池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

皇居残り1/4周散歩

2019-03-20 18:26:12 | 散歩

さて、度々「皇居3/4周散歩(2019.1.27)」に触れていますが、大手町のオフィスへの通勤で、日比谷から時計回りに、ぐるっと大手門まで、約3/4周してからオフィスに向かっています。

たまに「千鳥ヶ淵緑道(2019.2.22)」の方を歩いたりもするので、その場合、コース長と歩行距離が伸びるので、4/5周はいているので?などとくだらぬことを考えて歩いていたりしています。

最近は、日に日に暖かくなり、私も重ね着しているアウターを一枚脱ぎましたし(外見は変わりませんが)、寒さに対する体感温度がおかしい、真冬でもランニング短パンの西洋人はともかく、日本人ランナーも、徐々に軽装になっているような気もしています。

余談ですが、西洋人って、、、気温ひと桁、でも湿度が70%、じっとり冷たい真冬のハノイでも、”東南アジア”だからと気持ちで体感温度を調節できるのか、Tシャツ、短パン、サンダルで歩いていたりしましたし、日本のスキー場でも、浴衣を面白がってきて、はだけた状態で滑って、大盛り上がりしたり、、、(頭の)どこかおかしいんじゃないかと思うこともあったのですが、

当の西洋人(代表して語ったのはイギリス人)に言わせると、日本のように四季がなく、季節はあっても、そんなに暑さや寒さが極端に違わないので、体感温度の幅が短く、暑さ寒さには鈍感であるとのこと(本当かな?)

福島出身の私としては、夏は30℃台の後半の暑さ、冬は氷点下の寒さ、寒さの幅が広いことに対して、暑さ寒さの幅の狭いイギリス人は、未知の氷点下でも、10℃くらい感覚、格好で、頭と身体を騙せるものなのか、、、わからん。

私は、上京した時は、東京で冷暖房不要でしたが(東京で温度差が狭まった)、東南アジアで十数年暮らすうちに、東京でも寒いと思うようになって、実家は寒すぎて近寄らなくなりましたが、これは温度幅ではなく、温度のレンジが変わったからですよね。暑さも、東京は、”不快”なんですよね、シンガポールは木陰に入ったり、風が吹けば、30℃でも涼しく感じるし。ハノイの夏は、気温40℃で湿度100%だから、東京より遥かに”不快”ですがね。

 

さて、、、余計な方向にぶっ飛んでしまった話を元に戻して、

”残る1/4”にフォーカスしてみたいと思います。

”残る1/4”は、概ね祝田門と大手門の間くらいですが、これを内堀通りを歩いてしまっては面白さがないので、

桜田門から皇居内に入って、二重橋、桔梗門、(ちょっとはみ出して)和田倉門、そして大手門へと行きましょう。

外桜田門です。桜田門外の変が起きた場所ですね。厳密に言うと、外桜田門外の変と、”外”に囲まれるますね。

、、、ご放念ください。

ちなみに、最近、面白いと思って、KBSラジオ「角田龍平の蛤御門のへん」というのをポッドキャストで聞いています。

こちらも、、、ご放念ください(苦)

 

内側の桜田門です。

私は、安直に、外側が、「外桜田門」であるなら、内側は「内桜田門」だろうと思っていましたが、違うんですね。

反対側にある、「桔梗門」を「内桜田門」というのですね。

皇居敷地内、東から見ると、朝日が当たって綺麗です。

その脇には、二重橋。

しかし、これも今回、自分の勘違い(思い込み)を訂正することができました。

手前に石橋があり、後ろに鉄橋があり、二重に橋がかかっているように見えるので、「二重橋」であると誰もが思うと、思うのですが(私のその一人)、、、違うんですね。

昔、手前の石橋には、それを支える木製の橋が、下に架かっていたので、石橋と(現在はない)木製の橋で「二重橋」であったと。

目の前の説明看板に書かれてあり、その木製の橋が架かっていた時の写真もありました。

勉強になりました。

そして、さらに勉強になったのが

その石橋を渡って入る門が、皇居の「正門」であったと。

奥の方に見える”櫓”に気を取られがちですが、この「正門」こそが御所の入口でした。

 

そして、松がたくさんだな〜、とか思いながら

坂下門(ニュースとかでは聞く名前ですね)、右奥は宮内庁舎、だからでしょうか。

そして、「桔梗門(内桜田門)」です。

中くらいの大名が出入りしていた門とか説明書きがありました。

立派な松が両サイドに配された、”ランウェイ”みたいに見えません?

伊達者な大名が、着飾ったり、籠を装飾していたら、見応えがあったでしょうね。

それと関係なく、やけに外国人観光客がたむろっていましたが、何を狙っていたのでしょうか。

まさか、水面に映った櫓?(私はこういう写真が好きなんですけどね。目の前にいる白鳥に、動いて波紋を立てるなよ、と念を送って撮影しました)

そして、せっかくなので「和田倉門」をタッチアンドゴーして

大手門でゴール、合わせ技で皇居一周です。

外も黙々歩くのは、身体の健康が先に立ちますが、皇居の中を、ゆるゆる歩くのは、心の健康にいいように思えます。

ちょっと残念だったのは(これも、事前調査不足)、大手門から入る「皇居東宮御苑」って、月曜と金曜は休みなんですね(この日は金曜)

同じく、本日休館日を見ていた、西洋人女性二人と、お手上げポーズをして去りました。

 

それ以前に、皇居って入れるんだ(苦)

 

これも近々、行ってみなければ(私は、皇居に限らず、本当に外側を歩くばかりで、中に入らない人であったので)

ではでは


筑波山遠足報告

2019-03-19 18:40:23 | 遠足・旅行

元々のスケジュールでは、先々週末行くはずが、(奥さんも私も)仕事の都合で行くことができず、

梅が散ってまうで!と、やきもきしていましたが、

筑波山遠足計画(2019.3.3)」の通り、

先週末の日曜日、歩くのが嫌いな奥さんと(苦)、筑波山に行ってまいりました。

ゆえに、ケーブルカーもロープウェイも使います。なので、登山ではありません。

むしろ、遠出して、山にも登った挙句、一日の歩数が15,000歩いかないのではないかと心配しました。

(私は一日の歩数目標を、15,000歩にしていて、これを割ると、気分がよくないのと、いろんなアプリでのポイント入手の都合がよくない)

 

さて、つくばセンターのシャトルバス始発(8:00)に乗るべく、

かなりの早起きをし(お弁当は前日に作り置きしておきました)、早朝の秋葉原駅へ。

予定通り、”筑波山きっぷ(4,300円)”を購入し、予定よりちょい早い、つくばエクスプレスの快速電車に乗り、一路、つくばへ。

 

