まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

チーム・バチスタ3 ~アリアドネの弾丸 stage3-2(第10話)

2011-09-15 23:52:56 | 福士誠治〚チーム・バチスタ3〛

stage3-2(第10話)

『点と線』





島津は父・松崎の遺体をAiにかけ、画面をジッと見ていた。

しかし何度見ても不審なところは見つからない。

田口に少し休んだ方がいいと言われたが、

「休んでられるかよ!」と島津。

迎えの車も待ってるし、葬儀の手配もしなければならないから、

一旦帰った方がいいと田口と白鳥に見送られる。



白鳥は屋上で笹井に死因を聞かれ、肝不全と答える。

どうせ亡くなるなら、真実を語ってからにして欲しかったと笹井。

その時、白鳥に田口から電話があり、すぐに来て欲しいとのこと。



白鳥と笹井が田口の部屋へ行くと、

そこには帰ったはずの島津がいた。

帰宅したら、父から留守電が入っていたと。


『吾郎、俺だ。

近いうちアパートに寄ってくれないか?

大事な話があるんだ。

あのな、吾郎。

父さんもしかしたら知ってるかもしれない。

ホントの犯人。

20年前は、警察に言っても取り合ってくれなかったけど、

あ、誰か来た。

また後で電話するよ。』



島津がアパートに行った時には、

すでに警察が来ていて、松崎は遺体で発見された。

留守電の時間は、検視官が出した死亡推定時刻と同じ頃。

誰が来たのかは分からないと言う。

島津は笹井に親父を解剖してくれと頭を下げて頼んだ。



笹井が松崎の解剖を始める。

頚部の筋層内に出血が見られた。

体表には跡がなかったから、細い針を刺したようだと。

ブロック注射なら、痛みや倦怠感を取るために

打つことはあるけどと笹井。

田口が松崎は最近からだがだるくて熱っぽいと言っていたと。

すると白鳥が、肝不全の患者は出血傾向が強いから、

医者がブロック注射を選択することはまずないと言う。

内頚静脈に跡があり、何か薬物を注射されたのかもしれないと。

笹井は高速液体クロマトグラフィーで血液検査を須賀に頼む。

警察にも連絡すると田口。



田口が部屋に戻ると白鳥がパソコンを見ていた。

ここ20年の未解決殺人事件の情報だった。

白鳥は山梨の神竜川で起きた事件が気になると、

明日、田口と向かうことに。



川に来た田口と白鳥。

3年前、この辺で女子高生の遺体が見つかり、

この前桜宮で見つかった三谷と状況がよく似ていると白鳥。

20年前ともそっくりだった。

ここの女子高生は両親が調べてくれと言って、

承諾解剖になっていた。

結果は、肋骨の骨折と頚動脈動の圧迫痕が見つかり、

殺人事件だったっていうことが判明した。


「じゃあ、20年前と同じ犯人?」


「解剖所見には、例の記載もあった。」


「再灌流性出血。」


「そう。犯人はここでも首を絞めたあと、

心臓マッサージを繰り返してたんだよ。」


「3年前ということは、

松崎さんがまだ刑務所にいる時ですよね?」


「そういうことになるよね。」


「松崎さんはやっぱり、無実だった。」


「真犯人は別の人間だよ。

そいつはこの20年の間に、

他にも事件を起こしていたかもしれない。」


「そっか、ここのケースも両親がもし、

承諾解剖を主張していなければ・・・」


「単なる事故死として処理されたんじゃないの?」


「こんなに共通点があるのに、

どうして誰も20年前の事件と関連付けなかったんでしょう?」


「まあ、随分昔の事件だしね。

犯人は捕まったことになってたし。」


「確かに場所も離れてますし。

20年前が、静岡県の見吉川。

ここは山梨県の神竜川。」


「距離も離れてるし、

県も違えば警察の管轄も違う。

だから見過ごされちゃったんだろうなあ。

こんなにもキレイに繋がってる事件の糸が。」


白鳥はここの川と、

向こうから流れてくる川が合流してると言う。

合流すると川の名前が変わると言い、

田口に看板を見るよう双眼鏡を渡す。

その看板には見吉川と書いてあった。


「要するに、事件は20年前からずっと、

ひとつの川で繋がっていたんだよ。」



事務長に神奈川、静岡、山梨にわたる地図をもらった白鳥。

そこに笹井がやって来た。

事件があったところを地図にマークをつけていく白鳥。

