1月18日(土)鎌倉アルプス(大丸山・天園・大平山・天台山)を歩いてきた。
大丸山(157m)は横浜市最高峰、大平山(159m)は鎌倉市最高峰、
そして、天園(六国峠)は関東百名山になる。
:JR港南台駅
8:45 JR港南台駅、今日はここが起点になる、鈍色(にびいろ)空。
今日の予報は、朝、雪が降るが、午後には回復して晴れとなる。
朝家を出るときは小雪が舞いはじめた、電車で磯子を過ぎる頃にはやんでいた。
:環状2号
環状2号線、9:00 港南台消防出張所の手前から山に入る。
:スズメ
道路に頭を垂れていた。何があったのか、外傷は認められないが・・・。
尾根道に入り、瀬上市民の森を右に見ながら進む。
9:30 大丸山を経て、「鎌倉アルプス」の入口になります。
:円海山(153m)
かっての展望台、今は閉鎖されてこの通り。アンテナが主役になっている。
:関東富士見百景
横浜市内にもヶ所ある「関東富士見百景」
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/kikaku/fuji100/map/kanagawa.htm
:富士山は?
今日は厚いの中だった。
:ハイキングコース
ほぼ平坦なハイキングコース、霜も降りていないので歩きやすい。
ハイカーよりもトレランが多い。
:ヒメオドリコソウ : :〇〇〇の蕾
春の準備①をしています。
:鉄の道
両側が各区の「市民の森」に指定されている。
横浜市もその管理に、PRに、かなり力を入れている、勉強になる。
:丹沢山塊
丹沢もすっかり雪化粧、アイゼンなしでは登れない!(大山は雪がないようだ)
:台湾リス
この辺りから三浦半島にかけて繁殖した「タイワンリス」行政にも認知されたようだ。
灌木や笹薮でガサガサ音がすれば彼らだ、顔はリスというよりもネズミに近い。
:奴だ。
鶴岡八幡宮で見たタイワンリス、何枚か撮ったがこれが唯一の姿。
:大丸山
:ピークへの階段
:山頂
10:15 大丸山頂(157m)、誰もいない。
:八景島
南側に眺望あり、八景島が正面に見える。
:切通し
鎌倉市内に多い「切通し」、道にも岩が出てくる。
:鎌倉霊園
横浜と鎌倉の市境、「鎌倉霊園」が広がっている。
:こならの芽 :トースト(まさに狐色) :マルバウツギ
春の準備②
:六国峠
10:55 六国峠(峠の茶屋から大平山へは直進、天園茶屋から瑞泉寺へ下るには左)
ここで道を間違えた、大平山で昼食をと考えていたが、左折した。
【教訓:記憶はあてにならない】
:天園茶屋
:鎌倉市内
天園茶屋の岩場から見た「鎌倉市内」三方が山に囲まれ「自然の要塞」といわれる。
その意味がこのロケーションで理解できる。
:貝吹地蔵
天台山にある「貝吹地蔵」
:元弘三年 (1333)に新田義貞の鎌倉攻めで第十二代執権北条高時が敗れた。
東勝寺合戦で自刃した高時の首を敵に渡すまいと、家来たちが首を持って逃げ回った。
その際、首をどこに埋めたらよいか思案していたところへ、地蔵が法螺貝を吹きながら首を埋める場所を
案内してくれたという伝承がある。
首を埋めたのは偏界一覧亭旧蹟裏山付近から天園へ向かう道の途中の場所であったという。
現在、その付近にある瑞泉寺裏山やぐら群の1穴は北条高時の首やぐらであるとされている。
また、貝吹地蔵の伝承は他に敗残兵に逃げ道を教えたとか、新田勢が鎌倉へ攻めてくることを
法螺貝を吹いて教えたなどがあるという。
5年続いた、初めての武士政権「鎌倉幕府」その終焉となったドラマの場所だった。
:瑞泉寺降下点
11:35 視界が開け、住宅地が見える、下れば瑞泉寺という場所だ。
ここで道の間違いに気付いた。 少し思案し、大平山へ戻ることにした。
:横浜市内
11:55 急いで戻り、大平山へ。(空は晴れている)
:分岐
大平山(159m)は北鎌倉から建長寺を経てのコースにあたる。
ゴルフ場横の広場は賑わっている、岩場にて昼食をとった。
:ピーク
山頂というより、登山道脇にこの看板がある。
さて下りだ。選択肢は二つ、①再度瑞泉寺へ降りるか? ②建長寺へ降りるかだ。
②へ降りると入山料300円が必要になる、といって瑞泉寺へ降りるのもどうか?
