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・・・🌺 春はそこまで 🌺・・・

奈良倉山~大マテイ山

2015年05月04日 | 山梨百名山

5月3日、奈良倉山~鶴寝山~大マティ山を歩いてきました。

メンバーは3名、TさんとK地さんです。

JR上野原駅からバスに乗ります。

駅長さんが登山のパンフを配っていました)

上野原駅

:鶴峠

9:25 「鶴峠」でバスを降り、奈良倉山へ向かいます。

:green shower

      

:コウライテンナンショウ       :ハルリンドウ              :ミヤマネコノメソウ(イワボタン) 

      

:ハシリドコロ              :ヤマウツボ(寄生植物)       :Wanted         

傘屋さん

ヤブレガサ(umbrella for sale

奈良倉山

10:30 奈良倉山頂へ

奈良倉山(1349m)大菩薩峠から東の三頭山方面へ延びる牛ノ寝通りと呼ばれる長大な

尾根があり、広葉樹林の広がるゆったりとした道が続く。奈良倉山はほぼその中央に位置する。

富士山頂が望める大月市が選定した「秀麗富嶽十二景」に選ばれている。

前回来たときは、富士山が見えなかった、今日はこの通りです。

:カラマツ

カラマツ林を松姫峠へ下ります。

      

:ツクバネソウ            

松姫峠

11:15 松姫峠、大月市と東京都小菅村の境界になります。

ライダー(man)とサイクラー(woman)が休んでいました。

:登山口

「牛の寝」を経て「大菩薩峠」へ続く、登山口になります。

:分岐

ニリンソウ群生地への分岐です、今回は鶴寝山へ向かいます。

(ニリンソウ群生地ルートは鶴寝山をトラバースする)

:鶴寝山

緩やかな尾根道を歩いて、11:37 鶴寝山です。昼食をとりました。

:鶴寝山(1368m)ミズナラやクリ、ブナなどの木々が豊富で、山頂近くには「巨樹の道」

 があり数多くの巨木に出会うことができる。富士山のビューポイントでもある。

:ビューポイント

あいにくに隠れて富士山は見えませんでした。

山沢入りのヌタ

12:20 山沢入りのヌタ、ここから大マティ山をピストンします。

:ヌタとは甲州に多い地名で、山越または尾根筋の平地をいう。

 ヌタの語義は山中の湿地で、猪、鹿のヌタバで知られたヌタという語から出ている。

 猪が躰を冷やすために泥土を掘り返す湿地は、ヌタバという=山ことば辞典より)

山頂分岐

見慣れた景色になりました、落ち葉をかき分けて登っていきます。

大マティ山

12:45 大マティ山頂、広葉樹林の中、広い山頂でした。

山沢入りのヌタへ戻り、小菅のへ下ります。

(変わった名前ですが調べたけどわかりませんでした=【日本山名辞典:三省堂】不記載)

      

:ハシリドコロ              :ミツバツツジ              :キジムシロ

  

①トップ               ②その下 

  

③中段                ④根元です。 

樹齢6~700年と推定される栃の木(別名マロニエ)の巨木、”威厳さえ感じました。

おじいちゃん×10倍のキヤリアです)

:後光が・・・

感動もんでした。

:弟分です

少し先に弟分が控えていました。

      

:ヒトリシズカ                                    :エイザンスミレが「パラサイト」しています 

:高指山分岐

13:45 高指山(1274m)分岐 

:ワサビ田

沢筋を下ると「ワサビ田」が出てきました。

管理されているのか?微妙な雰囲気でした。

      

:ワサビ(土の上)           :ワサビ(水の中)            :シロバナエンレイソウ

沢筋の道は花が豊富に咲いていました、

      

:チゴユリ

:小菅の湯

ワサビ田から林道を歩いて、14:35 小菅の湯に無事下山。

上野原駅へ戻るバスには1時間待ちます、ユッタリ時間をつぶしました。

              行程:標高差509m、11.5km、約5時間  

        8:15 JR上野原駅 =9:20 鶴峠バス停 ⇒10:30 奈良倉山

         ⇒11:15 松姫峠 ⇒11:37~11:50 鶴寝山・昼食 ⇒12:20 山沢入りのヌタ

         ⇒12:45 大マテイ山 ⇒13:13 山沢入りのヌタ ⇒13:30 栃の巨木

         ⇒13:45 高指山分岐 ⇒14:00 ワサビ田 ⇒(林道) ⇒14:35 小菅の湯

**

今回もスミレの花をいくつか見てきた。

”敬意を表してスミレ(Viola mandshurica)について書いてみます。

Viola:[ラテン語]スミレ属の植物

和名は、花を横から見ると大工道具の「墨入れ」に似ているからとの説が一般的です。

「墨入れ」のことを墨壺ともいうから、墨壺を立てたような形はタチツボスミレという。

                                  (諸説あるようですが・・・・・)