田口がよく似た事件が他にも起きていたと、

新聞記事のコピーを笹井に見せる。

そして田口もマークをつけていき、

川をマーカーで繋いでいった。


「一見バラバラの場所で殺されているように見えて、

これらの川は、全て同じ阿久瀬川水系で繋がっていた。

3つの県にまたがって同じ川の河川敷で、

この20年間に合計7人の女子高生が

亡くなっていたんです。」


「これがもし同一犯による連続殺人事件だったとすると、

警察はその半分以上を事故や病死として

見逃してきたことになる。」


「そして事件は、死因不明の遺体を調べる

監察医制度がない地域ばかりで起きているんです。」


CTだけでも撮っておいてくれれば、

肋骨骨折があったかどうかは分かったのにと白鳥。


「つまり、犯人は他にいるってことね。」


「ええ。松崎さんが収監されていた間にも、

事件は繰り返し起こっていたんです。」


「そして犯人は、今も堂々と世間を歩き回っている。」


「今度こそ、そいつを逮捕するチャンスだ。

20年前の事件の真実も、漸く明らかになりますよ。」


白鳥は笹井を注意して見ててと田口に言う。



斑鳩に公衆電話から電話がかかってくる。


「漸く終わりましたね。

松崎が出て来た途端、同じ事件が起きた。

結局20年前の北山さんの判断は

間違ってなかった。

松崎は黒だってことですよね。

その松崎が死んだ今、

もう自分が隠れてる理由もなくなりました。

今から出頭します。」


「宇佐見、ひとつ聞いていいか?」


「なんでしょう?」


「お前、松崎さんに最後いつ会った?」


「どうしてそんなことを?」


「いや、いい。とにかく出頭しろ。

後のことは心配するな。

俺で出来る限りのことをする。」


「分かりました。」



道路の向こう側にある交番に目がいく宇佐見。

歩いて向かおうと、電機やの前を通った時に、

TVで流れていたニュースを見た。

松崎が死亡しているのが見つかり、

殺人の疑いもあるとして捜査を開始したとのニュースだった。

驚き宇佐見。

交番の警察官と目が合ったが、その場から立ち去った。



白鳥は桜宮署で玉村と事件の話をしていた。

話を聞いた玉村は困惑する。

そこに斑鳩が現れ、松崎の殺害について詳細が知りたいと。


「なんで知りたがってんのかな、そんなこと。」


「厚労省に説明する必要はない。」


玉村に捜査状況を報告しろと命令。


「警察庁のお偉いさんだからって

報告する必要なんてないよ、玉ちゃん。

松崎行雄さん殺害の事件祖捜査本部は、

この桜宮署にあるんだからさ。

斑鳩さんだって、部外者みたいなもんだよ。」


斑鳩が白鳥が持って来ていた地図に目をやる。


「それは?」


「あなた方警察がこの20年間

どれだけ無能だったかを示す地図ですよ。

松崎さんは事件当時、既に真犯人に心当たりがあった。

しかも尋問でそいつの名前を伝えてあったのに、

当時の捜査班はそれを無視した。

まあ、松崎さんを犯人に仕立て上げるには

都合の悪い情報だったんだろうけどね。

冤罪には3つの大きな罪があるよね。

1つは、無実の人間を犯罪者に仕立て上げる罪。

2つ目は、被害者とその遺族に対する罪。

そして3つ目が、真犯人を野放しにする罪だ。

その結果がこれだよ。

北山審議官たちが野放しにした殺人鬼は、

20年の間にこれだけの事件を繰り返したんだ。

これって警察のとんでもない失態だと思いませんか?」


地図を見つめる斑鳩。

何か気になることがと白鳥。


「別に。演説はもう終わりか?」


「桜宮で女子高生が殺されて、

松崎さんはやっぱり真犯人はあいつかと思い当たった。

おそらくそのことを知られたから殺されたんだ。

松崎さんを殺したのは連続殺人鬼か、

それとも失態がバレることを恐れた警察の人間か。

あ~。もうひとつ可能性があるな。

連続殺人鬼は、警察内部の人間かもしれない。

参考までに斑鳩さん、20年前はどこにいらっしゃいました?」


「覚えてないね。」


「松崎さんが殺された日は?

どこで何をしていました?」


「覚えてたとしても、答える義理はない。」


「ふ~ん。そういえば、あの日、

宇佐見を見かけましたよ。

松崎さんが殺された日、あの男現場のすぐ側にいた。

やっぱりホントは、裏で宇佐見と連絡取ってるんじゃないの?

