いているレンゲツツジよりも、人のが多い?
:湯ノ丸スキー場ゲレンデ
15:50 湯ノ丸スキー場のゲレンデを降り、バスの待つ地蔵峠駐車場へ。
(スキー場は間違いなく”自然破壊”ですね)
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(行程:標高差369m、約8km、約5時間)
11:00 地蔵峠 ⇒11:15 湯ノ丸キヤンプ場 ⇒12:00 鞍部 ⇒12:25 稜線
12:50~13:10 烏帽子山頂 ⇒13:30 稜線 ⇒13:50 鞍部 14:40 ⇒湯ノ丸山南峰
14:50 湯ノ丸山北峰 ⇒15:30 鹿沢温泉分岐 ⇒15:30 つつじ平 ⇒15:50地蔵峠
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ヒカリゴケ(光苔):ヒカリゴケ科ヒカリゴケ属のコケで、1科1属1種の原始的かつ貴重なコケ植物。
その名が示すように、洞窟のような暗所において金緑色(エメラルド色)に光る。
自力で発光しているのではなく、原糸体(胞子から発芽した後の糸状の状態)にレンズ状細胞が
⇒なんのこっちゃ?正直よくわからない
暗所に入ってくる光を反射することによる。 エメラルドに輝くのは葉緑素が多量にあるため。
日本では北海道と本州の中部地方以北に、洞窟や岩陰、倒木の陰などの暗く 湿った環境好む。
日本の自生地は4~5か所に限られている。
絶滅危惧種に指定されている。(出典:ウィキペディア)
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要するに発光体(太陽とか電球)ではなく、反射体だということ。
ヒカリゴケは”自然環境エネルギー”にはならないということのようだ。
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