今熊野観音寺 京都市東山区泉涌寺山内
京都市東山区泉涌寺山内にある真言宗泉涌寺派の寺院。泉涌寺の塔頭のひとつで、今熊野観音寺とも称される。山号は新那智山。本尊は十一面観音(秘仏)。西国三十三箇所第十五番札所、ぼけ封じ・近畿十楽観音霊場第一番札所、洛陽三十三所観音霊場第十九番札所、京都七福神えびす神奉祀
観音寺は、初め東山観音寺と称したが、後白河上皇が(1160)新熊野社を勧請創建された際、改めて新那智山の山号を寄せられ、今熊野観音寺と称することになったという
本堂
内陣
子まもり大師
三重石塔・平安
三重塔
島津逆修の塔・桃山--中央の大型五輪塔は、その銘文から16代島津義久の三女で18代家久の夫人である「亀寿」の逆修塔で、島津義久が願主であることが指摘されています。
これらは鹿児島県で採石された山川石を用いており、はるばる京都まで運ばれており、かつ5塔には全て(1598)の年号が見られることから歴史的にも極めて重要な石造物群と知られています
藤原三代の供養塔・鎌倉後期
地蔵堂
地蔵堂のご本尊、地蔵菩薩
大師堂
毉聖堂
来迎院