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・・・🍂  紅葉真っ盛り  🍂・・・

Mystery Tour

2015年01月17日 | 旅行

1月5~6日、一泊二日で "Mystery Tour" へ行ってきた。

主催は、ツーリズム [往復新幹線利用 年末年始を優雅に過ごす 【5つ星の宿】

                特選名旅館ミステリー2日間] となにやら期待させるキヤッチだ。

個人的には温泉にゆっくり入れれば、当初の目的は達成すると考えての参加だ。

:長野新幹線

案に相違して、長野新幹線に乗車!

(東北もしくは上越新幹線と考えていたが) 

真田の六文銭

上田駅で下車、バスで何処へ行く・・・・。

別所温泉に向かい、国宝八角三重塔のある「安楽寺」へ

(今回のテーマは長野県にいくつかある国宝をpicupするのか?)

:三門

:八角三重塔

宗教法人 曹洞宗 安楽寺、信州最古の禅寺だ。

国宝「八角三重塔」塔は本堂の裏を登った山腹にある。

凍った石段を足元に注意しながら歩いた。

見た目に四重塔に見えるが、初重に裳階=もこし(ひさしまたは霧除けの類)と推測され、

三重塔といわれる。

個人的には四重塔のほうが稀有で価値があるのではないかとも考えたが)

:北向き観音

帰りに「北向き観音」ので著名な常楽寺へ寄った。

天台宗別格本山北向観世音本坊 常楽寺、参拝者はこちらの方が多かった。

本堂が北に向いているのは、ほとんど例がない。

その由来は、観世音菩薩出現の際、

北斗星が世界のよりどころとなるよう我もまた一切衆上のために常によりどころとなって済度とならん」

というお告げによるものといわれている。

 厄除観音として南面する善光寺に詣で「未来往生」、北向観世音に参詣し「現世利益」を

祈願しなければ「片詣り」になるとされている霊場になっている・

「実にうまい商売じゃないですか?」

:独古山

バスに戻り、上田温泉鉄道別所温泉駅へ、ここから下之郷駅まで電車の旅。

2両編成のうち1両を貸切り、歌集が配られた。

春原上田駅長が乗り込み、ハーモニカの伴奏で合唱をした。

(落ちはハーモニカのミニチュア[1000円]の販売だった)

:大王ワサビ農場

別所温泉~安曇野までバス移動、大王ワサビ農場へ

:The安曇野

何度かこの近くへ来ているが降りて入ったのは今回が初めて。

雲も下がり北アルプスが姿を見せる。

左は蝶が岳、正面が常念岳、右が大天井岳、横通岳になる。

雪のない山は有明山、その左奥が燕岳

コマクサの群生がある蓮華岳、北に爺ケ岳、鹿島槍と続く。

:仁科神明宮社

安曇野から大町街道を北上し、二つ目の国宝仁科神明宮社へ。 

【信州・大町市 社宮本の古木が鬱蒼と繁る仁科の森(杉)に、

  平安の昔から鎮座する日本最古の神明造を持つ大町神社、天照大御神をおまつりする】 

神とか仏とか勉強になる旅だ。 神宮と神社と二つあるがどう違うのか?

神宮は皇室に関係し、神社は一般的なものだという。

:拝殿

:千木

社殿の屋上、破風(はふ)の先端が延びて交差した木。

先端の切口がフラットだと女神、垂直の切口は男神となる。

仁科宮に祀られているのは女神だ。

:立山プリンスホテル

15:00 今日の宿舎大町温泉「立山プリンスホテル」に着いた。

鹿島槍岳が顔を出していた。 (バス移動のタイミングでは良く見えたが)

:夕食

品数の多い夕食残さず完食した。

温泉には夜と、朝に2回入り堪能した。 明日は強い風が吹き雨との予報

 

:朝食

朝食バイキング、旅の楽しみの一つだ、品数は今一つ。

部屋の窓から

雲っています、風も吹いていました。

10:00 遅いスタートバスに乗り、何処へ

:岩松院

上信越道を北上、小布施で降り「曹洞宗 梅洞院 岩松院」へ

・葛飾北斎作 本堂の大間天井絵 八方睨み鳳凰図

・戦国武将福島正則の霊廟

・俳人小林一茶の歌「やせ蛙まけるな一茶これにあり」が詠まれた蛙合戦の池

                                      で著名なお寺だ。

せまい本堂で八方睨み鳳凰図を見た、色が鮮やかに残っているので復元された

 模倣図かと思っていたが、現物だと聞き驚いた。

:八方睨み鳳凰図

八方睨み鳳凰図です。(写真撮影不可なので絵葉書を購入しました) 

:小布施堂

ここの栗は絶品との情報、土産を買い求めた。

外人がパーラーの前で何人か座って席を待っていた。

後で聞いた話では”モンブラン”を食べるため待っていたようだ。

:これは柿

あざやかな”熟した柿”烏の食害も避け残っていた。

食べられないのか?それとも小布施の烏が礼儀正しいのか?

:三の門

今回の旅の最後は小諸の「懐古園」に。

懐古園は小諸城の跡で三の門には徳川家達(いえさと:16代)公の筆になる

「懐古園」の大額が掛かっている。

文豪島崎藤村の千曲川旅情の歌「小諸なる古城のほとり」でも知られる信州の名園です。

明治4年の廃藩置県で小諸城は役割を終え、明治13年に城郭は払い下げられ、

小諸藩の旧士族の手により本丸跡に神社が祀られ、「懐古園」と名付けられた。

:せせらぎ

大手門から三の門までは小諸の町と一体となった公園になっている。

:軽井沢駅

全行程を終了し軽井沢駅へ戻る。

:軽井沢スキー場

20年ぶりになる軽井沢駅、”変わった!!当時の面影もないくらいに”

:ワンタンメン

今日の夕食は質素に・・・・・。

:アウトレット

アウトレットモールの夜景です。

**

 長野県の国宝は全部で7つ、内訳は建造物5:美術品2 紹介します 

<建造物>

・安楽寺 八角三重塔(上田市) :鎌倉時代後期に創建された信州最古の禅寺。

・松本城 天守(松本市) :姫路、彦根、犬山城と共に4つの国宝城郭の一つ。

・仁科神明宮 本殿・中門(前殿)(大町市) 

  平安時代創建以来1000年以上にわたり、20年に1度の遷宮(式年造営)が行われてきた古社。

・善光寺 本堂(長野市) 

  7世紀半ばに創建された古刹。 特定の宗派に属さず、誰もがお参りできる寺院として知られる。

・大法寺 三重塔(青木村) 

  天台宗延暦寺の末寺で、もとは大宝寺といい、大宝年間の創立と伝えられている。

<美術品>

・楽焼白片身変茶碗〈銘不二山/光悦作〉(諏訪市)

・土偶〈縄文のビーナス〉(茅野市)  



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