ダウン症のムスメと母のマイペースな日常

ダウン症のムスメとの日々を中心に、いろいろ書いてます。最近はキャンプ備忘録のようにもなっているとかいないとか・・・

ありがたい環境

2017年05月10日 | 育児
今、私が勤めている障がい者施設ではいろんな利用者さんがいます。
ほんとーーーーに特性が人それぞれで、それぞれに個別の対応が必要です。

幼少期にもっと頑張って療育訓練をしていればもっともっと出来ることがあっただろうに・・・と思える人もたくさんいらっしゃいます。
でも、障がい者の療育環境も20年、30年、40年前は全く整っていなかったのだと思います。

私が今の施設で勤め始めて一番驚いたのは食事風景です。

「なんか、めちゃくちゃ・・・」

っというのが第一印象です。

詰め込むように食べる人がたっくさんいたのです。
明らかに噛んでない。飲んでる・・・っというかたもたっくさん。

「皆さん、摂食指導受けてないんですか?」

っと思わず聞いてしまいました。

うちのムスメの場合、2歳くらいの時から摂食指導を受けてきました。

きちんとひと口量を口に入れるように。
口に入れたらきちんと咀嚼する練習。
ひと口量をかじりとる練習。

そのたびにその練習にあった食材を持っていきました。
おせんべいやら、スティック型のおにぎりやら、バナナやら。

そして丁寧に丁寧に診てもらい、4歳くらいで卒業しました。

摂食指導はみんなが当然受けるものだと思っていたので、衝撃的な食事風景を見てほんとにビックリしてしまったのですが
聞いてみたら摂食指導自体とても新しい訓練なんだそうです。

そう考えるとほんと、今の子達は恵まれているなぁと改めて感じます。

入学するにあたって、既往歴や現在受けている療育などをいろんな書類に書きました。
書きながら、改めていろんなところにかかっているなぁと思いました。

・2ヶ月に一度のフォロー(採血をして数値によって薬を処方してもらっています。)

・言語指導(上手に話せるように様々な指導をうけます。)

・歯科 (定期的に歯科検診を受けています。)

・作業療法(手先を使った訓練です。)

・理学療法 (歩き方などをチェックしてもらっています。)

・循環器科受診(心疾患が生まれつきあったので未だに定期受診です。年に一度ですが。)

・整形外科(頚椎が弱いので年に一度見てもらっています。)

えぇーーーっと、他にもあったような・・・
眼科とか、耳鼻科とか。まぁこうして書き連ねてみるとたくさんありますね。
これだけの訓練、診察を受けられるってありがたいことです。
おかげさまで元気にスクスク育ってくれています。

今の時代に感謝。



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