6月24日「満を持して」女峰山を日帰りしてきた。
(丹沢主尾根縦走もこの日のためのトレーニングだった)
女峰山:2483m(二百名山、関東百名山)
日光駅の北西10km、北麓を鬼怒川、南麓を大谷川が流れる。
火口から大谷川の支流稲荷川が流れ、上流部は雲龍渓谷といい、急流や滝が多く
冬の氷瀑は有名。南東麓に東照宮がある。
8:20 東武日光駅、梅雨の晴れ間、予報は
晴れればここから見上げられる女峰山は雲の中でした
9:10 霧降高原バス停(登山口)に
9:13~9:36 1445段の階段を上ってキスゲ平に(標高差237mGet!!)
ニッコウキスゲは早かった
:ベニサラサドウダン :レンゲツツジ :カラマツソウ
キスゲ平二度目です
赤石金剛、ここから傾斜は急に・・・コメツガの林、木の根をかわしながら・・・
10:38 赤薙山、(予定り順頂です)
オオイワカガミ
イワカガミ
ミツバオウレン
稜線、ヤセ尾根のアップダウンを歩く。
オオイワカガミ、イワカガミ、ミツバオウレンと小さな花が歓迎してくれた
11:38 赤薙神社奥社跡
一旦下り登り返すと、左側は深く切れ落ちている稜線
シャクナゲが目立つ、小振りですが咲いていました
12:25~12:46 独標:2295m、雲が沸き眺望はありませんが昼を食べた
(晴れていれば女峰山が大きく見えるポイントらしい)
いきなりのガレ場を下ります(ここに水場がある)
登り返して・・・ガスが流れると女峰山の姿も見えます、まだ遠~~~い
パラパラ雨が落ちてきたのもこの辺りでした、風も冷たい
シャクナゲヤダケカンバの林を行くと2118mピーク
ヒメイチゲ
道を左に大きく曲がり目前の小さな岩場を越える、足元はきれている
キレ落ちた登山道です
振り返ると、越えてきたおピークの数々が・・・
女峰山へ、ハイマツ林を最後の登り
厳しい歩程だが数多くの登山者と出会った。
「山頂の登山標識を更新中だよ」と教えてくれた人もいた。
(山頂の二人は「志津乗越」から来たという)
13:45 山頂下の祠へ
13:48~14:00 (はじめまして)今日更新された標示板です
帝釈山:2455mへの稜線(ヤセ尾根急傾斜)です
イワヒゲ(山頂脇の岩場にヒッソリと)
ガレ場を下って唐沢避難小屋へ、結構危い道でした
14:25 唐沢避難小屋にあった祠、休まず東照宮西参道へ下ります
崩壊地を渡ります
14:55 箱石金剛(竜巻山:2224m)
終始前後して歩いた川口在住のS木さん
サクラソウ
15:25 (黒岩)逍拝石
黒岩
(晴れれば雲龍渓谷の絶景が臨めます)
八風(yahoo!!?)
八風(はっぷう)とは、仏の教えに基づいた修行を妨げる8つの出来事の事。
人間が求める4つの出来事四順(しじゅん)と、人間が避ける4つの出来事四違(しい)とからなる。
日蓮は、出家の修行に留まらず、在家の日常生活においても、この八風に侵されない者が
賢人であるとしている。
四順:①利い‐目先の利益 ②誉れ‐名誉をうける ③称え‐称賛される ④楽しみ‐様々な楽しみ
四違:①衰え‐肉体的な衰え、金銭・物の損失 ②毀れ‐不名誉をうける
③譏り‐中傷される ④苦しみ‐様々な苦しみ
飽きるくらい笹原の緩斜面を歩きます
16:30 稚児ケの墓
16:53 「殺生禁断境石」
コツツジ
17:15 行者堂
二荒山(ふたらさん)神社、(二荒=日光の語源になった?)
17:30 西参道へ降り、路線バスで東武日光駅へ戻りました。
*
行程:標高差1038m、1863m、約8時間、16.7km
9:10 霧降高原バス停 ⇒9:13~9:36 1445階段 キスゲ平 ⇒10:08 赤石金剛
⇒10:38 赤薙山 ⇒11:30 奥社跡 ⇒12:25~12:46 独標 ⇒13:48 女峰山
⇒14:25 唐沢避難小屋 ⇒15:25 逍拝石 ⇒15:40 八風 ⇒16:30 稚児ケ墓
⇒17:15 行者堂 ⇒17:30 西参道 =日光東武駅
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