何企んでるのかなぁ、一体。

玉ちゃん、この人に情報なんて与える必要ないよ。

松崎さん殺害事件の捜査は、桜宮署が独立してやるんだ。」


「話にならないな。君、奥へ。」


「あの、申し訳ありませんが。」


「さっさと命令に従え!!」


「現段階でご報告出来ることは何も。」


「君は一体どちらの味方なんだ?」


「私は・・・私は、正義の味方です!!」


島津に松崎を疑ってたと電話で話す田口。

そしてこの20年、同じような事件が起こっていることも。

島津は分かったらすぐに教えてくれと頼む。



笹井から電話が来て、法医学教室へ向かう田口。

松崎は筋弛緩剤・ベクロニウムを打たれていた。

普通の人が手に入れられる物でもないし、

普通の人がブロック注射を打つことも出来ないと。

出来るとしたら、医療関係者か、特別に訓練を受けている人だと。



白鳥は2001年に神奈川で病死扱いになった

女子高生のことを調べていた。

田口は何故それを調べているのかと聞くと、

斑鳩が地図で個々の場所だけ見ていたと言う。

病死だと厚労省のデータベースに載っているはずだと、

白鳥が調べてみる。

すると、そこには検視官として斑鳩の名前が載っていた。

田口は斑鳩は若い時、

法医学教室に通っていたことがあると言う。



宇佐見が斑鳩に電話をする。


「何故出頭しない。」


「そちらこそ、何故教えてくれなかったんですか。

松崎の死が殺人事件として捜査されていることを。」


「会って話そう。」


「もうあなたは信用出来ない。」



笹井は須賀と食事した後、別れ、

マンションに入るところで宇佐見に捕まった。


「静かにして下さい。

危害を加えるつもりはありません。」



宇佐見は笹井と話をする。

松崎の解剖結果を知りたかったと。

犯人はどうやって松崎を殺したのか、何故殺されたのか。


「犯人に繋がりそうな情報があれば、

なんでも構いません。教えてください。」


「あなたじゃなかったの?

松崎さんを殺した犯人。」


「俺が? まさか・・・」


「じゃあ、どうしてあの日、松崎さんの家の前に?

教えてくれなきゃ、こっちも情報をあげられない。」


「俺は北山さんの遺志を継いだだけです。

北山さんに代わって、20年前の事件を終わらせたかった。」


「それで松崎さんを調べてたの?」


「結局松崎は黒だった。

俺はそれを証明したくて・・・」


「違う。真犯人は松崎さんじゃない。

同じような事件が他にも起きていたことが分かったの。

松崎さんは、真犯人を知っていた可能性がある。

だから殺された。

殺害方法は、筋弛緩剤。

死亡推定時刻は16時から17時。

その頃、家に出入りした人 見てないの?」


「その少し前まで尾行していたんですが・・・」


警官が松崎に声をかけて通り過ぎた。

宇佐見は慌てて隠れた。


「暫くし探しても見つからなくて家に寄ったら、

あの騒ぎになっていた。」


「そう、残念ね。」


立ち去ろうとする宇佐美の腕を掴む笹井。


「どこへ行くの?」


「真犯人を捜します。

いずれ出頭します。」


「連れて行ってくれない?

20年前の真実を知りたいのは私も同じ。

私にとっても、終わらせなきゃいけない事件なのよ。

これは。」



田口と話していた白鳥はふと気付く。


「松崎さんは、どうして犯人を入れたんだろう?

島津先生の電話でも怯えてたのに、

どうして家に入れたんだろう。」


「よく知っている人だったからですかね?

あ、もうひとつ可能性があるとしたら、

断れない相手だったとか?」


「それは、たとえば、警察手帳を持っている人間とか・・・」


「宇佐見さんですか?」


「もうひとりいるよ。

僕らがよく知っている警察の人間で、

実はこの連続殺人に関わっていたやつが!

人の命をコントロールすることで快楽を覚え、

20年もの間、警察を欺き、整然と殺人を続ける。

賢くないと出来ない犯罪だよね。」


「まさか、斑鳩さん?」


「もしかすると、自分が検死を担当した事件も、

ミスじゃなくてあえて病死扱いにしたのかもしれない。」


「じゃあ、20年前の女子高生も斑鳩さんがやったと?」


「松崎さんがそのことに気付いていたとしたら、

その口封じはさすがに部下には任せられないよね。

検視官をやってたなら、静脈注射で相手を殺して、

それを病死に見せかける。

そのぐらいの知識も当然あったはずだ。」



河川敷の倉庫のドアが開き、

中から斑鳩が出て来た。

女子高生2人が自転車で通るのをジッと見ている。





明らかに斑鳩が怪しいですっていう回だったけど・・・


そう思わせたいだけのような?