ちなみに、”筑波山あるキップ(3,300円)”というものもあると、駅員さんに丁寧に説明いただきました。

ケーブルカー、ロープウェイなしだと、1,000円安くなります。これも、価格的にはお得です。次回、奥さん抜きの時は、こっちだなと。

電車に揺られて45分。

7:15分くらいに着いてしまったので、チケットカウンターは開いていませんが、待合室は開いていて、暖房も入っていたので、こちらでバスを待つことにしました。

ただ、シャトルバスの①番乗り場には、寒い中並んでいる方も数名いらっしゃるのが気になって、気になって、落ち着かず、

7:40頃には、お互い「並ぶか?」と①番乗り場に向かいました。

でも、これが正解でした。

我々が乗り場に行ったタイミングで、シャトルバスがやってきたのですが、

我々が、”座ることができた”最後の二人でした。

そして、ちょうど電車が着いたタイミングだったのか、上の図で”TX A4”の出口から、多くの登山客が上がってきました。

奥さんと「あっぶなあ、、、40分立つところだった。」と一安心しました。

(その心根が、すでに、登山やトレッキングの精神ではありませんね)

通路に立つ人がいっぱいになったところで、バスは出発。定刻前の7:50頃。

結構な人が外にいるのですが、次の7:30まで待つのでしょうか。

それとも、同じ時刻で、何台か出るのでしょうか。そこは不明でした。

あと、バス小さいね。

 

1. 筑波山神社

30分程度バスに揺られ、”筑波山神社入口”に到着しました。

我ら以外は、結構それっぽい装備、格好をされており、

”始発”という時間が時間ですから、皆さん、登山道を登るんでしょうね。

ケーブルカー&ロープウェイな我らは、普通のタウン着&スニーカーでしたが。

鳥居をぬけ、

階段を上ると

筑波山神社の拝殿があります。

なんだか、崇高というか重厚で、迫力がありますね。由緒はこちらから。

ベトナム赴任前に行った出雲大社もこんな迫力だったような。

ただ、注連縄が細いな(って、観点がおかしいよね)

 

2. 自然研究路、男体山頂

左手に進んでいくと、分かれ道があります。

右側の石の鳥居は、登山道。左側の階段はケーブルカーの宮脇駅へ。

”予定通り”左の階段を進みます。

同じバスで、ちゃんとした装備をされていた方々は、もちろん、筑波山神社参詣の後、右の登山道を登っていかれました。

(次は、あっちのグループに入れてください)

 

さて、ケーブルカーの宮脇駅です。3月の始発は9:20なのですが、シャトルバスが早く出たこともあり、随分時間が余りました。

そこで、、、お腹が空いたので(売店も開いていないので)、お弁当(おにぎり等)を半分食べて待つことになりました。

自己正当化の理由は、、、朝早かったしね。

ちなみに、ここから見る景色も良かったですよ。

バスで結構、上に登ってきたことが分かります。

おにぎり一個食べて、卵焼きなどのおかずも胃に入れたところで、漸くケーブルカーが出発します。

なお、これは、職員を山頂駅に運ぶために、前に出発した緑のケーブルカー(始発前)

我々の始発は、山頂から入れ替えに下ってきた、赤のケーブルカーでした。

森の中を進むので、乗っている間、景色はさほどでもありませんでしたが、山頂駅でケーブルカーを降りて、登ってきた斜面を見ると、かなり急な勾配を登ってきたんだな、と思いました。

男体山はケーブルカー、女体山はロープウェイと、異なる乗り物が採用されてますが、地形の差もあるのかしら。

御幸ヶ原から見る景色です。更に高いところに来たな〜っと。

向こうに見えるのは、女体山頂。

我々はケーブルカーの始発で登ってきたのですが、すでに結構な数の人がいました。

皆さん、自家用車やツアーバスで来て、登山道を登ってきたのでしょうかね(9:30頃ですから、8:00に登り始めれば、着くはずですから)

さて、我々は、計画通り、自然研究路に行きますよ!

この”自然研究路”ですが、上高地の整備された遊歩道のようなものと、勝手に思い込んでしたのですが、、、

結構、ハードでした。。。

親鸞聖人ゆかりの”立身石”ですが、石を見上げて、写真を取るには、脇道に逸れて、急な自然石の足場を降りなければなりませんでした。

奥さんからは「危ないから止めな」の連呼。

そして、ちょっと先へ行くと通行止で、迂回路の道標があります。

ちなみに、あらゆるパンフに”一部通行止め”と記載(印刷)されており、先ほどの案内図の下にも、注意書きが貼られていました。

なんか、私って、いろいろ綿密に調べる割には、割と深刻な情報が抜けていたりするんですよね。。。

迂回路は、男体山頂に向かうようですが、こんな更にハードな道です。

なんとか、山頂に到着、、、

更に、一段、高いところからの楽しめます。が、身体的にはすでに疲労して、それが気持ちの盛り上がりを抑えてしまっています(苦)

あちらに、女体山頂が見えます。あっちに行くのも、こんな苦労が待っているのだろうかと、夫婦で表情が曇ります。

自然研究路に戻る迂回路も、ちょっと行ってみたのですが、、、

、、、御幸ヶ原に戻ることにしました。

下りるのに選んだ、通常の登り道は、自然研究路の迂回路と異なり、一部を除いて、まだ緩やかでした。が、後の祭。

御幸ヶ原に戻り、男体山頂を振り返って「キツかった。。。」(しかし、天気はいいなあ)

 

3. 女体山頂

自然研究路を逆から再出発することも可能でしたが、奥さんに反対されるまでもなく、私自身、気持ちは萎えており、女体山頂へ向かうことに。

こちらは、緩やだといいけどな。

と思いきや、そうでもありません。

途中、”ガマ石”がありました。

口を開けたガマに見えますが、私にはジュラシックパークのラプトルに見えましたが、いかが?