隣りの夫妻に「どこから登ってきたんですか」と聞くと、車を下に置いて登ってきたという。
「鎌倉宮」駐車場だという。建長寺ではなく、③覚園寺を経て、鎌倉宮にも降りられるという。
それは、初めて歩くコース、③を選択した。(これが大正解だった)
:分岐
12:35 建長寺分岐、ここを下った。
:
名もない石仏(幾多のドラマを見たんだろうか?)
:最後の下り
:降下点
12:50 覚園寺・鎌倉宮 への道に出た。
:道祖神
道祖神、日光だけではない「見・言猿・聞」が彫られている。
:こんな場所
お馴染み、鎌倉の「表示板」です。
へ行けば「鎌倉宮」、へ行けば「覚園寺」時間も早いので寄り道。
歓迎してくれているようです。
:ツバキ :ミツマタ :スイセン
:蝋梅
ここの地名は「二階堂」大きな敷地の家が並ぶ。
蝋梅が咲いていた。 ”早・はや”カメラに収めた・・・。
:覚園寺縁起
真言宗泉桶寺派とあるから、京都にある紅葉の名所、泉桶寺が本山か?
:梅の木
蝋梅を撮り、覚園寺へ、山門の右側に白い花が、
まさか?そう梅の花がもう開いている。マジ・・・。
覚園寺は予定のコースには入っていなかった。道を間違ったからここへ降りたのだ。
「怪我の功名」とはこのことか?
寺の境内には一本しかない梅の木、見事に開花していた。
この紅梅は鎌倉宮のもの。
:鶴岡八幡宮
13:25 「鎌倉宮」を経て、鶴岡八幡宮へ、いつ来てもこの人出だ。
:大銀杏
:分身
:サポート
大銀杏、分身も順調に育っているのか?
:神頼み
いくらなんでも、全部は叶わないだろう?神様も正月は大変だ!!
:建長寺山門
:天下禅林とは「人材を広く天下に育成する禅寺」との意味で、わが国最初の禅宗寺院で
鎌倉五山第一位の建長寺を象徴する言葉だそうです。
鶴岡八幡宮~建長寺~北鎌倉駅まで歩き、13:50 北鎌倉駅着、横須賀線で帰途に着いた。
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「鎌倉」の地名について少し調べました。(3つピックアップしました)
〇昔、鎌倉の海岸近くには蘆(あし)や蒲(がま)がたくさん生えており、蒲が生えているところだから
「かまくら」になったといわれています。
◎鎌はもともとは「かまど」のことで、倉は「谷」のことだといわれています。
鎌倉の地形は、東・西・北の三方が山で、南が海になっています。形は「かまど」のようで、
「倉」のように一方が開いているので、「鎌倉」となったといわれています。
〇アイヌ語の「カマクラン」という「山を越して行く」という意味の言葉からできたとか、
「カーマ・クラ」という「平板(へいばん)な石の山」という意味の言葉からできたとかいわれています。
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行程:標高差107m、約12km、約4.5時間
8:45 JR港南台駅 ⇒9:30 円海山 ⇒10:15 大丸山 ⇒10:55 大丸山
⇒10:55 六国峠 ⇒11:00 天園 ⇒11:20 貝吹地蔵 ⇒11:35 瑞泉寺手前
(戻る) ⇒11:55 天園 ⇒12:00~12:20 大平山・昼食 ⇒12:35 建長寺分岐
⇒12:55 覚園寺 ⇒13:10 鎌倉宮 ⇒13:25 鶴岡八幡宮 ⇒13:52 北鎌倉駅
twins
おそろいのシャツで、何か話しています。
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