今年も桜の季節が急いでやってきちゃいました。
アルバムから桜を探してみました。 ご覧あれ・・・。
まずは我が家の「オオシマザクラ」です。3月初めには咲いていました。
(3年前、鳥=不特定が運んできてくれました)
:ソメイヨシノ :横浜緋桜
近所の「本牧山頂公園」に植樹された2本の桜です。
花見の起源は・・・
奈良時代が起源といわれる花見はもともと梅が鑑賞されていたという。
それが桜に取って代ったのは、平安中期のこと。
庶民の花見が一般的になるのはもっと遅く、江戸時代に入ってから。
寛永2年(1625年)上野に寛永寺が建立され、吉野山から桜が移植された。
これが元禄のころになると、上野、浅草界隈はにぎわい、
どんちゃん騒ぎの花見が行われるようになった。
八代将軍吉宗は鷹狩の途中風光明媚な土地に桜を植えさせて、庶民にも開放した。
それが墨堤(隅田川沿い)や飛鳥山、品川御殿山など。
庶民は着飾って花見に出かけ、衣装や茶番などの趣向を凝らして楽しんだ。
しかし格式の高い上野は「歌うのは良いが三味線は禁止」など取り締まりが厳しく、
江戸っ子は飛鳥山や墨堤に出向き、年に一度の花見を楽しんだ。 とさ・・・・。
:大岡川沿いの桜
2010年、川沿いを歩いて「三浦湯」へ行った際撮ったもの。
:河津桜
昨年3月中旬、天城峠を歩き、帰りに河津町へ。開花が異常に遅い桜だった。
:三春の滝桜
:時期尚早!!
三春の滝桜です、過去2回行きましたが、2回ともこの状況でした。
会津若松城です、2~3分咲でした。
:久遠寺のしだれ桜
超急な石段を登り、この桜に出会えました。 Just Meet!!
バッグは岩殿山です。 高遠桜、背景は中央アルプス。
光城山(安曇野)、常念岳をバッグに・・・。
:吉野の桜
世界遺産「吉野の千本桜」下界は3~4分でしょうか?
吉野の千本桜
一目千本。 桜の木が集まって咲く景観をいうこの言葉は、
吉野の桜を形容するために生まれた。
麓から山上に向かって、下千本、中千本、上千本、奥千本と順次花の雲のように
桜が群れ咲くさまはまるで夢のよう。
品種は山桜を中心に約200種といわれ、濃淡を織りなして吉野の尾根を桜が覆いつくす。
:2011年大阪
長男坊が大阪へ出向していたので、これを機会に大阪の桜を見てきました。
大阪造幣局の「通り抜け」
南門から北門まで560mにわたって美しさを競う桜の樹は、約120種、350本といわれる。
大阪にある造幣局本局構内の桜を1週間ほど一般に公開する「通り抜け」。
始まったのは明治16年というから歴史がある。混乱を避けるため、当時から鑑賞は
一方通行で、「通り抜け」の名はそこからきている。
八重の品種を主体とするために華やかさはひときわで、白から薄紅、深紅色まで濃淡
あでやかに頭上を染め分ける桜は天下一品の美しさ。 だった・・・・。
:小手毬
塊で小手毬状に咲くからその名がある。
:松月
色が淡紅色から白へと変わる、東京荒川堤発祥の「松月」
:御衣黄
色は黄緑、花弁の根元が赤く色づく「ぎょいこう」
:天の川
:手弱女(たおやめ)
:平野妹背(ひらのいもせ)
人も花も満開の「通り抜け」でした。
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翌日は京都に移動、「仁和寺」の御室桜を鑑賞。
:仁和寺の五十重塔
仁和寺の御室桜(おむろざくら)
円山公園、高台寺、醍醐寺、嵐山・・・。
桜の名所が並ぶ京都で、最後を飾るのが仁和寺(にんなじ)です。
染井吉野や枝垂れ桜も見事ですが、中門内の西側一帯を中心に「御室桜」
と呼ばれる200本ほどの遅咲きの桜は満開を迎える。
ほとんどが御室有明という品種で、根元から枝分かれするのも特徴の一つ。
不思議なことに2~3mの高さにしかならない。
*仁和寺は門跡寺院で代々皇室出身者が住職を務める、9世紀後半の創建。
仁和寺から竜安寺に足を伸ばしました。(すぐ近くです)
:竜安寺石庭
石庭と枝垂れ桜です。
竜安寺から平野神社へ。(京都駅まで通り道です)
:白雲桜
京都平野神社。ここも桜の名所。
珍種十品の紹介しましょう。
①魁(さきがけ)桜:花は白い、一重の枝垂れ桜
②寝覚(ねざめ)桜:花は白の一重で、葉が茂ると同時に開花し、目の覚めるような風情
③胡蝶桜:花は淡紅色の大輪で満開時には、あたかも蝶が飛んでいる風情を呈する
④嵐山桜:花は紅白色で五弁の一重咲き、山桜系の里桜で、襖絵などに見られる
⑤虎の尾桜:花は白色で花便短く、枝に咲き島模様が虎の尾の如く珍しい
⑥平野妹背桜:花は淡紅色で二・三花よりなる
⑦御衣黄桜:花は黄緑色で、花弁に濃い緑色と紅色の線がある珍しい品種
⑧松月桜:里桜の代表品種、花は大輪で最初淡桃色で次第に白色となる
⑨手弱女(ておやめ)桜:花の濃淡紅色と葉の薄黄緑との調和が美しい
⑩突葉根(つくばね)桜:花は小さく花弁六十二・三枚で、一見菊桜のよう
:御衣黄
最後は千本釈迦堂の「おかめ桜」を鑑賞に・・・。
ほぼ終わっていました。
:ミネザクラ
最後は南八ヶ岳で見た「ミネザクラ」で〆ます。
日本全国桜を見て歩きました。
花見は、開花時期に逢えば楽しめるが、100%楽しめるというわけにはいかない。
どこの桜を見ても「甲乙」付けがたいが、一番の桜はどこ?と問われれば
間違いなく「弘前城」の桜と答えることにしている。
リンゴ栽培の”ノウハウ”が桜の栽培に活かされていると聞いて納得した。
残念なのは桜は栽培種、自然に咲く高山植物には勝てないとも思うが?
もちろん”桜の木”に責任はないが。
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今日のtwines
おもちゃに真摯に取り組んでいます。
先週末、上野に花見に行き、まさに樹齢何年と話していたところでした。388年ですか?
鎌倉も安国論寺の市原虎の尾(妙法桜)天然記念物と
箱根登山鉄道入生田の長興寺しだれ桜
私のお奨めです。
我家の庭にもが種を運ばないかなぁ・・・!