♪♪ 私の お寺ライフ ♪♪

 ブログアップして8年目に突入。相変わりませんが、私の「如是我聞」をお送りします。南無阿弥陀仏

慶聞抄2020年5月号

2020-04-21 11:48:59 | 随想
慶聞抄(きょうもんしょう)


  ライン無料カットより

コロナ私話


志村けんさんが3月29日にお亡くなりになって、ぐっと新型コロナウィルスが身近に感じられるようになりました。遺骨を抱いたお兄さんのお話で、看取りができない、最期のお見送りもできないというこの感染症の過酷さが胸に迫りました。4月7日の7都府県への緊急事態宣言を受けて、定例仏教女性会とお寺カフェは当分の間ナシと決めました。13日以降は、通常のお参りも控えるようにしました。

   定例も寺カフェも無し花吹雪

異変は18日の土曜日に起きました。前日夜から月始めとは違うまた別の歯茎が腫れて痛み出し、残っていたとんぷくを飲んで寝ました。朝、少し体が重く感じましたがいつも通り散歩(雨でしたが、お気に入りのゴアテックスの合羽を着て)。本堂でのお参りあたりから気だるさを感じて、押し込むように豆乳とバナナ、ヨーグルトの朝食を済ませ、携帯と体温計を握りしめてベッドに倒れ込みました。

何と37.7度!スワッ、やっちまった!っていう感じでした。布団の中で市内の感染者数を確かめると5人。私は6人目か、と思いました。お寺のこともですが、気になったのが前々から取りかかろうとは思っていたけど後回しになっていた預貯金や保険証書の整理でした。(何やそれ)
 
取り合えずお世話になっているK歯科へ電話。先生に歯茎のことを伝えて熱のことを言うと、案の定思案の様子。で、連れ合いがお薬もらいにお使いしてくれることに。そして、先生がこう聞かれました。「この後どうされますか?」すかさず「はい、4日間待って帰国何とかへ連絡します。」帰国者・接触者相談センターとちゃんと言えなかったけど、口頭試問に受かった感じでちょっと嬉しかった。

確かなことは、自分はアラセブ(70歳近く)立派な高齢者としての自覚はあります。(でも、こころは18歳というところがただの年寄りとは違うと自負してる) とんぷくばかりかコレステロールや尿酸値の薬のおかげで生かされているからには、罹患したらただでは済むまい、とか何とかいろいろ考えているうちに・・(夢の中)

 幸いにも、一晩に2回下着を替えるほど汗をかき、翌日お昼ごろには食欲も戻って、コロナ気分は一日半で終わりとなりました。


     ビオラ
  
 専門家や医療関係の全ての人に感謝。問題は、コロナに罹るか罹らないか、ではなくいつ罹るか、だそうです。致死率は普通のインフルエンザと変わらないのではないか(感染者が正確につかめてないので)という説があるようですが、やはり怖いなと思うのは医療崩壊です。治療してもらいたくても通常の機械と人の不足で最悪の場合放置される。途上国や難民キャンプで暮らす人たちは、ずうっとそんな中で生きていたはるんやあ・・と、国境なき医師団に僅かばかりの寄付をするのでした。

 エイプリルフールかと思ったけれどホンマやったわアベノマスク       
                                   合掌
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする