理源大師廟塔 吉野郡黒滝村鳥住
鳳閣寺から200メートルほど登ったところに所在する 花崗岩造りの極めて精巧な宝塔形の石塔で、国の重要文化財に指定されている。正面台座の亀の浮き彫りに1369年の刻銘がある
理源大師 平安前期の真言宗の僧。光仁天皇の子孫。名は恒蔭王、諱は聖宝。
相輪
箱屋勘兵衛の墓 箱屋勘兵衛が奈良から鳳閣寺の理源大師を訪ねる度に、大師好物の餅飯等を持参したので、大師は勘兵衛を『餅飯殿』(もちいひどの)と呼ばれ、勘兵衛の居住地の奈良の餅飯殿町はそこから付けられたと言われている
参考 日本の石造宝塔