5月12日 鳴神山:(群馬県桐生市、標高980m)に登ってきた。
:織姫バス(200円均一料金)
JR(京浜東北・常磐・両毛線)私鉄(東武スカイツリー線)を乗り継いで、
9:00 桐生駅北口から「織姫バス」に乗って9:35吹上バス停に着いた。
ウツギの皆さんです。 (小さい写真は”クリック”すれば大きくなります)
:レンゲソウ :オダマキ(栽培種) :セイヨウキランソウ(栽培種)
バス停から 駒形登山口までは舗装道路を歩く、豊富な野草に退屈はしない。
:林道は工事中
9:55 駒形登山口に着いた。
右側は沢、水量も多い、二輪草の(小)群落が。
:鳴神山自然探索路の標示(カッコソウの案内も)
植生が豊かな鳴神山、ナルカスミレ(固有種)カッコ草(絶滅危惧種指定)などがあるので、
わざわざこの看板が。看板の有無に拘わらず、植物採取は禁止だが・・・。
地元作成の標示板、登山口 ⇔ 山頂まで ”歩数”で標示されている。
登山道は沢筋から沢を歩くところもある。
:二輪草 :ヤマブキソウ
:中間点
10:30 中間点に、汗を拭き々々登ってきたので、水分補給して先へ行く。
:ヤマツツジ :ミツバツツジ
新緑の中で、ヤマツツジの赤は目立つが、木は少ない。
:深い谷に
水は枯れ、深い谷を登って行く、傾斜もきつくなる。
:カタクリの葉が
:肩の広場
10:56 肩の広場に、鳴神山のターミナル、山頂までは125mとある。
:雷神神社(山桜が咲いている) :狛犬(神社の守護獣)2態、狼にも見えるが。
:最後の登り
桐生岳への最後の登り、かなりきつい。
:山頂標示板(眺望が360度あるので大変!)
11:03 鳴神山頂、晴天もあり眺望は素晴らしかった。
鳴神山:小さな双耳峰で東峰は桐生岳、西峰は仁田山岳と呼んでいる、眺望は東峰がいい。
山頂のアカヤシオは終わっていた。 昼食・・・。
:西峰仁田山岳
仁田山岳山頂はツツジに囲まれ眺望はない。アカヤシオが多いのか今は葉しかない。
椚峠へ降りる岩場にヒメイワカガミが咲いていた。
11:35 椚峠(大滝登山口及び赤柴への分岐)、カッコソウ保護地への分岐でもある。
カッコソウ(勝紅草):別名キソコザクラ。サクラソウ科の多年草で、楕円形の葉に白毛があり、
4~5月にやや薄い紅紫色の花を付ける。本州ではここにしかない。
杉林の一角に保護地はあった。管理人(ボランティア)がおり説明してくれた。
どこにでもあるサクラソウの印象、言われなければわからない花だった。
:現地杉林
椚峠に戻り、赤柴経由で駒形登山口へ戻った。
12:08 赤柴登山口へ、ここから約1時間の林道を下った。
:トウゴクサバノオ :ホウチャクソウ :ラショウモンカズラ
:スミレさんたち、「ナルカスミレ」は見付けられなかった。
退屈な林道下りを、楽しくしてくれた野草の皆さんです。
道端にあったお墓、尼さんの名があった。
民家の庭に栽培されていた「クマガイソウ」・・・なかなか逢えない花。
13:10 吹上バス停着、13:25 織姫バスで桐生駅に戻る。
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(行程:標高980m、約10km、3時間30分)
5:20 山手駅発 日暮里乗換え 6:39 北千住乗換え 足利市駅
8:38 足利駅(両毛線) 8:53 桐生駅 9:00 (織姫バス) 9:35吹上バス停
9:55 駒形登山口 ⇒ 10:30 中間点 ⇒ 10:56 肩の広場 ⇒ 11:03~11:20 桐生岳山頂
11:25 仁田山岳 ⇒ 11:37 椚峠 ⇒ 11:40カッコソウ保護地 ⇒ 12:08赤柴
12:45 駒形登山口 ⇒13:10吹上バス停
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雷電神社:鳴神山は、その雷神上人が住んでいたと伝わり、それが山名の由来といわれている。
群馬県は雷の多い土地で知られる、宇都宮市は「雷都」の異名さえある。
雷を鎮める目的で建立された神社も多い。
ここ鳴神山も、肩の広場にある雷電岳神社が祀られている。
祭神は大雷大神(オオイカズチノオオカミ)である。
「狛犬」は神社の守護獣、一対で向き合うように置くのが一般的。
ここも狛犬ではなく片方は狼がおかれている。(関東地方に多い”狼信仰”がここでも生きているのか)
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