(原題:L'eau froide)94年作品。1972年、パリ郊外。周囲から疎外されて若者コミュニティに身を投じた少年少女の悲しい運命。監督は「パリ・セヴィユ」(91年)などのオリヴィエ・アサヤス。
正直言って、大した映画では無い。序盤の、主人公たちの厳しい家庭環境を冷ややかなタッチで綴るあたりはまだ見ていられたが、彼らが家と学校を捨ててヒッピーもどきの連中と合流するあたりからはドラマが停滞してしまい、そのままズルズルと終わってしまう。いったい何を言いたかったのだろうか。
取り柄といえば、懐かしい70年代ロックがふんだんに聴けるところだろうか。特にユーライア・ヒープの「安息の日々」を久々に聴けたのは収穫(?)だった。
なお、私は本作を94年の京都国際映画祭で観たのだが、その際に主演女優のヴィルジニー・ルドワイアンの舞台挨拶が行われた。今では中堅女優として確実にキャリアを積み上げている彼女だが、当時はまだ10代。間近に見た彼女は、素晴らしく可愛かった。白人の女の子でこんなに可愛いのを実際見たのは初めてで、その意味で印象に残っている映画である(笑)。
正直言って、大した映画では無い。序盤の、主人公たちの厳しい家庭環境を冷ややかなタッチで綴るあたりはまだ見ていられたが、彼らが家と学校を捨ててヒッピーもどきの連中と合流するあたりからはドラマが停滞してしまい、そのままズルズルと終わってしまう。いったい何を言いたかったのだろうか。
取り柄といえば、懐かしい70年代ロックがふんだんに聴けるところだろうか。特にユーライア・ヒープの「安息の日々」を久々に聴けたのは収穫(?)だった。
なお、私は本作を94年の京都国際映画祭で観たのだが、その際に主演女優のヴィルジニー・ルドワイアンの舞台挨拶が行われた。今では中堅女優として確実にキャリアを積み上げている彼女だが、当時はまだ10代。間近に見た彼女は、素晴らしく可愛かった。白人の女の子でこんなに可愛いのを実際見たのは初めてで、その意味で印象に残っている映画である(笑)。