持ち去られ、戻ってくるはずのない写本がまだ学院内に残っている。
何故留め置かれたのか……犯人の狙いを図りかねる学院の面々。
隔離空間での生活で互いに距離が縮まるチセ達生徒だが、近いが故に
不和もまた大きくなり、些細なすれ違いは大きな疑念を生んでゆく。
そして、張り詰めた糸に小さく触れた、その時こそが――。
いやいやいや、そりゃないよ。
フィロメラがヤバイことになってしまったんだけど。
早く解決してフィロメラを解放してあげてほしい。
そしてチセたちも学園生活を終えて早く家に帰ってくれ。
1番好きなキャラのシルキーちゃんに会いたいよ。
廃棄塔での出会いとそれぞれが秘めているものが露わになり、
チセと級友達は否応なく変化してゆく。
繋がる思いと繋がらない願いが交錯する中、未だ見つからない
写本『カルナマゴスの遺言』の対策に追われる学院は
魔術による学院閉鎖を決めるが――?
う~ん・・・重苦しい。
当初の世界観が好きだったから、
この学園編を読んでいるとなんだかモヤッとする。
それよりフィロメラが可哀想すぎるんだが・・・
校外実習で襲われたルーシー。
学内で不意を突かれた教師のシメオン。
昏倒する者が続く一方、閉架に収まるはずの禁書盗難が判明する。
それは、エリアスが過去垣間見た『カルナマゴスの遺言』の写本――。
2つの関連が疑われる中で、書紡ぎ蜘蛛の生き残りを狩る獣人達を
退けるチセだったが……
学園編になってから人が増えすぎてどちら様でしたっけ?ってなる。
なかなか展開が進まないけど謎は増えるばかり。
若干惰性で読んではいるけど、
続きが気にならなくはないからまた読んでしまうんだよな。