なお、この”ガマ石”を見るまで、他の見所である”大石重ね”、”紫峰杉”をスルーしてきた事に気がつきました。

それほど、自然研究路と男体山頂への道が、我々を疲れさせていたのですね。

奥さまに至っては、登ること、足元に夢中で、この大きさな”ガマ石”にも気づいていませんでした。

(私に言われて、引き返して、一応、見てきたようですが)

こちらも、キツい石場を登って、女体山頂です。

この小ちゃい渡橋、”天浮橋”という見所(パワースポット?)らしいのですが、う〜ん、どうでしょう。。。

その先の岩場が混雑しています。

というのも、岩場がせり出していて、270°の絶景が楽しめます。

遠くに、霞ヶ浦が見えます。

ただ、本当に何もない岩場で、足場も良くないので、下の方を見ると(写真に見えるのは、ロープウェイのつつじヶ丘駅)、足が震えます(苦)

奥さまは怖くて登ってきませんした。と言うか、すでに心身共に、疲れ切っていたかも。

ロープウェイの女体山頂駅に向かいます。

駅の展望台からの眺めです。霞ヶ浦も見えるし、ここからでも結構いいですね。

後ろは、男体山頂、御幸ヶ原です。男体山頂と女体山頂の間は、結構ハードなコースであったんだと再認識しました。

なお、この時点で、まだ10:45。

予定より早いですが、11:00のロープウェイに乗って降ります。疲れましたね。。。

ロープウェイからの景色が、少しリフレッシュさせてくれます?

次は、梅園に行く予定ですが、12:00までバスがないので、

つつじヶ丘駅のレストハウスで、お弁当の残り半分を食べて、お土産を物色します。

茨城といえば、基本は、水戸黄門、納豆、そして

筑波山なのガマ、は分かるのですが、あまり齧り付きたくはないかな。

他のレストハウスは、かなりレトロにガマづいていますが、、、なんか、(地方の行楽地)らしいと言えばらしいかな。

 

4. 筑波山梅園

さて、シャトルバスで、朝降りた、筑波山神社入口まで行き、そこから徒歩数分、筑波山梅園です。

ちょっと都内、近所の梅園とスケールが異なり、驚きました。山肌に梅林が広がります。

梅の木の丈が短いかな。かがんで、森の中を進む感じは、ちょっとトトロっぽい。

入口には、白梅は”見頃過ぎ”、紅梅は”見頃”と掲示板があったのですが、むしろ白梅が満開で、紅梅は見頃を過ぎているような、、、

帰ってきてHPの開花状況を確認したら、案の定、逆でしたね(掲示板が間違っていたのか、それとも見方を誤っていたのか?)

そんな中、全体的に未だ綺麗に咲いている紅梅です。花見客が沢山なので、人通りが切れるのを随分待って撮りました。

梅は枝が上に伸びているところに、間隔をおいて、小さな花をつけるところが好きです。

何だろう、この感覚。バーっと広がる桜とは違って、もっとコマいところがいいんですよね、梅は。

ただ、広域にバーっとあるのもいいですね。手前といいますか足元に梅の花が広がり、遠目に関東平野が拡がる光景です。

こんなのもあったのですが、

何か由来がある梅の木ではなく、イベント的にお祓いをして、絵馬をかけているようでした。

う〜ん、まあ、お祭りですからね。

と言う事で、壮大な梅林を堪能できました。

願わくは、ベストであった、先週末に行けていたらなあ。。。

3/7(木)3/12(火)の開花情報が、白梅、紅梅共に満開となっているので)

まあ、来年こそは。

その前に、4月下旬から5月中旬のツツジですかね。

しかしまあ、今回、ケーブルカーとロープウェイで物足りないかな、などと。

毎日10km歩いているからと言って、慢心がありましたね。

平らな舗装路を歩くのと、丸太階段や不規則な自然石の足場を歩くのは全く違いました。

ちょっと鍛え直さないと、

歩くことだけに必死になって、全然楽しめないです。

それと、普段の散歩、ウォーキングでは、私としては緩めの靴がいいのですが、

山道は違いました。

グリップが効かず、危ないし、余計に疲れました。

”フィールドウォーキングシューズ”ではあったのですが、サイズを合わせた”トレッキングシューズ”が要ります。

反省しました。

と同時に、登山までは行きませんが、トレッキングへの興味は湧いてきました。

先月、何気なく本屋で買ったものの、パラパラとしか見ていなかった”ランドネ”を、まずは読み返します。

ではでは。


薬研堀不動院(再チャレンジ)+納豆の薄揚げ包み焼き

2019-03-18 18:58:55 | 散歩

先日の「aruku&(あるくと)人形町の謎コース(2019.3.16)」において、

踏破スポットのひとつ、⑤ 薬研堀不動院(ビルのあいまに)を、小さなお社と間違えて帰ってきたことが、

どうにも気になって、気になって、結局、早朝に行ってまいりました。

(記事の公開からは数日ですが、実際に行った時から一週間以上経ち、その間モヤモヤ感が続いていました)

おさらいしますと、先々週、行ったのはここです。

幟旗には薬研堀不動尊と書かれたもののありますが、一番手前の幟は、、、

そして、門のに掲げられている名前は

疑いようもなく、「矢ノ庫稲荷」ですね。

矢ノ庫稲荷様、大変失礼をしました。

縁起によると、幕府が倉を建て、矢之倉と称したところから色々あって、現在の場所、名前になったことを理解しました。

しかし、先に、気づくべきでした。

そして、この道標(看板)にも。

薬研堀不動尊(院)は、ビルの裏にあるのですが

あえて、言い訳をさせていただくと、

aruku&アプリのコースが示した場所は、「矢ノ庫稲荷」のある場所です。

百歩譲って、「薬研堀不動尊(院)」の”裏”、”裏の道”です。

今回は、iPhoneのマップに、薬研堀不動院を目的地にセットして、示された通りに行ってきましたが、

行き着く先は、矢ノ庫稲荷、行き方は、矢ノ庫稲荷の前の道でした。

登録されたうGPSの座標が微妙にずれているでしょうね。

だから、私も間違っても仕方ないんですよ、と大人気なく言っておき

さて、本物の「薬研堀不動尊(院)」です。

確かに、せわしいところに建っていらっしゃいますね。

「この寺院の本堂の階段は全部で何段あるでしょーか?(数字2文字)」というクイズがありましたので

数えてもぼりましたが、”22”段!(当たっているのかどうか、WEBで調べてもわかりませんでしたが、自己申告で当たりということで)

さあ、これで、改めて”【国盗り合戦コラボイベント】人形町の謎コース”達成済み、ということです!

