週一寺社めぐり

原則として週一回 神社仏閣を訪れる

吉野山口神社・高鉾神社 下乗石 2013.11.13 Archives

2016年01月06日 | 神社仏閣

吉野山口神社・高鉾神社 吉野郡吉野町山口634  祭神;大山祇命
 貞観元年正月には正五位下を授かっています 延喜式内の大社に列し、月次新嘗の官幣に預かる「高鉾神社」祭神;高皇産霊神・神皇産霊神 祭祀不詳ですが、延喜式内の小社に列しています 元は、龍門山山上に鎮座していた

 

拝殿

 

本殿

高鉾神社

本殿

本殿横

下乗石への道

下乗石 

下乗石  吉野郡吉野町山口
元弘3年(1333)在銘の「下乗石」です 高さ204cm (重要美術品)頂部の宝珠は後世に載せられた物のようです 塔身上部には月輪内に梵字を刻んでいます通りに面した塔身西面に下乗の文字を刻み、南面に龍門寺・北面に「元弘三年 癸酉 卯月八日」の刻銘が有ります 保護のため鉄柵で囲まれています

 

 龍門の滝 龍門岳の山腹にある高さ10メートル程の滝で、江戸時代にここを訪れた松尾芭蕉が詠んだとされる「龍門の花や上戸の土産にせん」という句碑があります

 

 

 

龍門寺塔跡 白鳳時代に建てられた三重塔跡です 撮影日;2013.05.18 「龍門寺」は7世紀後半に義淵僧正が岡寺「龍蓋寺」と共に国家隆泰・藤氏栄昌のために建立したと伝えられています 金堂・三重塔・六角堂・僧房などの伽藍が立ち並んでいました 三大実録や扶桑略記・今昔物語等に散見し、比曽寺とともに吉野川右岸に並び建つ大寺として特殊な寺格を有していたようです(比曾寺跡) 平安時代には清和上皇・宇多上皇・菅原道真・藤原長道ら、当時の殿上人も「龍門寺」を参詣しています 

 

山口薬師寺 奈良県吉野郡吉野町山口  鎌倉時代中期に造立された宝篋印塔です  建治4年(1276)の銘があり、重要文化財に指定されています

この道を上がる薬師堂

宝篋印塔・重文1278年

五輪塔

 

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