Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

赤津加

2007-11-30 11:51:53 | ビバ☆オヤジ酒場

赤塚不二夫ではありません。字がちがいます。

外観からは想像しにくいと思いますが、この店秋葉原の中心地にあります。
秋葉原の電気街で、ちょいと一杯というときは、この店か、同じ通り沿いの“鳥万”しか知りません。
でも、どちらも古いです。

では、久しぶりに和彦兄貴に出てきてもらい、紹介していただくことにしましょう。
アニキ、どうぞ。

※秋葉原駅を万世橋方向へ出た高架ガードのすぐ近く、ビルに埋もれるようにある古い総2階の料理屋風の店。通りに面した側の2階白壁に古風な鏝(こて)細工の浮き出し文字で「酒泉 赤津加」。その下、見上げる位置に飾りの小庇をつけた横長の浅い箱というか、ガラス入りのショーウィンドウがある。料理名を書いた黒い短冊板が20枚ほど並び、明かりがともされている。それを見て脇へ入ると、窓から店内が少しのぞき見え、のれんのかかった玄関となる。
一歩店内に入り、私は心から感嘆した。正面のコの字形カウンター右角という絶好の場所に席を得て、まずは店内を見わたした。店は卵大の天然黒石を敷きつめて固めた洗い出しの三和土。カウンター左に4人掛け卓が5席。それぞれ衝立で仕切られている。大木の輪切りというか、天板の輪郭が自然のままの卓もある。私が座ったすぐ後ろにも別席のような一卓があり、向かい合わせでなく四方に椅子が置かれている。
右には品書きが大きめの筆字で貼り出されている。中とろ、まぐろぶつ、たこぶつ、あじたたき、ぬた、まるぼし、小いわし、柳かれい、にこみ、玉子やき…。正しい東京風の肴ばかりだ。客は近所の人らしき白シャツの中年の男たち。酒は「菊正宗」。この酒をうまいと思ったことはないが、この場合やはり往年のブランド品「菊正宗」でなくては決まらない。店内は洗練されながらもいささかも超俗でなく枯れてもいない。東京の居酒屋探訪をはじめて、ついにめぐりあった奇跡のような一軒である。

『参考文献↓』
新 精選東京の居酒屋新 精選東京の居酒屋(2001/12)太田 和彦商品詳細を見る


窓の外に電気街があるっていうのが面白いよね。
昔、この辺りはよく遊びにきました。
斜向かいの、現在ラーメン屋さんは、以前は牛丼屋さんでした。
お金がない時は、そこで食べ、二階の喫茶店でコーヒーを飲みながら、インベーダーゲームやギャラクシンなどで時間を潰したものです。(古ずぎ?)

“赤津加”は昼間も営業しているので、お金があるときなんかは食べにきました。(といっても高いわけではなく、当時のぼくの金銭状況ではそうせざるしかなかったわけで)
なんせ、買いたいレコード(CDではない)とか、いろいろあったので、お金は出来るだけ節約しなければならなかったんです。
断っておくけど、当時はメイドカフェとかありませんからね。

兄はキクマサが好みではないらしいけど、この看板見てください。
これでキクマサ注文しないと、このデカイ看板が頭上に落ちてきそうで怖いです。(だから、先ほども“岸田屋”さんでキクマサにしておいたという説もある)

突出しは、な、なんと笑いグリ。あ、ちがった、ハマグリ。

これは上品で旨かった。
はたのかぶら蒸し。

でも、ここ来たらこれを忘れてはいけません。

塩辛。マイウー!

そして、“岸田屋”で名物の煮込みをたのまなかったのにはわけがありました。

今夜は、こっちのが食べたかったから。

濃厚な白味噌仕立てで、超おデブな鶏のモツ。
マイウー!
あ、でも……

これ↑に載ってた写真とちがうなぁ。
こっちは合わせ味噌に見えるんだけど。
ま、いっか。美味しかったから。

この店のお供には、
I Will Say GoodbyeI Will Say Goodbye(1996/02/12)Bill Evans Trio商品詳細を見る

の、「Opener」は如何でしょうか?
曲は、旅チャンネルの『太田和彦の全国百名居酒屋』(#5「さきと・寺田屋」 ~博多の名居酒屋と言えば~)を観れば聴けるよ。

赤津加(クリス的全国名酒場紀行)】←営業時間その他地図などはこちらから。

岸田屋

2007-11-30 11:01:56 | ビバ☆オヤジ酒場

再び“岸田屋”さんです。
岸田屋】←以前紹介した記事。
今回もまた締切ギリギリで、脱稿できたのでささやかな祝杯を好きな店であげたくてやってきました。

今回はキクマサでいってみました。

前回紹介できなかった肉豆腐。
マイウー!

美人の看板娘に、シメサバがあるかと訊いたら、〆が浅いとのことでイワシ酢にしたらと勧められ、注文しました。
マイウー!!
写真では判りづらいけど、肉厚でおデブなイワシでした。
ちなみに、
ザ・居酒屋グルメ (散歩の達人エリア版MOOK)
↑↓こちらでは、見事なシメサバの写真が載ってます。



定番のお新香もたのんで。
これまた忘れてはならない、

イワシのつみれ汁もたのんで。
大・満・足!

この店は女性従業員がみな感じがよい。
筆頭の女将の腰の低さは、これぐらいの人気店ではなかなかむずかしいことだと思う。
この店に合わせるとしたら、
ユー・アー・ソー・ビューティフルユー・アー・ソー・ビューティフル(1999/03/20)木住野佳子商品詳細を見る

やはり、こんな感じだろうか?
曲は、「Here There and Everywhere」。
岸田屋(くりす的全国名酒場紀行)】←営業時間や地図はこちらから。

さて、もう一軒。。。