しからば、奥の院、行ってみるべか。
まずは大日如来さまを目指して。
*秩父札所32番寺の大岩までたどり着くには、大岩の洞門をくぐりながら山腹につけた岩道をたどります。やっとの思いでつくと、急な斜面になっているので落ちないように奥へ進むと大日如来が祀ってあります。大岩の上にあるので、見たときには大変、有難く思います。
なにやら大変そうなことが書かれてあります。
途中、
こんな強そうな岩がありました。
龍と虎だから。
めちゃめちゃ強そうだから。
しかも、胎内観音。
むちゃくちゃ気になるぅ。
けれども……
この急斜面を、あの鎖を頼りに登れと?
無理!
絶対ムリ!!
じゃあ小説も売れないな。
行ってやるわよそのかわり、落ちて死んだら化けて出るからね
チョー危険な岩山を登って、これいったいなんですか?
祠があるだけでした。
ええい!しったことか!念彼観音熊、本が売れますように(-人-)
その後、
獣道を通り、
危険な山登りをしながら、
あともう一歩のところで、更なる試練が!!
この岩、さっきの龍虎岩より急斜面だから。
しかも山登りで体力使い果たしてるから。
すでに膝がケラケラ笑とるから。
ここまでたどり着いて、この岩を見た瞬間、諦めて引き返している参拝者が何人もいました。
せっかくここまで苦労して登ってきたのにぃ
もういい。
落ちたら、落ちたで、自己責任
つか、絶対に観音さまがクマルのこと守ってくれるから
気合で登ったわよ
あ、大日如来さまだ!
頂上なう
天辺なう
落ちたら間違いなく死ぬから
このスペース、畳一畳分もありません。
そんななかで、
大日如来さまと、ハイ、チーズ
いったん岩山を降り、つづいては岩舟へ。
どうよ。
ここが船の舳先(へさき)みたいになってるの。
*秩父札所32番寺の大岩の洞門をくぐりながら山腹につけた岩道をたどると頂上につきます。右側の方へいくと大きな岩の背に岩船観音様がみえてきます。ここは、あたり一面が見渡せるので、清々しい気分になれます。岩船観音様まで行くときは気をつけていかれてください。
この場所って、おそらく人間界の次元じゃないから。
菩薩界の次元っていったらいいのかなぁ。
あんま長居するところじゃないような気がする。
だって、ここにいると、もう俗世間に戻れなくなりそうなんだもん。
観音さまの視線の先には、
見事に晴れ渡った武甲山が見えました(ちなみに昨日の天気予報では)。
これ、チャイロ系ちゃんが写したクマルのベストショット of 岩舟観音さま。
さ~て、陽が暮れないうちに下山しますか。
めっちゃしんどかったぁ
やっと観音堂まで降りてきた。
マジでよく怪我しなかったわよね。
でもがんばって行ってよかった。
菩薩界から降りてくると、あれほど恐かった般若のお寺もたいして恐くありません。
山々をめでる余裕さえ生まれています。
本日は31番と32番だけだけ。
これ以上はまわれない。つか、もう腹ペコで死にそう。
チャイロ系ちゃん、早く“薬師茶屋”連れてってケロ
【アド街っくなお出かけ Part. 5@Chris's monologue】←岩茸ずし&わらじかつ丼
般若山法性寺
秩父市小鹿野町般若2661
0494-75-3200