まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

ATARU 最終話

2012-06-25 23:12:49 | ドラマ

最終話

『さらばチョコザイ!!

そして母の死の真相』





舞子は沢に何故父にあんなことを聞いたのかと。


『15年前自動車メーカーにいたんですよね?』


沢は母の名前も母の現場の様子も知っていた。

舞子に当時のことを話す沢。



沢は当時機捜だったと。

遺体の解剖はしないと言われる。

スピードの出しすぎとの見解だった。

ブレーキ痕もなし。

居眠り運転か決意の自殺とのこと。

舞子の父は車が見たいと現場に来ていた。


「機捜があの手の現場で捜査出来るのは

2時間が限度だ。

転落する直前にあったオービス、

300メートル手前にあったNシステム、

そのカメラの映像を確認したら

とても自殺するような顔には見えなかった。」


舞子もそう思ったと言う。

無理を言って警察に映像をもらったと。

どちらの映像でも母は目を開けていた。

つまり居眠り運転ではない。

けどブレーキも踏まなかった。

だから自殺の可能性が高い。


「その現場にいたこと何故黙ってたんです?」


「負い目があったのかもしれない。」


「負い目?」


「自殺するように見えなかった。

けど警察は自殺にした。」


その時、チョコザイが呼びかける。


「目開けてた、居眠り運転、ブレーキ踏まなかった」


チョコザイに捜査しなくていいと言うも聞かない。



チョコザイを舞子の父に預ける。


「お前のお父さん、いい人だけどちょっと頼りないよな。」


「昔はああじゃなかったんですよ。」


以前は仕事人間で家にも殆ど帰らなかった。

母が亡くなってから人が変わったみたいになったと。


「関係してるんですか?

父が15年前の・・・母の死に。」


「少なくとも宝井真美の殺人。

それには関係してるかもしれない。」


『知らないオヤジが酔っ払って話しかけてきて、

昔あの車で自分の妻が死んだ時に、

簡単に事件性なしになったって話。』


もう一度宝井真美に聴取しようと思うと沢。



沢と舞子は職場へ。

宝井真美の取り調べがしたいから

担当検事に連絡してくれと沢。

すると野崎がその検事は知り合いだからと

連絡を取ってくれる。

明日まで休暇中だよねと中津川に言われる舞子。

その時、昇から電話がかかって来た。

チョコザイが来てるとのこと。


チョコザイは昇の大学の食堂で一緒にご飯。


「真理子のお墓どこ?」


チョコザイが舞子の母のお墓に行きたがってると。



母のお墓にやって来たチョコザイと昇。

そこへ舞子もやって来る。

きっと全部覚えちゃったんだと昇。

自分たちと一緒に生活するうちに、

母親の名前が真理子ってことも、

母親の顔も15年前に死んだことも、

自殺で処理されたことも。


「チョコザイさんみたいな人の中には、

忘れるって作業がとても難しい人がいるんだ。

その記憶がどんなに辛く悲しいことでもね。

嫌なことを忘れられるから

人は生きていけるんだとしたら、

覚えてることしか出来ないチョコザイさんの人生って。」


「辛いだろうね・・・」


その時、お墓の蓋を開けるチョコザイ。

中から骨壷を出して遺骨を見る。

そこへ父もやって来て骨を出してることに驚いた。

チョコザイがしてることだから何か意味があるはずと、

父を止める舞子。


「ありません、ありません」


妻を思い出した父。

やめてくれと叫ぶ。


「私が殺した!

私が真理子を殺したんだ!!」


その言葉に舞子と昇もビックリ。



沢は真美に舞子の父の写真を見せる。

真美はこの人だと。



お墓にやって来た沢。


「ここで何してる?