でもこれで犯人が斑鳩だったら、


当たり前すぎてつまんないよなぁ~。


今回、犯人候補の井野はあまり出て来なかったし・・・


真犯人、気になるぅ~!!



ウサタンの登場が多くて萌えた(笑)


や~、かっこいいわ!!





チーム・バチスタの栄光  全11話


チーム・バチスタ2 ~ジェネラル・ルージュの凱旋  全12話


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なんと大阪でも!!

2011-09-14 22:14:54 | 福士誠治〚舞台〛

福さまご出演舞台『パレード』が、


なんと大阪でも公演決定ですって!!


お近くのみなさま、朗報ですわね~♪ (゜▽゜*)



■ 2012年2月4日、5日 大阪公演決定!
  舞台「パレード」@シアター・ドラマシティ
  お問い合わせ キョードーインフォメーション
  06-7732-8888(10:00~19:00)


↑ とのことです。



先行予約を迷ってチケ予約しなかった方、


近ければこちらの方に行ってみては?


って、あたしゃ何者だ?(笑)


ま、仙台からは当然行けないので、


大阪公演は勿論諦めます。


仙台にも来てくれないかなぁ~。

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全開ガール 第10話

2011-09-13 12:46:36 | ドラマ

第10話

『各々の道を行く二人!

何でだか涙が止まらなくて』





結婚式の打ち合わせをする若葉と新堂。


「一度決めたからには

中途半端なことはやめて

ドカンといきましょう! ドカンと。」



日向に再度聞かれる若葉。


「最後にもう一度確認させて下さい。

これでいいんですね?」


「いいも何も、私はあなたの教え通りに

言うことは言えました。

そして振られました。」


「えっ?」


「だからもうスッキリ!