講談と縁が深く、毎月28日のお不動さまのご縁日には奉納講談が行われているとのこと。

私も、講談は好きで、一龍斎貞水さんからハマっているのですが、ここまで来るのは、ちょっと遠いですね。

近所で講談を聞くことができる機会を探します。

 

さて、

今晩、ちょっとした、おつまみを作りました。

納豆を薄揚げで包んで、グリルで焼いたものです。

オーブントースターでも焼けますが、うちはオーブントースターがないので魚焼きグリルで。

まあ、その方が、高温でパリッとするかな(ピザと一緒で)

レシピはこちら、参考まで。

納豆の薄揚げ包み焼き

納豆の薄揚げ包み焼き

 

料理名:納豆の薄揚げ包み焼き

作者:Chayank(ちゃやんく)

 

■材料(2人分)

納豆 / 小パック1個

薄揚げ / 2枚

冷凍青ネギ(あるいは、普通の青ネギ) / 大さじ2

醤油(お好みで) / 少々

 

■レシピを考えた人のコメント

納豆を薄揚げで包んで香ばしく焼きました。酒の肴のどうぞ♪

 

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ではでは。


aruku&(あるくと)品川お散歩コース

2019-03-17 16:21:25 | 散歩

さて、引き続き、aruku&のウォーキングコースの紹介です。

人形町の謎コース(2019.3.14)」の後、一旦、電車に乗って向かったのは、浜松町駅。

そこから、「品川お散歩コース」をスタートします。

こちらは、”団体提供”となっているのは、スポンサーがNISSAYなんですね。

しばらく前には、”住民”として、陸上アスリート、桐生選手の写真(アバター)が、地図上に溢れていて

話しかけて、ミッション(わずか500歩)をクリアすると、

桐生選手グッズに応募できるというものでした。

まあ、私は、地方物産狙い(当たったことがありませんが)なので、他の”住民”のミッションを黙々とこなしていたのですが。

さて、コースは

① 東京タワー

② 丸山古墳

③慶應義塾大学

④江戸開城 西郷南州 勝海舟会見之地

⑤ 泉岳寺

⑥ 品川駅

⑦ニッセイ・ライフプラザ品川

距離は、ちょっとあるように見えますし、人形町を歩いた後ですが、

超いい天気の下、コートもマフラーも外して、歩き始めます。

もっとも、毎朝、皇居3/4周の前に、

このコースをほぼ逆走、品川駅から皇居までも歩いているので、気持ちも身体も慣れたところです。

 

① 東京タワー

さて、最初は見慣れた東京タワーですが、浜松町駅から歩いてくると、まず、増上寺の山門があります。

ただ、このコースにはスポットとしては設定されていないんですよね。

どのみち通るんですけどね。

朝焼けに輝く東京タワーもいいのですが(いつも見ているのはそれ)

青空にも、赤いタワーは映えますね。

で、見上げるところまで行き、増上寺の境内をショートカットして、次の丸山古墳に向かいますが

やはり、このツーショットは外せません(私のiPhoneには、一体、何枚の東京タワー&増上寺、そして富士山の写真が保存されていることか)

 

② 丸山古墳

丸山古墳へは、ドックランのある広場を通り過ぎていきますが、手前に芝東照宮がありますので、お参りしていきます。

入り口の梅が綺麗ですね(ああ、3月は、梅の写真が一番多いかもしれません)

そして、左手から

芝公演の梅園が見下ろせます。

先日、「nanacoで固定資産税の補足(2019.2.27)」の冒頭で紹介した時に、見頃にはもうちょっとかな?と思ったのですがちょっと遅かったかもしれませんが、

”芝公園の梅林は江戸時代に銀世界と呼ばれた現在の西新宿の地から明治41年(1908)頃に移植されたもの”

という由緒正しい、”銀世界”が、青空に映えるところを今年は見ることができました。

梅園を抜けて、ようやく、丸山古墳です。

ちょっと登ると、

石が敷いてありますが、”重し”でしょうか。

なお、調べてみると、丸山古墳は、近くに増上寺、東照宮などがあることからパワースポットとして(その筋の方々には)有名らしいですね。

私が行った時、一人の男性が、この石の前に立って、瞑想?していました。(写真を撮れるまで、数分待ち)

次は、プリンスパークタワー東京の方に降りて、慶應義塾大学を目指します。

 

③ 慶應義塾大学

オフィスが浜松町にあった頃は、五反田とか、大井町から歩いて通勤していたのですが

この通りは、品川からも、白金台からも、合流するので、慶應大学自体は何の興味もないのですが

通りの正面に見える東京タワー、東京タワーに向かって歩くのは気分が良かった記憶があります。

続いて、路地をショートカットし、第一京浜に出ると、

 

④ 江戸開城 西郷南州 勝海舟会見之地

があります。

西郷どん」は見ていなかったのですが、この会見はどのように描かれたのでしょうかね。

ちなみに、私は、大河ドラマ大好き人間ですが、幕末ものは観ません。なぜなら故郷が滅ぼされるから(苦)

でも、「八重の桜」は前半の会津戦争のくだりは、武士の世の終りを告げる生贄にならざるを得なかった会津を、哀しみをもって観ました。

古くは「翔ぶが如く」もありましたが、同郷の西田敏行さんが西郷さんを演じていたので、気持ちは微妙でした。

さて、次は泉岳寺です。

毎朝、通り過ぎていたものの、平日朝だけなので、実際に訪れたことはありませんでしたので、本当に、ちょうどいい機会でした。

 

⑤ 泉岳寺

山門です。

本堂をお参りして、

四十七士の御墓参りです。

まず、浅野内匠頭のお墓があります。

映画、ドラマでは、刃傷沙汰の後、家臣が追腹を切ったり、大事を成した後、大石内蔵助が吉良上野介の首を供えているのはここですね。

ちなみに、首を洗ったのはこの井戸であると。

浅野内匠頭のお墓の脇には、奥方様の瑤泉院のお墓が控えます。

大石内蔵助のお墓です。

長男の主税のお墓です。

たしか「峠の群像」だったと思うのですが、

家族が大石から去る時(まだ、仇討ちの意思があるのか、周囲が戸惑っていた頃)

大石(緒形拳)が奥方(丘みつ子)に一言、「主税は置いていけ」と、

仇討ちの意思の身内に明かした、感動した忘れられない台詞です。

他の義士のお墓は、このように並んでいます。

他、浅野内匠頭が田村右京大夫邸の庭先で切腹した際に、その血がかかったと伝えられている、血染めの石とか

義士の墓守をした堀部妙海法尼が瑤泉院から賜った鉢植えの梅を移植した、瑤池梅など、”由緒”のあるものが並びます。

春先、天気の良い日に来ましたが、

討ち入りのあった、冬曇りの12月14日に来たら、また、違った感傷があったでしょうかね。

そして、後は品川駅まで歩くだけです。

 

⑥ 品川駅

の高輪口から入って、港南口に抜けて、品川グランドセントラルタワーの2Fに、ゴールの

 

⑦ニッセイ・ライフプラザ品川

があります。

写真の右側、桐生選手が腕組んでいる隣に「あるくとゴールはこちら」とボードがあります。

”先着50名様にニッセイオリジナルグッズを差し上げます”と、アプリには記載されていましたが

桐生選手が”住民”として現れてから、しばらく経っていますし、流石に50名は突破しているだろう、

と思う反面、真面目にこんなことする人は、そうはいないかも、とも思われ

もし、グッズがなくても、何かはくれるのでは?などと考えた挙句

対人恐怖症な私は、表の写真だけ撮って、帰ったのでありました。

「品川お散歩コース」達成済みです。

まだ、都内で設定されたコースはあるのですが、

自分の生活範囲から外れていたり(上の写真の”ビール女子散歩部”は渋谷界隈)、

「くまもと あるくと しょっと?」東京の中のくまもとコース

なんてのも残っているのですが、

下の地図見てわかりますか?

