1月12日(日)今冬一級寒波が到来した3連休の中日、竜爪山を歩いてきた。
メンバーはi-ktf のおなじみの4名でした。
竜爪(りゅうそう)山は薬師岳と文殊岳という二つの山頂を持ち、古くから信仰の山であり、
東海自然歩道が通じている展望の山でもある。
一等三角点は「文殊岳(1041m)」に設置されている。
駿府城の鬼門(東北)の方向にあったため、徳川家康も崇拝したといわれる。
:JR静岡駅北口
8:00 JR静岡駅北口、閑散としているので寒さが身にしみる。
8:10発の「則沢行」に乗るには新幹線利用(ただし往きのみ)、リッチな日帰り登山となった。
8:53 平山バス停着、ここで全員(といっても8名)が降りた。
平山集落、霜が降りてこの状況、標高は100m程度だが寒い。
:お洒落なトイレ
左が薬師岳、右が文殊岳、標高差が10mある。
:道祖神
古い石碑だが、建造は大正時代だった。
:茶畑
穂積神社への参道(舗装道)を登っていく。 山を開墾し、茶畑が、静岡らしい風景だ。
乗用車が追い越して行く、登山口に車を置き、竜爪山をピストンする登山者だろう。
:旧登山口
9:50 路駐する車が増えてきた、旧登山口着。(モデルはK隊員)
昔からの「丁石」が設置されている、ちなみに穂積神社は「三十丁目」とある。
:丁石とは一丁(約109㍍)ごとに設置された里程石(丁目石・丁標石・行程石とも言う)
で歩いて来た距離や目的地までの距離を示す標石です。
:無名滝
沢には滝がいくつかあるようだ、登山道は険しいのか?
:鉄橋
南アルプスでよく見た鉄橋、そうここは静岡県でした。
:「丁石」
これは昔からの丁石、ここから眺める夕日が素晴らしい?
:険しい登山道
穂積神社の参道だが、結構険しい、両側が切り立ち危険な場所もある。
:病葉
病葉(わくらば)です。
:肝冷やしの滝
10:10 「肝冷やしの滝」へ寄る、肝は冷えなかったが。
:肝冷やしの滝
落差は30m程度か?滝壺に降りる際、足場がないので”肝を冷やした”
:文殊岳
二十一丁目から見えた「文殊岳」
:看板
:穂積神社
10:55 穂積神社へ、平成15年に改修され、立派な神社に。
:由来
この種の説明は、にわかに信じがたいものが多いが、竜爪山もその例外ではない。
:夫婦杉
神社の周囲には、樹齢数百年の巨木が林立している。(半端な太さではない)
茶屋でお茶を御馳走になり、バッジを購入して薬師岳へ向かう。
標高差約200m、歩程は分とあった。
:階段
九十九折りの登山道ではなく、直登用の階段が随所に設置されている。
西側から見る「富士山」です。
シモバシラにも出会いました。
:杉林
:稜線
薬師岳へもう一息、稜線に出た。
”オジイチャン”ガンバレ!!
:-5℃
急な階段を上がってきたので寒さは感じない、むしろ心地いいぐらいだ。
11:50 薬師岳(1051m)山頂、眺望はない。
12:05~12:30 文殊岳(1041m)山頂・昼食
:文殊菩薩
文殊菩薩【仏の知恵(般若)を象徴する】が祭られている。
:東側の眺望
薬師岳(左)と富士山、雲が出てきていた。
:西側の眺望
奥の山は観峰か?
:南側の眺望
静岡市街地と駿河湾。
牛妻へ下る、ここを下る登山者は少ない。
ずーっと杉の植林帯だった。
:ツルリンドウ(残っていた):カンアオイ(これから) :シモバシラ
則沢分岐(朝乗ったバスの終点から登るコース)
:若山(884m)
一旦下り、登り返すと若山(884mピーク)、この登りは想定外だっただけに汗をかいた。
:杉林
杉林、蛇でもでそうな雰囲気だった。
:茶畑へ
14:10 杉林を抜けると、茶畑に、眺望が一気に開ける。
:遠江の山並み
手前に茶畑、安倍川を挟んで、遠江の山並みが広がっている。
:茶畑
お茶の木は手入れされ、新芽を待つ状態だった。
:牛妻
:こんな場所
新東名を降り、安倍川を北上、手前の曙橋を渡り対岸へ、
椹島(南アルプスの登山基地)への道路だった。
:牛妻坂下バス停
14:38 「牛妻坂下」バス停から、一本早いバスで静岡駅へ向かった。
(しずてつジャストラインは suica 使用可能でした) ⇒明示はされていないけど。
【日本百低山 49 完登】
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行程:標高差900m、約10km、歩程時間約5時間
6:52 新横浜駅 =8:10 静岡駅 =8:55 平山バス停 ⇒9:50 旧登山口
⇒10:55~11:05 穂積神社 ⇒11:50 薬師岳 ⇒12:05~12:30 文殊岳・昼食
⇒13:10 桜峠分岐 ⇒13:50 若山 ⇒14:10 茶畑 ⇒14:38 牛妻坂下バス停
⇒15:30 静岡駅 ⇒15:33 静岡駅発熱海行きで帰途に
twins
最近ソファーがお気に入り、上手に登って、慎重に降りるようです。(寝起きの顔ですね)
この日の富士山はあの唱歌のように
「頭を雲の上に出~し」でしたね。
雲の上の富士山は鮮明なのに、下は霞んでいて不思議でした。
ペットボトルの水が氷らないから、さほど寒く感じませんでした。気温は-4°だけど、水は1°かな?笑。