どうした? なんかあったのか?」


「父が・・・母を殺しました。」


「まさか。」


「父がそう言ってました。」


「お父さんどこ行った?」


「追えませんでした。」


「ありません、ありません。

この指、この指ありません。」


中指の骨がないらしい。



父の携帯から居場所を捜すよう指示する沢。

仏壇の前に座る昇を励ます沢。


舞子は部屋でチョコザイに話しかける。

人の捨て山は平気で調べてたのに、

自分の捨て山を調べるのが怖いと。


「泣いたら前が見えないよ。

泣くのは見なくていい時だけ。」



渥見のところへ行く沢。

確かに右手中指がなかったと。

けど他にもない骨があったよう。

警察から委託された業者はあとで問題にならないように

出来るだけ全ての骨を納めようとする。

けどどんな業者でも拾いもれはあるし、

灰になった骨もあるはずだと。

その時、舞子の父の携帯の場所が分かったとのこと。

舞子が入って来てメモを奪う。



沢と舞子は父のところへ。

そこは母の事故現場だった。

自分が作った車で死なれたと・・・

当時を思い出す父。


ブレーキ痕がなく、直前の映像でも居眠りはしてなかった。

だから自殺の可能性が高いと言われ、

そうかもしれないと思ったと。

母はガソリンが後ろから漏れるのを知っていたらしい。

だからわざと運転席の窓を開けたんだと父。

でも動機がないと言う舞子にあるんだと。



『あなたはあの車と同じ。

外面は良くても家族4人乗せるには狭すぎる。』


『そういう・・・そういう車の設計をしてるお陰で、

お前たちが生活出来てんだろ!!』



「それが、真理子が自殺する前の晩だ。

私が殺したんだ。私が妻を・・・」



沢を訪ねて来たラリー。

結局アタルに捜査させているようだと。


「アタルは彼女のために捜査してるのかもしれません。」


「蛯名のために?」


「興味深いデータになりそうです。

15年前の捨て山。」


「あんたは自分の25年間を無駄にしたくないだけだ。」


「沢さん。 私はね、アタルという人間の人生を

障害者ではなく天才として歩ませたいんです。」


「天才?」


「アタルにはそれだけの能力があります。」


「能力か・・・

俺も色んな能力を持つ人に会ったよ。

みんな想像を絶する程の苦しみを味わってた。

それを知って思うんだ。

能力、病気、障害、それを分けることに

一体どんな意味があるんだって。

とても厄介な・・・でも、愛すべき個性じゃダメなのか?

天才も同じだ。

天才じゃなきゃダメなのか?」



チョコザイは寝ていた。

ロフトで事件の話をする沢と舞子。

何故チョコザイは右手中指だけないって気にしたのか。


「母の遺体は警察で火葬した。

捨て山だから解剖はしてない。

検死ではどうだったんです?」


「頭から事故か自殺と決めつけてたからな。

きっとロクに検死してないだろう。」


写真が下に落ちてしまい、

チョコザイ起きて降って来る写真を見ていた。


「血出てる。 骨、血出てる。」


捜査しないと言ってもヤダとチョコザイ。


「お前のためやろ。」


「私のため?」


沢を指差すチョコザイ。


「主任も。 主任も。」


「俺のためでもあるのか?」



渥見が骨を調べてくれた。

鑑定の結果、燃焼血腫だったと。

脳から出血して脳と硬膜の間に血が溜まってる時、

焼け死んだり火葬したりすると

硬膜が熱せられて縮むから、

今度は硬膜と頭骸骨の間に血が溜まって

それが更に熱せられるとこういう燃焼血腫が出来るとのこと。

鑑定の結果、この硬膜血腫は外傷性ではなく病気所見。


「つまり君のマザーは、

運転中に脳出血を起こした可能性が

すこぶる高いってことなのね。」


「運転中に脳出血?」


「それで体が麻痺したりはするのか?」


「全然するのね。」


だからブレーキを踏めず、サイドブレーキも引けなかった。

当時捨て山にしなかったら解剖や火葬で分かったはずと。

でもその時、ちゃんと目を開いて映ってたと舞子。

その目はちゃんと瞬きしてたかと。



昇が映像の写真を持って来てくれた。

鑑識へ写真を持って行く。

2つの画像を並べてみると・・・


「窓閉まってます、窓開いてます。

窓閉まってます、窓開いてます。」


直前では窓が開いてるのに、

300メートル前では閉まっていた。

その間に窓を開けたことになる。


「ねえねえ、ブレスレットある、ブレスレットない。」


300メートルの間にブレスレットを外した?

遺品にはブレスレットはなかったと舞子。

けどあの日、母親はブレスレットしてたと昇。

するとチョコザイが今までの単語を言い出し、

止まらなくなりそして倒れた。



ラリーが来た。

寝てるだけだと昇。


「すいません。 結局私のせいで・・・」


「そう・・・あなたのせいです。

あなたの母への想いと重なったんです。

きっとアタルの母への想いが。

人のために何かをしたい。

あるのかもしれません。

アタルにもそんな感情が。」


「ありましたよ。 チョコザイくんにもそういう気持ち。

たとえ事件と関係なくても、

人のために役に立ちたいっていう気持ち。」


「だとしたら、アタルは変わったのかもしれない。

あなた方と会って。」


そこを呼ばれる舞子。

全身麻痺してたんだから、

ブレスレットは外したのではなく落としたんだと。

けど窓を開けたんだから右手は動かないとおかしい。

その時、動くのが右腕だけだったら?

そして画像をALS処理したものを見せる。

血液反応があるところが!!