スポット数、29!!!

青丸が池上の自宅の私の所在で、被さっている緑の丸の一つは、池上本門寺(石段を加藤清正が寄進)ですが

他のスポット、多すぎ、遠すぎ。

ということで、また、団体提供とかで、新しいコースが出たらチャレンジすることにします。

(あるいは、過去に達成したもので、近場のものを再チャかな)

ではでは。


aruku&(あるくと)人形町の謎コース

2019-03-16 20:21:14 | 散歩

以前、ウォーキングアプリの"aruku&(あるくと)"と、そのアプリで設定されているウォーキングコースの"根岸・谷中コース"を、「aruku& 根岸・谷中コース(2019.3.5)」にて紹介しましたが、

先週末は天気が良く、絶好の遠征日和でしたので、池上界隈を離れて、別のウォーキングコースにチャレンジしてきました。

前の回で、残り2コースと言った通り、まだ、踏破していない”【国盗り合戦コラボイベント】人形町の謎コース”と”品川お散歩コース”です。

今回は、”【国盗り合戦コラボイベント】人形町の謎コース”の模様を紹介します。

【国盗り合戦コラボイベント】と言うのは、ゲームアプリのようです。イベントそのものは二年前に開催されたようですが、コース設定自体は残っています。

 踏破すべきスポットは
 
① 街のシンボル
② 人気者
③ 先人の知恵
④ いまはむかし
⑤ ビルのあいまに
 
と、それぞれクイズのようになっています。
 
もちろん、地図上に現れるているので、位置はわかるのと
 
 
アプリにはヒントと、クイズが出されているので、何がスポットになっているのかは容易にわかります。
 
では、まわっていきますが、東京駅から向かったので、指定の順番ではありません。
 
まずは、
 
③ 先人の知恵
 
「日本橋小学校近くの道ばたに、人形町の伝統芸能に関わりの深い生きものがいるわん。その生きものはな〜に?(ひらがな3文字)」
 
「わん」と言っているのは、コラボしているゲームのキャラクターが犬だからでしょうね。(芝犬のイラストがあります)
 
答えは、
 
 
”くじら”です。
 
文楽のあやつり人形のバネには、くじらのヒゲが使われています。
(昔々、”美味しんぼ”に、反捕鯨団体と、捕鯨は文化を守ることだとしてやり合う回がありましたっけね)
 
次は、
 
① 街のシンボル
 
「江戸の火消し制度「いろは四十八組」で、この界隈を担当したのは何組?人形町の街のシンボルになっている時計をよーく見るわん。(ひらがな1文字)」
 
 
ラッツ&スターを知る世代は、め組?と言いたいところですが、よーく見ると
 
”組◯は”と、真ん中あたりに書かれてあるので、答えは”は”組です。
 
ここから、甘酒横丁を明治座、浜町公園の方へ歩いていきます。
 
 
人形町の街並みそのものに懐かしい感じを受けますが
 
個人的にも、大学生の頃、サークルが浜町体育館を使っていたので、懐かしさ一入です。
 
だいぶ変わっているのでしょうけど、記憶も定かではなく、しかもシャッターの閉まった早朝ですから、まあ、何となく。
 
② 人気者
 
「明治座と人形町を結ぶ「甘酒横丁」が「浜町緑道」と交わるところで、ある人物がみなさんを待ってるわん。その人物が持つ数珠はいくつ?(数字1文字)」
 
 
歌舞伎といえば、勧進帳、と言うこともないのですが
 
武蔵坊弁慶が持っている数珠は、"2"つでした。
 
次は、⑤に向かいますが、
 
交差点の度に、東京スカイツリーが見えます。(実は、まだ行ったことがない)
 
そして、
 
⑤ ビルのあいまに
 
東日本橋にある薬研堀不動院は、川崎大師の東京別院で、目黒、目白とならび江戸三大不動のひとつに数えられるお寺だわん。ずばり、この寺院の本堂の階段は全部で何段あるでしょーか?(数字2文字)」
 
実は、これはミスったんですよね。
 
アプリに表示される地図に従って歩いて行って、アプリが”到着”メッセージを出したところには
 
 
これが。。。
 
確かに、薬研堀とは書かれてあるし。。。
 
「ビルのあいまに」にあることはあるが。。。
 
でも、「本殿」って?
 
 
この段数を数えるのか???
 
本当に行くべきところは、こちらだったようです。
 
でも、アプリがOKしたので、仕方ないですよね。踏破と言うことでひとつ。
 
さて、最後は、
 
④ いまはむかし
 
「かつてここには巨大な牢屋敷があったわん。激動の時代を生きた有名な人物もこの地で最後をむかえたんだわん。ところであの大きなものは何かな?(ひらがな5文字)」
 
こちらは、ここ伝馬町牢屋敷で間違いないはず。
 
 
 
 
しかし、最後を迎えた有名な人物とは?
(予備知識なしで行くので、薬研堀不動院を間違えたり、ここで迷ったりしたんだと、今更、反省)
 
「ところであの大きなものは何かな?」と言うことで、周囲を見渡すと、向かいの十思公園を見ると、
 
 
”ときのかね”があり、
(鐘が鳴ると処刑が行われたと。心霊スポットでもあるそうな。)
 
公園の案内板を見ると、吉田松陰終焉の地碑がありました。
 
 
他にも、発掘された牢屋敷の石垣があったりして、
 
 
 
コース設定上は最後ではありませんが、私の歩いたコースの最後としては、満足な終わり方であったように思います。
 
ということで、達成済みとなりました。
 
 
続いて、”品川お散歩コース”に向かったのですが、そちらはスポット数も、指定されていない見所もあったので、分けて、次回、紹介させていただきます。
 
それにつけても、薬研堀不動院は、、、迂闊だった。
 
行くか?
 
