まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

鍵のかかった部屋 Episode10

2012-06-20 23:13:47 | ドラマ

Episode10

『硝子のハンマー』





介護サービス会社の社長室が空気銃で狙撃された。

顧問弁護士の芹沢と純子が会社を訪ねる。

幸い社長は出勤前だったそう。

実は何度か脅迫状が届いていたらしい。

けどもうすぐ上場の予定だから、

警察には届けないと社長。

絶対に表沙汰にするなと。

取り敢えず銃弾のあとを写真に撮る芹沢。

念のため防犯も強化した方がいいと、

榎本を紹介する。



そして呼ばれた榎本。

社長を見てちょっと驚いたような?

純子に作業を立ち会うよう言い、行ってしまう社長。


「すいません。 気分を害されましたよね?」


「違います。 あの社長とは以前仕事で

お会いしたことがあるもので。」


けど向こうは覚えていないよう。


早速部屋をチェックする榎本。

そしてチェックの結果、改善すべき点が多々見つかったと言い、

次々と説明をしていく。

仕舞いにはエレベーターの暗証番号まで!!


「さすがだな、榎本。」


「こんなの余裕です。」



守衛から部屋で誰か倒れてるとの電話で、

慌てて秘書の寛美が丁度外から帰って来た副社長と一緒に

見に行くと社長が倒れていた。

専務・久永を呼びに行く。

久永は椅子の上で寝ていてなかなか目が覚めなかった。

そこへ榎本も到着。



芹沢と純子も駆けつけ、警察が現場検証。

社長の死因は頭部に受けた打撃による脳内出血。

打撃はそれ程強くなかったとのこと。

普通の人であれば絶命に至ったか疑わしいが、

社長は元々頭部に弱点があったため

絶命に至ったのではないかと。

社長は去年脳動脈瘤の手術で頭骸骨を切開していた。


社長の遺体が発見された時、フロアにいたのは6人。

それと警備システムの工事で着ていた榎本だけ。

榎本が来たのは遺体発見後なので、

容疑者からは外されるよう。


昼食後、仮眠を取るために社長が部屋に入ってから

遺体として発見されるまでの約1時間。

他に出入りした人間はいなかった。

つまり密室だと。

しかも問題となる時間帯に社長室に出入りする人間は

廊下の監視カメラに映っていなかった。

社長室は副社長室、専務室と部屋の中のドアで繋がっている。

それを使えば誰にも見られずに出入りが出来ると。

そして専務の久永が疑われ連れて行かれてしまう。



警察で久永に面会する純子。

久永は自分じゃないと言う。

社長に拾ってもらったから恵まれた暮らしが出来た。

社長には感謝しているんだと涙ぐむ久永。



榎本とまた会社にやって来る芹沢と純子。


「すまないな。

なんか以来の内容が変わってしまって。」


「事件が起きてしまった以上、

警備の強化より密室の解明の方が先決でしょう。

仕方ありません。」


そんな様子を見つめてる汚れたスニーカーを履いた男。



社長室を調べる榎本。

社長は何故ドアの方へ向かわなかったのか・・・


芹沢は寛美に話を聞く。

久永は昔社長の運転手をしていて、

ロクな学歴もない野に社員にしてもらったと

社長に忠義を立てていたと。

でも実際は社長の小間使いのように扱われていたらしい。


副社長は経営方針の食い違いから

よく社長とよく口論していた。

社長に意見が言えるのは甥である副社長ぐらいだと。

犯行が行われた時間は外出中だった。



会社の説明会の場にいる芹沢と純子。

芹沢が犯人は介護猿なんじゃないかと言い出し、

榎本に聞いて来いと言う。



榎本の仕事場に行く純子。

それは不可能だと榎本。

自分もその線を探ったが、チャンバーという空洞の箱には

ネズミが通った跡すらなく埃がビッシリだったと。



芹沢に報告する純子。

介護ロボットの説明を聞いていた芹沢は、

今度は犯人がロボットなんじゃないかと。

そしてまた榎本に聞いて来いと命令。



純子はまた榎本のところへ。


「無理でしょうね。」


仮に遠隔操作が出来たとしても、

アームに凶器を固定するのは無理そうだと。

それにセーフティープログラムがあり、

ROMを書き換えたりしたら痕跡が残るし、

事件後チェックしていたが不備はなかったらしい。



純子は芹沢に報告。


「で、榎本はどうなんだよ。

なんか言ってたか?」


「いえ。 模型作ってました。」



副社長と話す芹沢たち。

久永の犯行が睡眠中の無意識の

行動だった可能性はないかと言い出した副社長。


「それは弁護の線を心神喪失の線に

切り替えるということでしょうか?」


「ええ。 そうなると別の弁護人を立てなければなりませんね。

では、芹沢先生にはこれまでどおり企業法務に専念して―」



会社から出て来た芹沢と純子。

納得出来ないと怒ってる純子に、

自分たちのクライアントは会社で、

久永個人に雇われた訳じゃないと。


「分かってます。 でも・・・」


「分かってないな。

もし仮に社長が専務に殺されたとなれば

会社が受ける打撃は計り知れない。

おそらく、いや、間違いなく

今回の上場は見送られるだろう。

しかしこれが、睡眠中の発作で心神喪失状態で

引き起こされた事故だったとすればだ。

会社が受けるダメージを

最小限で食い止めることが出来る。」


「だからって、会社の利益のために

無実かもしれない人を見捨てるんですか?」


「それが俺たちの仕事じゃないか。

分かりきったことを聞くなよ!

