福井県の九頭竜湖近く、鹿殿集落にある墳墓の調査依頼を受けた無量は、
忍と共に現地へ赴く。
そこは道路建設予定地で、住民が工事を拒んでいるため、
理由を探ってほしいという。
辿り着いた集落は、多数の化石が眠る宝庫だった。
山中を探索したふたりは、謎めいた青い石室と石塔を見つける。
住民が反対する理由はここに?
しかもそれらは、福井の戦国大名・朝倉氏の伝説と、
なんと恐竜にも関係がありそうで……。
シリーズ第13弾。
相変わらず厄介事に巻き込まれてるし・・・
忍も無茶なことばかりする。
忍の偶に投げやりになるスタンスはよろしくない。
そんなんじゃ無量を守ることはできないと思う。
それにしても昔ながらの言い伝えというか、
その土地ならではの習わしとかって恐ろしい。
休日、奥多摩へ出掛けたカメケン一行は
手作り感溢れる「森の縄文博物館」に立ち寄ることに。
だが亡き創設者の孫曰く、近く閉館せざるを得ないらしい。
博物館を救うために、忍が思いついた起死回生の一手とは―?
東京山の手で民家の庭の発掘を依頼された無量と柳生。
出土した美しい茶器には江戸を揺るがす秘密が隠されていて!?
ほか、無量と亀石の出会い、鶴谷が挑む土人形の謎など、
全4編の泣いて笑えるほっこり短編集。
シリーズ第12弾は短編集。
無量の過去編。
無量が亀研に入る過程とか良かった。
いざこざがないからすんなり読み進められる。
縄文カフェがかなり気になった。