でも、それだけのためにはなあ。。。何か機会があれば、ということで。
 
ではでは。

呑川河口と旧呑川緑地

2019-03-15 19:00:17 | 散歩

こんにちは。

私の呑川散歩コースは、

第二京浜から中原街道、洗足池を回って帰ってくるコース

中原街道を越えて、呑川の放出口、都立大駅まで行って帰ってくるコース

呑川を下流へ向かって、蒲田で折り返してくるコース

が多いのですが、

今回は、呑川河口へ向かう散歩コースの紹介です。

うちのあたり(本門寺あたり)から、歩き始めて、河口まで行って帰ってきたこともあるのですが、なかなかのロングコースになるので、今回は、京急蒲田から、河口に向かい、ちょっと海沿いを歩いて、旧呑川緑道を、京急蒲田まで戻ってこようと思います。

スタート地点の京急蒲田東口にある、夫婦橋親水公園です。

別の言い方をすると、シン・ゴジラの第一形態が、ここまで河岸をぶち壊しながら上ってきて、産業道路で曲がって、品川に向かって地点です。

早朝なので、朝日が眩しいですが(東に向かうので)、川面が綺麗です。

少し進むと、右手に、北野神社があります。諏訪神社が起源で、菅原道真公が祀られています。

防犯カメラがあるとの掲示板があるのですが、駅にも近く、不届きものが騒ぐにはちょうどいい場所なのかもしれませんね。

それはさておき、本堂を囲っているのは、枝ぶりからすると、梅ですかね。

であれば、数週間前は、さぞかし綺麗な光景だったのではないでしょうか。来年に向けてチェックです。

川を下っていくと、船が係留されています。船の駐車場的です。

更に下ると、子安神社が左手にあります。

子安神社というと、うちの近くにも子安八幡神社があります。新幹線の高架の近くに。

小高いところにあるので、景色がいいです。たまに、散歩で立ち寄ります。

さて、こちらの子安神社に話を戻すと、創建年代は不明ですが、鶴岡八幡宮を勧請して創建したとのことです。

面白いなと思ったのは、境内には子安神社の他に、諏訪神社(先ほどの北野神社の起源でもありましたよね)

春日神社も、三社並んで建っています。

更に、稲荷神社もあります。盛りだくさんですね。

さらに、下流に向かって歩きます。

ここまでは川沿いに歩けるのですが、産業道路を超えると(↓右に逸れるように)、川沿いに歩けず

川を見るには、橋を渡らねばなりません。歩数が伸びます(苦)

左側に渡って進みます。

ちょっと行きにくいし、Google Mapでは、進めないように感じになっていますが

大森第一中学校の正門を右に曲がって、くねくね進むと、

河口に出ることができます。

目の前のは、”水門”というのですかね。

その向こうは、羽田空港なので

停まっている飛行機も見えれば、ひっきりなしに飛んでいく飛行機も見えます。

ところで、ここからシン・ゴジラは呑川を上って、先ほど見てきた、係留中のボートなどもぶっ壊して蒲田に向かったのですが

ここまで来て思うのは、「何故、空港に向かわなかったの?」です。

そっちの方が、”壊し甲斐”があったように思えるのですが、

まだ、小さかったし、自衛隊機撃ち落とした防衛機能もできていなかったから、そこは事情があるのかな(苦)

さて、森崎公園を左に、海岸に沿って歩きます。

ところで、ここは武蔵野の路の一部になっています(ところどころに掲示板がありました)。

「武蔵野の路は、東京都を周回出来る散策路で、全部で21コースがある。東京を周遊するコースと周遊の円の中をショートカットするコース。そして東京都西部に延びる2コースがある。 完全に整備され、東京都のパンフレットまで準備されているのは11コースだが、残り10コースも専用のパンフレットがないが、標識などで辿ることができる」

というものがあったんですね。

散歩愛好家としては、迂闊でした。知りませんでした。

そして、旧呑川の河口に行き当たったところで、埋め立てられた、旧呑川緑地を上って、京急蒲田に向かいます。

実は、元々の呑川は埋め立てられていたんですね。

元の川の上が、公園、遊歩道になっています。の名所でもあるようです。

産業道路をくぐると

ちょっと、趣が薄れますけどね。

そして、東蒲中学校に行き当たったところで、左に折れて、宝来橋で、呑川に合流し、京急蒲田に到着します。

だいたい、1時間半。

係留中の船の防犯などの意図もあるのでしょうけど、川沿いに河口まで下れないのと、

河口にたどり着いても、水門が邪魔で、景色がいいとは言えないのが

ちと残念なコースです。

武蔵野の路については、始めて知りました(気がつきました)ので、これから、もう少し調べて、歩いてみたいと思います。

ではでは


国立公文書館(温泉 ~江戸の湯めぐり~)

2019-03-14 19:18:21 | 見学・観賞

さて、本シリーズ、最後に、公文書館についてです。

 

3. 国立公文書館

 

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こちらは、何か特別に閲覧したものがあるわけではなく、

 

閲覧室で閲覧はできるものの、国立公文書館デジタルアーカイブをご利用ください、のようなインストラクションもあったのですが

 

東京国立美術館の本館と工芸館に挟まれたところにあるし、

 

美術館に行こうと思った日が、国立公文書館見学(ツアー)の日程に重なっていたのと(結局、備前焼に時間をかけてしまったので、見学ツアーには間に合いませんでしたが)

 

平成30年度 第4回企画展 「温泉 ~江戸の湯めぐり~」

 

という企画展が面白そうだったので、最後に立ち寄りました。

 

意外と言っては失礼ですが、これも見ごたえありました。

 

小規模の展示ですが、

 

古文書の中で”温泉”が語られ、描かれていて、当時の、日本の温泉文化を知ることができます。

 

古くは、聖徳太子が道後温泉へ行ったと、釈日本紀に書かれ、

 

甲陽軍鑑のような歴史書にも、武田信玄が、村上義清に敗れた上田原の戦いで負った傷を癒しに、甲州嶋の湯に行ったとの記述があり、

 

秀吉の祐筆、大田南畝の一話一言(日記のようなもの)には、有馬温泉への湯治に行った模様が記録され、

 

江戸時代に成立した歴史経済資料、地誌によれば、家康、家光が、熱海へ湯治に行ったことが書かれてあり(戦国時代までは、京、大阪に詰めているから有馬温泉ですが、江戸時代になれば、江戸から近い熱海温泉なんですね)

 

大名の湯治願いの申請書や、明治期になって、岩倉具視も持病の頭痛の悪化を癒しに、政府に湯治願いを提出したりしていて、

 

日本人にとっての温泉、温泉文化、歴史の長さを感じることができました。

 

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長くなりましたが、最後に、一般展示のところで、

 