引きずることなく清々しい気持ちで式に臨めます。」


「恋ってタイミングなんですね。

ちょっとした運で擦れ違ってしまう。」


「その擦れ違いこそが私の正しい運命だったのです。」



そよ子と付き合い始めたとイクメントリオに報告する草太。

イクメン林が本当にいいのかと草太に確認する。


「真剣に愛せるよう努力するし、

うん、愛せると思います。

いや、俺自分で言うのもなんですけど、

今まで人に尽くしてばっかだったんで、

初めてこんなに尽くしてくれる人に出会えて、うん。

多分、これが正しい選択で運命だったんです。」



ビー太郎が日向と同じ小学校に行くと言い、

資金集めにル・佐藤のお弁当を売り始める草太。

草太、ビー太郎、そよ子がお弁当販売してるところを

通りかかった若葉。

何事もなかったかのように結婚式の招待状を渡す。

その様子をリリカが見ていて不思議がる。



事務所にリリカが訪ねて来て、

ビー太郎の親権の相談に来たと。

ビー太郎の手紙を見て、自分の手で育てたくなったと言う。

けど、一度親権を放棄すると、

母親でもなかなか取り戻せないらしく、

若葉に親権交渉の代理人を頼みに来たと言うリリカに、

断る若葉。

直接話し合ったら?と言う若葉に、

そうなったら徹底抗戦すると言われ、

若葉は引き受けることにする。



草太の店を訪ね、親権のことを話す若葉。

納得が行かない草太。


「もし、俺が嫌だって言ったら?」


「法的にはあなたの方が有利かもしれません。

でも話し合いが長引くようなら、

ビー太郎くんを調停の場に巻き込むことになります。」


それを聞いた草太は1日でいいから考えさせてくれと頼む。



ビー太郎に会いに来たリリカ。

1日時間をやることになり遊園地へ。

若葉も同伴する。

ビー太郎のことをちゃんと見ててくれと頼む草太。


「誰といるのが一番幸せなのか、

若葉さんの目で確かめて欲しいんです。」



遊園地で楽しそうに遊ぶビー太郎とリリカ。

そこで桜川と日向にバッタリ出くわす。

日向が遊園地に行きたいと言ったらしい。



迎えに来た草太は、若葉にどうだったか聞く。


「愛情溢れる親子でした。」


「あの、俺っていい父親ですか?」


「いい父親だと思います。」


「リリカはいい母親ですか?」


「はい。いい母親だと思います。」



事務所ではブライトンが契約を打ち切ると言って来た。

桜川を所長から下ろす動きがあるようだ。

それを聞いた若葉は新堂のところへ。


「桜川先生は母親業に専念した方がいい。

本人も最近はそれを望んでるんじゃないか?」


その答えに納得が行かない若葉。


「世代交代というやつだ。

桜川先生も前所長から椅子を奪って

トップに立ったはずだ。

この世界ではよくあることだ。」



桜川のところに行く若葉。

なんだか様子がおかしい。

桜川も別れた夫と親権を争っていたらしい。


「親権は勝ち取ったんだけどね。

今日調停で、月に一度、

日向を父親と面会させることが決まったの。」


家族3人で写ってる写真を見た若葉。

離婚する時、最後の思い出作りに

3人で行った場所だと言う桜川。


「ビー太郎くんのお父さんとお母さんのように、

子供に取っては、一生父親で母親なのね。」



保育園に行った若葉を待っていた草太。


「俺、漸く覚悟が出来ました。

いや、ホントは前にリリカ見送った時から、

覚悟はしてたんです。

今度もしあいつが迎えに来たら、

返さなきゃいけないって。

これからビー太郎に話そうと思います。

でも、それはもしかしたら、

あいつを傷つけることになるかもしれません。

だから・・・」


「立ち会います。代理人として最後まで。」



ビー太郎と草太は遊園地へ。

勿論若葉も一緒に。

ビー太郎にリリカのことを話す草太。

選ぶことは出来ないと言うビー太郎に、

守ってあげたいのは誰だと聞く草太。

泣き出して草太に抱きつくビー太郎。


「もういい。それがお前の答えだよ。」



母親といたいようだと若葉に伝える草太。

しかしビー太郎がやっぱり草太といると。


「甘ったれんなよ!

いいか、よく聞け。

俺とお前は血も繋がってないし、

元々は他人なんだよ。他人。

だからお前はお前のしたいようにお母と行けよ。」


そしてビー太郎に心にもないことを言う草太。

拳をにぎりしめて耐えるビー太郎。



若葉がビー太郎をおぶって帰る。


「あれ、無理ありましたよ。

お前がいない方が気楽だの、

ずっと我慢してきただの。

最低ですね。」


「あんな底意地悪いこと言うようになったのは、

若葉さんの影響です。」


「ビー太郎くんは全部分かってると思います。

あなたがワザと嫌われようとしていることもきっと。」



草太の家につくと、そよ子が待っていた。

ビー太郎を手放すことを決めた草太を、

後ろから抱きしめるそよ子。



その頃、若葉は早足で帰っていた。

ヒールが折れて座り込み、自分を責める若葉。



草太はリリカと会い、ビー太郎のことを言う。

自分にはそよ子がいるからと草太。


「それって本気じゃないよね?」


「本気だよ。時間はかかるかもしれないけど。」


「時間かかるって、失礼な。

あの時、私を振ったのは誰のため?

そんなんだったら、

私と一緒にニューヨーク来れば良かったじゃない!

ビー太郎、若葉さんの話ばっかしてたよ。

若葉、若葉って。」


「いや。若葉さんには若葉さんの未来があんだよ。

俺みたいな、何も与えられない人間が、

それを潰すようなことして・・・」


「あんた、そんなつまんない男だったの!?」


草太を引っ叩くリリカ。


「俺は元々こうゆうやつで。」


「草ちゃんはそんな弱くなんかないよ!

とってもとてつもなく強い人だもん!

ビー太郎には私がいる。

草ちゃんはもう無理していいんだよ?

恋も仕事もなんの縛りもないの!

