いよいよ運動会当日です。
特別支援学校の初めての運動会。先輩ママからは
「全然たいしたことないから。体育の授業参観くらいに思っておいた方がいい。」
っと言われていて、ほとんど期待しないで行きました(笑)
たしかに規模は小さいし、生徒数も少ない。学年ごとにしか出てこないので本当にこじんまりとしていました。だけど、それだけにのんびりとしていて、安心して見ていられました。
小学校の時は毎年運動会はドキドキはらはら。
ちゃんとやるのかどうか本番まで分かりません。先生の話だと練習はボイコットする日も多かったりして、前もって先生から相談を受けたこともあります。走らなかった場合、先生と一緒に走るかとか、先生が抱きかかえて走る?とかいろんな提案をされたりして(笑)
一番気が重かったのは全員リレーでした。みんなの足を引っ張るような走りだけはしないでぇ~~っと祈るような気持ちでした。バトンパスの練習も家でもやりました。何かと心配だらけの運動会でした。
それだけに、ちゃんと出来た時は本当に頑張ったんだろうなぁと思い感動もひとしおでした。
でも特別支援学校は一人一人の子が出来ることを一生懸命頑張るという感じで、小学校の時の運動会とは全く別物でしたが、それはそれで私はとても感動をしました。それを「たいしたことない。」とは私は思わなかったです。徒競走でゆっくりとしか歩かない子がいたとしても、その子にとってそれがどれだけ大変なことか想像すれば、もうそれだけで感動してしまいます。
そして何より印象的だったのは我がムスメがとても活き活きしていたことです。ずっと笑顔で、楽しんでいるのがよく分かりました。小学校の時は委縮していて走るかどうか分からなかった徒競走も、自信満々で走り切っていました。
普通の学校の運動会では組体操など本当にすごい!!と感動することももちろんあると思います。実際小学校の時もあまりにも凄くて驚きました。
特別支援学校の運動会はそんな派手なパフォーマンスはないけれど、心暖かくなる運動会でした。
いい運動会だったなぁとしみじみ思いながら帰ってきました。
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