1月20日(日)雪の残る川苔山(1363m)を歩いてきました。
奥多摩を代表する人気の山、川苔谷の渓谷美、百尋の滝と見どころ一杯の山です。
川苔谷で「カワノリ」が採れるのでその名前になったと伝えられています。
:日原川対岸
天候は晴れ、この青空です。
:林道入口看板
9:35 奥多摩駅から日原行のバスで 9:50川乗橋で下車、川乗林道入口です。
:川乗林道陽向
川苔谷の”せせらぎ”を聞きながら、林道を登山口へ向かいます。
:日陰
陽陰はこの通り、”ロック”アイスです。
:登山道入口
10:40 登山口へ着いた、ここから登山道が始まる。
:残雪
残雪は20cm程度か、歩くのに支障はない。
:陰と陽
沢を何度か渡る、淵や小さな滝が散在している。
:小さな滝
登山道、当然”谷側”は切れているので、油断はできない。
:杉の植林帯
植林帯の中は、残雪が多い。
:最後の急登
川苔谷をつめると最後の急登に。
:百尋の滝遠景
ここを降りれば「百尋の滝」夏とは違う絵だ。
:百尋の滝
11:30 「百尋の滝」落差30mの直瀑、メインは落ちて(流れて)いるが、飛沫が凍っている。
落ち口も凍っており、直下まで行けた。
:上部 :下部 :対岸?
昼食を考えたが、日陰で寒い、先を急ぐことに。
:パートナーK地さんです。
奥多摩の滝ベストを発表します。
奥多摩には大小約の滝が存在します。
一番小さいのは落差7Mの直瀑「7Mの滝=火打石谷(丹波)」NO1は・・・
順位 |
滝 名 |
水 系 |
規 模 |
所在地 |
1 |
まぼろしの滝 |
火打石谷 |
落差60M滑状 |
丹 波 |
2 |
七代の滝 |
御岳沢 |
落差50M(5段) |
御 岳 |
2 |
タツマの滝 |
犬麦谷 |
落差50M(2段) |
日 原 |
4 |
白糸の滝 |
小菅川支流 |
落差30M一条 |
丹 波 |
4 |
天狗滝 |
千足沢 |
落差30M滑状 |
五日市 |
4 |
百尋の滝 |
川苔谷 |
落差30M直瀑 |
日 原 |
4 |
大滝 |
火打石谷 |
落差30M直瀑 |
丹 波 |
4 |
大滝 |
モクボ谷 |
落差30M3段 |
丹 波 |
4 |
大滝 |
火打石谷 |
落差5段30M |
日 原 |
4 |
カロー大滝 |
カロー川谷 |
落差30M直瀑 |
日 原 |
:急登の尾根
檜林を巻いて登山道がきってある。
:深い雪
谷沿いは雪が深い、40cmはあろうか?
:この青空
夏道ではなく、杉林を越えて横ケ谷平へ向かう。(⇒昭文社の地図にも載っていない)
:横ケ谷平
13:10 やっと稜線(蕎麦粒山⇔川苔山)に出た!!
:曲ケ谷北峰
ここを登り、下れば川苔山への分岐茶屋跡だが、まだ大分あった。
:鷹ノ巣山?
:雪がやってきた山頂
13:45 曲ケ谷北峰 ⇒茶屋跡 をへて、”やっと山頂だ。
:富士山
山頂で”待望”の昼食、K地さんから自家製パンとシチューの差し入れ、美味しかった。
山頂は風が強く、時間も押していたので(約1時間遅れ)下山。
:山頂直下の状況
下りは悴んだ手でアイゼン装着し、鳩ノ巣駅へ。
:積もった雪
南側斜面だが、雪はタップリ残っている。滑るように降りる。
:杉林
舟井戸(本仁多山分岐)から巻いて降りていく。
ずーーー-っとこのロケーション。(退屈な景色だ)
:杉林間伐事業(花粉対策?)
この登山道各所でこの看板が目立つ!花粉対策かな?
:本仁多山登山口
林道に降りると、本仁多山(杉ノ殿尾根)登山口へ。
:大根ノ山ノ神
16:10 杉の大木に囲まれた「大根(おおね)ノ山ノ神」へ :飛行機雲
16:00を過ぎると樹林帯内は暗くなってくる。
:城山?
:登山口
熊野神社分岐を見送り、棚沢集落登山口へ無事下山。
:飛び待ち?
杉花粉がスタンバイしていた。
:癒される
:鳩ノ巣駅構内
16:50 「鳩ノ巣駅」へここは鈍行しか停車しない。
ホリデー快速を見送り、17:20 「青梅行き」で帰途に着いた。
***雪の上を歩くと何故か、心が弾む?子供と犬の気持ちがよくわかる ***
行程:12.3km,標高差1003m,約6時間
9:35 奥多摩駅日原行きバス =9:50 川乗橋バス停 ⇒9:55 川乗林道
⇒10:40 登山口 ⇒11:30 百尋の滝 ⇒13:10 横ケ谷平
⇒13:45~14:20 川苔山頂 ⇒16:10 大根ノ山ノ神 ⇒16:50 鳩ノ巣駅
滝は waterfall なのに、snowfall ですね。
2011・1・8(土)百尋の滝は凍っていましたが、雪はなく川乗橋バス停から山頂まで3時間、山頂から古里駅まで2時間でした。