そうしてよ。

それが今 私に出来る罪滅ぼしなんだから。」


「だから俺は好き勝手にそよ子さん選んだんだよ。」



保育園でビー太郎と話す若葉。


「若葉。お父を頼む。」


「頼むって・・・」


「おいら、今日お父に言ったんだ。」


『なあ? お父。

おいらもお父なんか邪魔だぞ。

でもどんなに離れていても、お父はお父だからな。』


「逞しいね。」


「若葉も逞しくなれよ。」


「はい。たとえ道は違っても、

2人を見習ってもっと逞しく、私らしく生きます。」


「おっ! 若葉らしいなぁ。」



事務所で新堂のことを桜川に放す若葉。


「新堂先生が所長の椅子を奪おうとしています。」


「あなた新堂先生と結婚するんでしょ? 何故私に?」


「桜川先生を裏切りたくはないんです。

闘うなら、正々堂々。もっとフェアなやり方で。」


「大きなお世話よ。」


「今日の2時、ブライトンの役員会で

契約委託の是非に関する会議が行われます。

その前にCEOに会って下さい。

でないと先生のクビが・・・」


その時、保育園から電話があり、

日向とビー太郎が駆け落ちしたとの知らせが。



保育園に着いた若葉と桜川。

そこに草太も駆けつける。

探さないで下さいとの書き置きが・・・

きっと日向がビー太郎にお願いしたんだと桜川。

その時、若葉が写真を思い出す。

きっとそこにいるんじゃないかと・・・



車で向かう若葉たち。


「ごめんなさい。日向のせいで。」


「ビー太郎は日向ちゃんのことが本気で好きなんです。

だからきっと日向ちゃんのこと放っておけなくて。」


「あの2人は支え合ってるんです。

誰より真っ直ぐに。誰より正直に。

大人なんかより、きちんと支え合ってるんです。」



海についたビー太郎と日向。


「私ね、黙ってたお母さんの気持ちも分かるし、

お父さんに会えるのも嬉しい。

ただ、2人が喧嘩するのが嫌だったの。

でももう大丈夫。」


「日向、おいらがニューヨークに行っても大丈夫か?」


「うん。我が儘聞いてくれてありがと。

寂しくなったら、一番星見るから大丈夫。」


「一番星?」


「昔、お父さんとお別れする時、ここで言われたの。

寂しくなったら一番星をご覧。

どんなに離れていても、おんなじ星を見てるんだって。」


「じゃあ、おいら、毎日一番星見るな!」


「私も見る。」


そこへ若葉たちが到着。


「日向、大人になったら迎えに来る。

そしたら結婚するぞ。」


「うん。」


「お父、心配かけてゴメンな。

おいらたちは大丈夫。

だからお父は自分のことだけを考えろ。」


「お前・・・」


「若葉さんもね。」


「5歳の2人の方が、

しっかり将来を見据えているようね。」



夜、ビー太郎の荷物を詰める草太。

若葉に電話をする。


「俺、自分の行く道 決めました。

フランスに本格的な修行に行きます。」


「ああ。そうですか。

それが正しい選択だと思います。」


「若葉さん。あなたはどうするんですか?」


「私ですか? 私は・・・・・

勿論、マンハッタンのタカを目指します。」



草太の家へそよ子が。

大事な話があると・・・



その頃、若葉のところにも新堂が。


「どうしたの?」


「いや。なんでだか、涙が。

涙が止まらなくて・・・」



草太がそよ子に言う。


「一緒にフランスに行きませんか?」


「はい。どこへでも。」



泣いてる若葉を後ろから抱きしめる新堂。


「大丈夫。 全部僕が受け止めるから。」





イライラする。


ってか、子供たちの方がよっぽどしっかりしてる!!


草太のフランス行きませんか発言はどうかと思うよ?


これ、次の最終回どうするつもり?


結局若葉と草太がくっついたら、


ホントろくでなしだよね(‐∀‐;)





第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話

第8話 第9話

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レアル勝利も精彩欠く

2011-09-12 13:02:24 | レアル・マドリード【リーガ】

■ リーガエスパニョーラ 第3節 ■

レアル・マドリード(1位/勝ち点3)
               ヘタフェ(7位/勝ち点1)

ホーム、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで対戦。


 アルティントップ、シャヒン、ケディラ  怪我で欠場。

 ラス  監督の判断により招集外。



【出場選手】

GK : カシージャス

DF : セルヒオ・ラモス、ぺぺ、カルバーリョ、マルセロ

MF : エジル(87分、イグアイン)、シャビ・アロンソ、

    ディ・マリア(72分、カカ)、

    クリスティアーノ・ロナウド、コエントラン

FW : ベンゼマ(90分、グラネロ)



【控え選手】

アダン(GK)、アルベロア、アルビオル、カカ、カジェホン、

グラネロ、イグアイン



【結果】

レアル・マドリード 4-2 ヘタフェ


【得点】

1-0  14分  ベンゼマ

ゴール前の連携プレーからベンゼマがシュート。


1-1  39分  ミク

DFのミスを突きミクがシュート。


2-1  60分  クリスティアーノ・ロナウド(PK)