平成も残り僅かですが、小渕さんが掲げた「平成の書」が展示されていました。

 

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確かに、これも”公文書”ですね。

 

ではでは。


東京国立美術館工芸館(The 備前―土と炎から生まれる造形美―)

2019-03-13 19:31:18 | 見学・観賞

さて、東京国立美術館に続いて、工芸館の紹介です。

 

2. 東京国立美術館工芸館

 

IMG_1338.jpeg

 

まず、建物が目を惹きます。

 

重要文化財(建造物)旧近衛師団司令部庁舎とのことです。

 

そして、訪れた時に開催されていたのは、

 

The 備前―土と炎から生まれる造形美―

 

です。

 

実を申せば、東京国立美術館に行ってみようと思ったのでは、工芸館の方が切欠でした。

 

直近では、

 

近代工芸の名品― [特集展示] 棗にまつわるエトセトラ

 

のポスターに惹かれていたのに、機会を逃してしまって、

 

でも、次が、備前焼で。

 

別に、茶の湯をやってもいませんし、茶道に詳しい訳でもないのですが

 

歴史好きでして、特に、平安時代と戦国時代が。

 

戦国時代については、歴史書、小説、ドラマ、映画、教育番組、なんでも好きですが

 

茶道は、文化、芸術、そして政治にまで関係してくるので、

 

直近の”棗”は興味をそそられ、今回の備前もまた興味を持って、工芸館に行ってみようとなった次第です。

 

さて、備前について、展示会の構成ですが、三つに別れていて

 

I章 源流としての備前焼 ー茶の湯のうつわを中心にー

II章 近代の陶芸家と備前焼 ー写しと創作ー

III章 現代の備前焼 ー表現と可能性ー

 

まあ、I章の桃山時代の古備前だけでもいいところなのですが

 

やはり、優游涵泳として、深く味わっていかねばなりませんから

 

タッチ&トーク”(ボランティアガイドスタッフによる説明)を利用してみることにしました。毎週水・土曜の二時から。

 

結果として、備前焼について、理解が深まり良かったです。

 

ボランティアガイドスタッフであるからなのか、小難しい説明ではなく、見て触って、印象を参加者で言い合って、ガイドさんが、解説を加えるような具合で。

 

そして、古備前と近代の備前の違いから、一層、備前焼の特徴が、シンプルにハイライトされて勉強になりました。

(ただ、現代の備前焼は、ちょっと。。。)

 

I章 源流としての備前焼 ー茶の湯のうつわを中心にー

 

こちらは撮影NGでしたので写真はありませんが

 

とても無骨な感じです。

 

全体に歪みが大きく、蓋はぴったりとしておらず(水指だから構わないのですが)

 

取手(耳)は、握った動物の手のようで、

 

しかし、どっしりとした質感と、安定感があります。

 

備前焼は釉薬を使わず、塗料で絵を描くこともないので、

 

登り窯で焼き上げてみて、どうなるのか、です。

 

意図して、歪みを加えたり、色抜きをしたりすることはあっても

 

模様、色合いは、自然のものです。

 

茶色、青茶色、緋色、そして黄色い点々が

 

波のように、雲のように、天の川のように、二つと無い模様を描き、独特の風合いを醸し出します。

 

黄色い点々は、登り窯で焼いた赤松の灰が、焼物にかかって、釉薬がわりとなって現れるとのこと。

 

緋色の帯というか襷は、藁を巻いて焼くと出る色とのことでした。

 

また、”牡丹餅”と呼ぶ、丸い皿のようなものを被せると、その部分、丸く色が抜けます。

 

藁を置いて、牡丹餅を乗せて焼けば、色抜きされた丸の中に、緋色の線が入ります。

 

意図したデザインはその程度なので、模様や絵柄が施された有田や伊万里とは異色の存在だと思い、そこがいいと感じます。

 

 

II章 近代の陶芸家と備前焼 ー写しと創作ー

 

さて、近代は、というと

 

ここの茶室の展示になっている一角以外、撮影NGでしたので、私の言葉で言い尽くせるかは不安ですが

 

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タイトルに”写しと創作”とあるように、古備前の美しさを取り込もうとして作られたようです。

 

人間国宝の金重陶陽さん、他の作品が並びますが

 

桃山時代(1500年代後期)に比べると、1900年代の備前は、似ていつつ、自然な無骨さが薄く、端正な印象を受けます(いいところを人工的に真似た”写し”だからでしょうか)

 

しかし、それはそれとして、風合いを変えずに、備前のいいところを際立たせているように思えました。

 

ただ、、、

 

 

III章 現代の備前焼 ー表現と可能性ー

 

 

になると、本館の絵画の方もそうですが、

 

前衛的?

 

なんか、違ったものになっていく気がします。まあ、”表現と可能性”ではあるのですが、、、

 

ハートマーク?

 

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メタルちっく?

 

IMG_1342.jpeg

 

これは、、、

 

IMG_1343.jpeg

 

いずれも有名、高名な方の作品のようですが、”好み”には合いませんね。。。

 

まあ、いずれにしても、ボランティアガイドさんの説明は、素人にはちょうどいい塩梅の解説でしたし、それを聞いた上で、古備前、近代の備前焼を、じっくり鑑賞すると、印象が違ってくると思いました。

 

The 備前―土と炎から生まれる造形美― は、5/6まで(ハイパーGWいっぱいやっています)

 

しかしまあ、工芸館は私の趣味に合いそうです。また来ようと思ったところ、、、

 

MOMATパスポート

 

というのもあったんですね。。。

 

今回、当日限り900円払いましたが、あと300円足せば、一年間いつでもだったとは。チケットカウンターの方も言ってくれればいいのに。

 

美術館に来なそうな人に思われたかな(苦)

 

次回は、本シリーズ最後の国立公文書館です。

 

ではでは。


東京国立近代美術館(MOMATコレクション、杉浦非水展)

2019-03-12 19:14:48 | 見学・観賞

通勤時、皇居を3/4周ほどしてオフィスに向かうことは、何度か触れていますが、

 

代官町通りを歩くと(時計回りに)、右手は皇居の土手、石垣、門、お堀ですが、左手の北の丸公園側には、気になる建物が並んでいます。

 

東京国立近代美術館工芸館

国立公文書館

東京国立近代美術館

 

順番は、歩いている時に見る順番なので、美術館は本館より、工芸館を先に書き、その間に公文書館があるので、このような順番になっています。

 

ただし、写真は、東京駅の方向から鑑賞に来た時に撮影したものなので、向かって右側からの写真になります。公文書館はゲートが左端なので、左からです。(まあ、どうでもいいことですが、念のため)

 