:墨入れ

:スミレ

:タチツボスミレ

:スミレサイシン

:フモトスミレ

:エイザンスミレ(比叡山からきている) 


鹿岳~四ツ又山

2015年05月02日 | 関東百名山

4月30日、(久しぶりの関東百名山)鹿岳~四ツ又山を歩いてきました。

Ⓜmaitabi ツアーです、TDはk室・O原さんでした。

:BP

今回の基点になった「オアシスなんもく」旬の野菜が人気です。 

岳登山口~鹿岳~四ツ又山~大久保に下山するコースです。

:登山口

低山だが魅力的な岩峰が点在する西上州、まず鹿岳(関東百名山)を目指します。

鹿岳は双耳峰、その姿が「鹿の」に見えることから、この名があるようです。

10:00 鹿岳登山口、気温も高いことが予想されます。 

:植林帯

杉の植林帯を登ります、足元はカラカラに乾いて、ホコリッポイ。 

      

:キランソウ               :マルバスミレ             :キケマン

地味が貧弱なのか、スミレ類しか咲いていません。

一ノ岳

樹間に一ノ岳(南峰)が姿を見せます。

高度を上げて行くと、ミツバツツジが出てきました。

:ミツバツツジ

:ミツバツツジは春に、葉が出る前に鮮やかな赤紫の花をさかせます。

花が終わってから葉が出てくるとき、枝先に枚の葉がつくことからこの名があります。

:コルへ

ここを登れば鹿岳のコル(鞍部)です。

11:30 コルに、まず一ノ岳をやっつけます。

   

:フモトスミレ(小さなスミレ、斜面にへばりつくように咲いています)

:一ノ岳

:摩利支天

11:40~12:05 一ノ岳山頂・昼食です。(眺望は360°ありました)

:荒船山

別名:テーブルマウンテン荒山です。(テーブルは艫岩です)

:八ヶ岳

まだ雪が残っている八ヶ岳です。

:下界

結構、高度感あります。

        

:アカヤシオ               :ヤマツツジ               :ミツバツツジ

「ツツジ三羽烏」そろい踏みです。

ヒカゲツツジもありそうな雰囲気(岩が多い)でしたがありませんでした。     

:本峰

:アカヤシオは”ひとつばな”ともいいます。

細い一つの枝先に一輪の花を咲かせることから、ついた名前です。

:デポ

本峰へはリュックをデポし「空荷」で向かいます。

:梯子

一人ずつ、右側はきれています。

:鎖場

鎖場、左側がきれています。

 

12:30 本峰(1015m)です。

:妙義山

浅間山

雪がなくなっていました。

:岩峰

南に伸びた岩峰へ行って見ました。

一ノ岳

一ノ岳を俯瞰します。

左:四ツ又山、右:一ノ岳です。

鎖場「行きはヨイヨイ、帰り(下り)は恐い」ですね。

マメガタ峠

13:40 マメガタ峠。 鹿岳を背に、ドンドン下りました。

:四ツ又山

:四ツ又山は「下仁田富士」とも呼ばれている。

その名のとおり、山頂が四つの鋸歯状に分かれている。

 昔から霊峰として、住民の信仰の山であり、不動明王の石仏やカラスなど

 それぞれの峰に石像が祀られている。

4峰めざして登ります、約40分登って、

:祠

14:23 4峰です、「祠」しかありませんでした。

休む間もなく3峰へ、まず下り、上り返します。

:3峰

14:30 3峰(南西側を向いています) 

:2峰

14:35 2峰(穏やかな表情は何を意味しているのでしょうか)

天狗

2峰にはカラス天狗も祀られていました。

:本峰

14:45 本峰です。(不動明王でしょうか、迫力は今一つ?)

鹿岳

鹿岳です、右奥には浅間山も見えます。

:最後の下り

大天狗峠へ下ります、ザレテおり滑る!!

大天狗峠

15:15 大天狗峠(ほぼ予定通りでした)

登山口

15:40 登山口(大久保)へ無事下山です。

マイクロバスで「道の駅オアシスなんもく」を経由し、ンビニで買い物

後は上信越道~関越道と突っ走り、19:45 新宿着。

              行程:標高差528m、約5km、約5.5時間  

        10:00 鹿岳登山口 ⇒11:30 鹿岳コル ⇒11:40~12:05 一の岳・昼食

         ⇒12:15 鹿岳コル ⇒12:30 鹿岳本峰 ⇒13:40 マメガタ峠 

         ⇒14:23 四ツ又山4峰 ⇒14:35 3峰 ⇒14:35 2峰 ⇒14:45 本峰 

         ⇒15:15 大天狗峠 ⇒15:40 四ツ又山登山口 =19:45 新宿駅西口

                                   関東百名山 鹿岳 83完登