3-1  69分  ベンゼマ

ロナウドのロングパスをベンゼマがシュート。


3-2  73分  ミク

グイサのシュートのこぼれ玉をミクがシュート。


4-2  88分  イグアイン

イグアインが個人技からシュート。



【順位表】 上位5位まで

1 レアル・マドリード           勝ち点 6

2 バレンシア               勝ち点 6

3 ベティス                  勝ち点 6

4 バルセロナ               勝ち点 4

5 レアル・ソシエダ            勝ち点 4



【得点ランキング】 上位5人まで

1 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)      4

1 ロベルト・ソルダード(バレンシア)              4

3 イマノル・アギレチェ(レアル・ソシエダ)           3

3 アルバロ・ネグレド(セビージャ)               3

3 ミク(ヘタフェ)                          3



【次節 第4節】

9/18   レバンテ(10位/勝ち点2)

アウェイ、シウダド・デ・バレンシアで対戦。





う~ん・・・なんだろうね。


4得点決めたんだけど・・・


危なっかしい場面が多々ありましたよね。


しかもカード多いし(‐∀‐;)


まぁ、勝てたことはいいんですけどね。

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なんてことなの・・・

2011-09-12 12:33:06 | 福士誠治〚舞台〛

みなさま、今日のお昼から始まりました、


福さまの舞台チケット先行予約は出来ましたか?


あたしも予約しようとウキウキでサイトに行ったんですけど、


なんということでしょう!!


クレジット決済はまぁこの際置いといても、


使えるカードが限定されてて、


あたしが辛うじて持っているカードが使えないじゃないですか!!


このショック、かなりデカイです・・・_| ̄|○


今までウキウキ気分だったのが、


一気にどん底に落ちました(-_-;)


ハァ~・・・ε-(-д-;)


ちょっと立ち直れない。

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震災から半年経ちました

2011-09-11 21:15:43 | Weblog

早いものですね~。


うちの生活はもう通常に戻ってますが、


親戚が通常に戻ってないので、


なんというか・・・微妙な心境です。


鬱気味で病院通いだった伯父さんも、


少し仮設に慣れたのか今は大分落ち着いたらしいです。


電話をくれた伯母さんが言ってました。


仮設に入ったはいいけど、物が揃えられないみたい・・・


これから寒くなるし困ってるようなので、


今週末辺りに物資を持って行こうと思ってます。


従姉妹夫婦は未だ自宅には戻れてないようです。


なんだか色んなことがハッキリしなくて、


どうにもこうにも出来ないみたい?


そんなこんなで、まだまだ大変なところは大変です。


まぁ、前向きに頑張るしかないですね。

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2日連続

2011-09-10 21:25:47 | Weblog

ペーパードライバーのわたくしが、


なんと2日連続で運転しちゃいましたよ~(*-∀-) エヘッ♪


何故なら、うちのおっかさんが多忙だからですよ。


会社の人と楽天の試合観に行ったり、


今日明日は会社の人たちと東京に旅行で・・・


毎週末に食料の買い出しに行ってるのに、


今週は行けないじゃないのさ!!


しかもあたしは今日美容院なのに・・・


と、いうことで、わたくしがバビュンと運転しちゃった訳ですよ。


命知らず?(笑)


なんせ運転は3年半振りくらいですからね。


うふふっ( ´艸`)


まぁ、前に走ることはなんてことないんですけど、


駐車がね・・・(‐∀‐;)


特に家の車庫に入れるのがドキドキ。


うちは弟の車もあるから、


車庫の真ん中にド~ンと止める訳にもいかず、


それなりに寄せなきゃならないんですよ(-_-;)


そんな高度なワザをペーパーが出来るのかって話でして・・・


昨日は取り敢えずバックで入れたはいいものの、


そこまで寄せることは出来ず、


弟が帰って来てから自分の車を入れる前に、


あたしの後始末をしてもらったんですよね・・・( ̄▽ ̄;)


今日は昨日よりもいい感じに寄せることが出来ました!!


やったね、自分!!


やればなんとかなるもんさっ(゜∇^d)

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新ドラ『怪盗ロワイヤル』に出演

2011-09-09 21:27:27 | 福士誠治〚その他ドラマ〛

福さまが10月からの新ドラにご出演です!!


■ 2011年10月スタート 毎週金曜日 深夜0:20~
  TBS系 フライデードラマNEO『怪盗ロワイヤル』



これって携帯ゲームのやつよね?


ゲームはやったことないけど、


このゲームのイラストを描いてるワカマツカオリさんが、


あたし大好きなのよね~♪ (>艸<*)


ぶっちゃけ、実写ドラマ化にするくらいなら、


アニメで見たかったかもとか思ったりした(笑)


けどまぁ、福さまが出るなら見ますよ!!


ってか、仙台でちゃんと放送してくれるかなぁ~(o¬ω¬o)


詳しくは ☆ コチラ ☆ を御覧あれ!!


