酒屋っぽいけど、ここ、醤油屋さんなんです。
“鍵屋”の近所です。
実はここ、
江戸東京たてもの園なんです。
TOPの写真は“小寺醤油店”。
大正期から、現在の港区白金で営業していた店で、味噌や醤油のほか、酒類も売っていました。出桁造りの建物です。
園内は、東、センター、西と、ゾーンが分かれていて、それぞれに違った町の趣きがあります。
まずはぼくの大好きな東ゾーン(下町中通り“鍵屋”のある町)。
“子宝湯”
東京の銭湯を代表する建物で、神社仏閣を思わせる大型の唐破風の造り。足立区千住元町/1929年(昭和4)
なんか先日行った“月の湯”に似てるよね。
【
バラ風呂@Chris's monologue】←こちらは創業8年。現役です。
“武井三省堂”は文具店。
明治初期の創業で看板建築。千代田区須田町/1927年(昭和2)
三省堂の隣りの店は、“花市生花店”ちょっぴりしか写ってないけどね、昭和初期の建物。千代田区淡路町/1927年(昭和2)
右の写真は荒物屋で、“丸二商店”。
こちらも昭和初期の建物。千代田区神保町/昭和初期
とまあ、このように古い建物がてんこ盛り。
おまえ、説明するのが面倒になってきたろ?
建物の中に入れたり、見れたりするから楽しいよ。
へえ、万世橋の交番って、こんなだったんだぁ。
今は立派な警察署があるけど。
デザインや建築様式から明治時代のものらしいです。正式名称は須田町派出所。万世橋のたもとにあり、移築の時はトレーラーでそっくり運んだんだって。
【
万かつ@Chris's monologue】←須田町
つづいてセンターゾーン。
こちらは個人宅。
大正時代の家なんかがあります。
省略しすぎだ!
西ゾーンは比較的新しい建物たち。
クマルさんの大好きな田園調布の家。
1925年(大正14)の建物にしてはハイカラだよね。
さすが田園調布って感じ。
お、その書斎よさそうだなぁ。あたしの書斎と交換してくれないかな?
日本の近代建築に貢献した建築家前川國男の自邸(左) VS 日本におけるモダニズム運動を主導した建築家堀口捨巳が設計した住宅(右)。
“常盤台写真場”1937年(昭和12)
いきなり村っぽくなって、ここは何処?って感じ。
こうゆうとこ、かなり好きです。
ん?
ひょっとして下K邸?
全部は紹介しきれなかったけど、楽しいところなので、一度行ってみてはいかがでしょうか?
古い建物が好きなら、絶対楽しめるよ。
さ~て、上野までバスに乗って帰るかなぁ。
いや、そんなバスは現在走ってません。
【
江戸東京たてもの園】←HP