さて、毎朝通り過ぎてはいますが、行ったことがなかったので、一度、言ってみることにしました。

 

では、東京駅から近い順に、東京国立美術館から。

 

 

1. 東京国立近代美術館

 

まあ、施設の情報はHPで確認していただくとして、

 

私が行った時は、

 

・MOMATコレクション(所蔵作品展)

・イメージコレクター・杉浦非水展(企画展)

 

をやっていました。

 

この本館+工芸館で、900円です。

 

気づくのが遅かったのですが、美術館・博物館好きの方には、「東京・ミュージアムぐるっとパス」と言うものがあり

 

最初に使用してから2ヶ月間、無料だったり、割引で入場できるものでした。

 

しかし、タイミングが悪く、「2018年度版」は、利用期間が2ヶ月間であるからなのか、1/31までしか購入できず、現在、3月初旬、残り数週間でいいから!と言っても買うことはできず、また来年度ね、と言うことらしいです。

 

4月になったら、是非、購入して、本ブログのタイトルかつテーマである”優游涵泳”生活に役立てたいと思います。

 

さて、

 

まずは、”MOMATコレクション(所蔵作品展)”ですが、

 

この”MOMAT”って何だろう?収集家か(収集家が寄贈した)財団の名前か?と、鑑賞中は、思いつきもしなかったのですが、、、

 

The National Museum of Modern Art, Tokyo

 

の略だったんですね(言われてみれば、URLもhttp://www.momat.go.jp/だし)

 

だから”所蔵作品展”と言うことか。行って数日経って、これを書いている時気づきました(遅っ、鈍っ)

 

それで、5/26までは、こんな感じで展示されていると。

 

写真OKだったので、気になるところをいくつか撮ってきましたが、

 

絵を描くのは子供の頃から好きなのものの(小中学生の時は、県の水彩画コンクルール特選、入選の常連でしたし、漫画を描いて少年ジャンプに投稿していましたし(こちらは、一度も返信を頂いたことはありませんが)

 

絵を鑑賞する目と心は、生憎、持ち合わせてはいないようで、、、

 

こう言うのは、どうも。。。

 

決してケチをつけている訳ではなく、私のような美術鑑賞初心者(これから優游涵泳していくので)には、難易度が高いかな、と。

 

まだ、和風な水彩画、水墨画の方が、入って行きやすいかもしれません。

 

油絵も、テーマがわかる、写実的なものであれば(太平洋戦争がテーマのコーナー)

 

これはセザンヌの”大きな花束”ですが、名前を知っているのが大きいですが、このような立体感、空間描写は、感じ入るところがあります。

 

次は”変貌する東京”と題されたリトグラフ ですが、個人的には、このようなノスタルジックなのが好きかもしれません。

 

 

幻想絵画とか、前衛画家とか、シュールレアリズムとか、なかなか実感できないところですが、解説を読むと、1930年代、まじかに迫った戦争の不安、郷愁を表現して、と言われてみると、そのような感傷もなくないところです(作者が出征して、行方知れず、などと書かれてあったりすると特に)

さて、MOMATコレクションはここまでとし、

 

次は、”イメージコレクター・杉浦非水展(企画展)”です。

企画展の方は、撮影NGであったので、写真は貼付できませんが、

こちらは(”は”と言うのも失礼かも知れませんが)、シンプルに興味をそそられる展示でした。

 

お名前を存じ上げなかったのですが、パンフレットによると

 

”杉原非水(1876−1965)は、日本のグラフィックデザインの創成期を代表する図案家の一人です。当館では非水のご遺族から1997年に一括寄贈された700点以上にのぼる作品群を所蔵しています。”

 

”本展では非水の代表作である三越のためのポスターをはじめ、数多く手がけた雑誌の表紙デザインや装丁の仕事、みじかな動植物を描いたスケッチなどを展示し、19年ぶりに当館の非水コレクションを一堂にご紹介します。”

 

と、美術館の意気込みが伝わってきそうですが

 

その通り、ちょっと懐かしいようなイラストをいろいろ鑑賞することができました。

 

アール・ヌーヴォーな作風といっていいのか、

 

や雑誌の表紙が、版画のような、塗り絵のような、

 

定規で線を引いて描いたような文字(タイトル)がレトロで

 

色合いは、落ち着いたオレンジ、グレー、黄色など、

 

三越のポスターで、人が前に大きく、建物が後ろあったり、あるいは、色の濃淡で遠近が表現されていたり

 

地下鉄のポスターでは、ななめの線で遠近と言うか、奥行きを表現していたり、 字も手前大きく、奥に行くに従って小さくしたり、

 

一つ一つゆっくり鑑賞して飽きませんでしたね。

 

展示期間はまだまだあるので(5/26まで)お奨めします。

 

長くなりましたので、分割したいと思います。

 

次は、東京国立美術館工芸館を紹介します。

 

ではでは。


お手頃ピクルス

2019-03-11 19:34:38 | 料理・グルメ

早朝は雨だったので、散歩には出にくかったのですが、早々に止んでくれたので、軽く呑川沿いを歩いたところ、

すでに咲いている桜が、

しかも、民家の敷地内、

しかし、「大田区保護樹サクラ」のプレート付き。

そういうがあるんですね。

ただ、すでに散り始めていて、葉桜状態。

ソメイヨシノのイメージで、東京の桜の開花は4月に入ってからと思いがちですが、

桜の種類によっては、早咲きもあるので、すでに咲いている桜がご近所にあったとは、迂闊でした。

奥さんの見解では「河津桜じゃないの?」ですが、河津桜は早咲きではあるものの、プレートには」”サクラ”としかないので、種類はわからずでした。

さて、週末は、ミートソース、ぶりの照り焼き、肉団子、春雨サラダなど、私の料理心を満足させるものでしたが、実は、ピクルスを漬ける、と言うこともしていました。

本格的に漬ける訳でもなく、かといって、即席でもないので、日曜日の昼から仕込んで、今日の夕食で食べ頃です。


レシピは、毎度のごとく、楽天レシピに掲載しましたので、ご興味があればアクセスしてみてください。

ではでは。

 

お手頃ピクルス
お手頃ピクルス

作者:Chayank(ちゃやんく)

■材料(4人分)
大根 / 5cmくらい
人参 / 0.5本
きゅうり / 1本
塩 / 小さじ2
以下、ピクルス液 /
酢 / 100ml
水 / 100ml
砂糖 / 大さじ2
輪切り唐辛子 / 小さじ1
ローリエ / 1枚

■レシピを考えた人のコメント
本格的な保存用でもなく、即席という程でもない、お手頃な時間で作るピクルスです。

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現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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