別に真相究明をやめろと言われた訳じゃないんだ。」


副社長も謎解きを悠長に待ってる暇はないんだと芹沢。

ホントにそうなのかと純子。

副社長は久永を犯人にして、

早く事件を終わらせたいだけなのでは?と。

自分に疑いの目が向かないように

仕向けてるとしか思えないと言う。

けど社長が死んだ時、副社長は外出中だった。

どうやって犯行を行うのか。


「密室は、必ず榎本さんが破ってくれます。

私は信じてます。」


側にまたスニーカー男が・・・



榎本の仕事場にやって来た純子。

巨大な模型が出来上がっていた。


「本当に久永さんがやったのかなぁ?」


「やってませんよ。」


「えっ?」


「久永さんは無実です。」


副社長が久永を起こす時に居合わせ、

その時はまだ久永の体に毛布がかかっていた。

両手は毛布の下にあり、

あの状態を自分で作れるとは思えない。

つまり毛布をかけられてから起こされるまで、

一度も椅子から立ち上がってない。


「どうしてそれを早く言わないんですか。」


「警察に言ったところで、大した証拠にはなりません。

それに久永さんが犯人かどうかは

密室とは無関係ですから。」


模型を作ってたら気になることがあったと榎本。


「行きましょう。」


「えっ? どこへ?」



会社の屋上から紐に繋いだボールで

社長室の窓にぶつける純子。

それを社長室の中で見ていた榎本。

そして手をすり合わせ始めた。

純子が戻って来てどうだったか聞くと、

鍵が開いた。

純子に副社長に連絡を取って欲しいと頼む。



警察では今回の事件の担当刑事が

鴻野に声をかけた。

さっき有力なタレコミ電話があったと。



副社長を訪ねる芹沢と純子。

副社長は社長に就任したよう。


そこへ模型持参で榎本が来る。

社長室の狙撃事件の検証を話す榎本。

結果、殺された社長の

警備強化のための自作自演とのこと。


そこへ入って来た担当刑事と鴻野。

榎本の口車に乗せられたらダメだと言い出した。

そして榎本と社長は面識があったと言う。

5年前、社長の自宅のセキュリティーシステムの

設置を請け負った榎本。

工事が終わって間もなく社長宅に窃盗犯が侵入し、

榎本が疑われたとのこと。

社長が激怒して会社に乗り込み、

損害賠償も請求されたらしい。

勿論、証拠はなかったためクビにはならなかったが、

警察から何度も事情聴取を受けたり、

横領から白い目で見られたり、

相当肩身の狭い思いをしたのでは?と。

結局、窃盗は社長の愛人によるものと後日判明。

しかし社長からは一切の謝罪はなかった。


「よく調べましたね。」


「一般市民から情報提供の電話があったんで、

裏を取ったんですよ。」


「電話?」


「あなたはその一件以来、

会社の同僚との交流を一切絶って、

倉庫室にこもってしまったんですよね?

きっと恨んだんでしょうね、社長を。

殺してや利他と思ったこともあったんじゃないですか?」


「そんなことはありません。

何か事件が起きた時、

警備の人間が疑われることはよくあることですから。」


頭から榎本を犯人扱いして話す鴻野。


「あなたなら誰にも見られずに

社長室に忍び込むことが出来たはずだ。

榎本さん。 あなたが殺したんでしょう?

まあ、話はゆっくり署で伺いましょう。

ご同行願えますね?」


「おい! 待ってくれよ、鴻野さん。」


「分かりました。」


行こうとした時、後ろに気配を感じたのか

振り返る榎本。

すると外にゴンドラで下りて来たスニーカー男。

榎本と見詰め合う。





鴻野に物凄くムカついた!!


所詮警察なんてそんなもんだよね。


スニーカー男・玉木さまと榎本は


どんな関係なんだろうか・・・


榎本を犯人に仕立て上げるなんて!!


久々に模型登場☆


しかも巨大(笑)


来週で最終回だからか。


この巨大模型のために何回か出て来なかったのかね。


あ~、それにしてもどうなるんだろう。


榎本、最後は鴻野たち警察を訴えちゃえばいいのに!!


きっと芹沢と純子がやってくれるよ。





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