出血しているのは右手中指辺り。


「きっとこの時、蛯名真理子さんは突然

脳出血を起こしてしまった。

全身が麻痺して驚いた彼女は、

唯一動く右手で助けを求めようとした。

きっとその時、対向車か障害物に

ブレスレットと中指を持っていかれたんだ。

もし対向車がトラックかなんかだったら、

彼女のブレスレットと中指が当たっても

おそらく気づかないだろう。」


無表情だったのは顔面にも麻痺があったから。

チョコザイは沢たちに話を聞いて麻痺を疑ったんだろうと。

けど右手中指は麻痺の原因じゃないと舞子。


「チョコザイくんは、きっとそれが

麻痺の原因じゃなく結果だと思った。」


それで燃焼血腫を見つけて

脳出血による全身麻痺に辿り着いた。

チョコザイが起きて遺影を服で拭く。


「真理子さん、自殺じゃありません。」


けど全ては憶測だからブレスレットを捜そうと。

捜査範囲は300メートルの間。



大勢で捜索開始。

ラリーたちも来ていた。


「ラリーさんも協力してくれてるんですかね?」


「いいや。 ラリーが考えてるのはアタルのことだけだ。」


野崎と松島は非番の人間を集めて、

戸別訪問をしているそう。



結局、何も見つからずに警察署へ戻る。

そこに舞子の父も来ていた。

そこへ訪問者が現れる。

舞子の父が結婚指輪を買ったお店の人だと。


真理子がお店にファミリーリングを注文していたとのこと。

大小のペアリングで、1つは親、1つは子供がつける指輪を

2組注文していたと言う。

でも商品を渡す日になっても取りに来なかった。

渡す日は15年前の母の死んだ日だった。

連絡したけど繋がらなかったと。

真理子の携帯は壊れていたからすぐ解約していた。


ずっと気になっていたと店の人。

予約をする時に言っていた言葉・・・


『家族をやり直したいんです。

私、家族を再生したいんです。』


それでファミリーリングを勧めたらしい。


「リボーン。」とチョコザイ。


リボーンは再生する。 もう一度生まれる。


「真理子・・・自殺じゃなかったんだ。」


「ねえねえ、今は泣いていいんだよ。」


そこにいたみんなが泣き出した。


「あの・・・すいません。 すいません。

帰ってもいいかな?」


「いいとも。」


「Mission accomplished」



仏壇に指輪を供える父。


「ごめんな。 ありがとう。」


本部に戻ると沢。

明日で有給休暇終わりだぞと舞子に言う。

明日朝食食べに来てと舞子。



翌朝。

不恰好なおにぎりが並ぶ。

大見得切った割にはと沢にも言われる。


「お父さん、警察行くよ。

だって昔お父さんが酔っ払って言ったことで、

今、殺人が起きたんなら被害者の遺族に謝らないと。」


「いえ、それは警察が捨て山にしたせいです。

だとすれば、私たち警察の責任です。」



中津川と沢。


「警察の責任? ふざけるな!!

結局、蛯名くんの母親の件は捨て山だったじゃないか。」


「確かに捨て山でしたが、

自殺か事故で遺族の人生は大きく変わります。

それが今回。

事件性がない限り、事故か自殺かを特定する義務は、

警察にはありません!!」


そこへ舞子が入って来る。


「今までお世話になりました。」


警察手帳と退職届を出す。

正しくは退職願でしょと中津川に言われるが、

そのまま出て行く舞子。


チョコザイを両親のとこに連れて行く日だろと沢。

そして自分も行くと。

ラリーもいた。

両親はチョコザイと一緒に住む気だったのに、

ラリーがSPBの存続が発表されるからと、

連れて行こうとする。


「アタル、いるよな?

父さんと母さんとこのままここに。」


「リボーン、リボーン」


「アタルはきっと生まれ直すつもりでいます。

ご両親から自立して。」


母はネズミのマスコットをチョコザイに渡す。

尻尾をつけといたからと。

絶対切れないようにしといたからと。



舞子と沢。

部屋にチョコザイがいない。


「最後の最後まであいつは・・・」


「いや、きっとラリーだ。」


舞子の携帯が鳴る。

ラリーからだった。


「アタルと一緒にSPBに来るかどうか

返事を聞かせて下さい。」


「行きません。

日本でやりたいことが出来ました。」


「そういうと思いました。」


電話が切れ、沢が空港だと。



空港ではシンクロ刑事の女優がファンに囲まれてた。

チョコザイを見つけ呼びかける舞子。

そこへ犬飼が走って来てラリーの背中に飛び蹴り!!


「このぐらいしたっていいだろ。

こっちはクロロホルムを嗅がされたり、

ビリビリをされたり、

記憶を操作されかかったんだからな。」


ひとつだけ感謝すると。

上司からの評価が上がったとのこと。

そしてシンクロ刑事とハイタッチして去って行く犬飼。



そしてチョコザイとの別れ。

去って行くチョコザイを呼び止めようと叫ぶ

舞子の口を塞ぎ、泣くなと沢。

するとチョコザイが舞子の頭をなでる。

ネズミのマスコットを舞子に差し出す。


「もう絶対離れません。 はい。」


舞子の手に乗せ包ませるチョコザイ。


「う~ん・・・」


鞄からケチャップを出し沢へ。

餞別か(笑)


「バイバイ」


チョコザイは行った。



あの部屋には沢が今も住んでいて、

舞子が部屋へやって来る。

そこにはチョコザイと名付けたペットのネズミが。





結局、チョコザイはアメリカに戻るのか。


犬飼もなんとな~く復活だし(笑)


飛び蹴りして復讐したけど、


自分ならあれでは足りないなぁ~(‐∀‐;)


舞子は警察辞めてどこで働くんだか。


まさか公原のとこじゃないよね?


最後は物足りない気もするけど、


1クール通して面白く見れたドラマだったかな。





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