福さまのコメントもあるよ~(゜▽゜*)


ちょっとワイルドチックな福さまが見れそう?


しかしあれだね、ゲームをドラマ化する意味ってあるのかね?

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チーム・バチスタ3 ~アリアドネの弾丸 stage3-1(第9話)

2011-09-08 22:08:01 | 福士誠治〚チーム・バチスタ3〛

stage3-1(第9話)

『20年目の再犯』





河川敷で女子高生の遺体が見つかった。

矢上が検死し、外傷もないから事故の可能性もとのこと。

死因を聞く玉村。


「心不全・・・とはいかないか。」


あの小さい先生にと言う矢上。

田口に頼み、Aiで見てもらうことになった。



Aiセンターに島津の姿が。


「色々と、すいませんでした。

これからはAiセンターの為に、

俺に出来ることを精一杯やって行くつもりです。

宜しくお願いします。」


そこへ玉村が遺体を運んで来た。

所見で頭部皮下血腫と肋骨骨折があったと。


笹井に解剖を頼むが、

暫くAiセンターとは距離を置きたいと言い、

代わりに山岡教授に頼むといいと言われる。



山岡の解剖が始まる。

所見で分かってることを言う山岡。

心臓は再灌流性出血が見られ、

病院で一度蘇生したのか?と。

誰かが心臓マッサージをしたはずだと言う山岡に、

第一発見者が心臓マッサージをしたと玉村。

しかし、結果は心不全とされる。



島津は父親に会う時、田口に一緒に来てもらう。

食事の最中、松崎は激しく咳き込み、薬を飲んだ。

最近、体がだるいくて熱っぽいと・・・



玉村が女子高生の両親に

心不全と報告しているところを目撃する。

法医学教室に戻った笹井は、須賀に解剖所見を見せてもらう。

笹井は女子高生の遺体を見て、再解剖を行った。



法医学教室へ戻ると、そこには白鳥が来ていた。


「で? 何か分かったの? 秘密の解剖で。」


「山岡教授の解剖所見を見て気付いたの。

河原で発見された女子高生の遺体、

20年前の事件とそっくりだって。

だから確かめるしかなかったの。

頚動脈洞を圧迫した痕があった。

心不全が死因なんかじゃない。

扼殺による窒息死。」


「首を絞められて殺されてた?」


「全て同じなのよ、松崎事件と。

被害者の条件も、遺体の状況も。

そして殺され方も。」


「松崎事件の再来・・・」



白鳥は田口に報告。

偶然でこれだけ条件が揃うなんて有り得ないと。


「同一犯の仕業ってことですか?」


「どうかな。

20年も前の事件だしね。

冤罪裁判で有名にもなってるし、

模倣犯の可能性もあるからな。」



その頃、笹井は島津のところへいた。

そこに白鳥と田口もやって来る。


「あまりに共通点が多いと思わない?

松崎さんが釈放されたら、

すぐに事件が発生するっていうのも」


「親父がやったと言いたいのか?」


「そうは言ってない。

ただ不自然だって。」


「お前・・・なんなんだよ、お前はよ!」


「私はただの可能性の話をしているだけよ。」


「冤罪は法廷で立証されている。

親父は犯人じゃない。

今回の事件がどんなに似ていても、

親父は関係ないんだよ。

また俺たちの人生を・・・無茶苦茶にするつもりか!」


「笹井先生、今回のは模倣犯かもしれないし、

犯人に関してはまだ何も分かってないんだよ。」


「分かってます。そんなこと。」


「島津先生も、あの事件で人生変わったのは、

先生だけじゃないんですよ。」



斑鳩の車に宇佐見が乗って来た。


「松崎事件とそっくりな事件が起きた。」


「犯人は?」


「松崎だ。」


「北山さんは間違っちゃいなかった。」


「やるべきことは分かってるな。

北山さんがお前を救ったのも、

こういう時の為だったんだろう。」


犯人を追い詰めた宇佐見。

側には倒れている子供が・・・

拳銃を置き両手を挙げて殺さないでくれと頼む犯人に、

その子も言ったはずだと言い、犯人に向かって発砲。

それを見ていた北山が宇佐見を庇う。


『先に犯人が発砲した。正当防衛だ。

宇佐見、お前は間違ってない。

正義をなす時には悪意が必要な時もある。』


「どんな手を使ってもこの事件は終わらせる。」


そう言い、車から降りる宇佐見。



松崎が前から歩いて来る女子高生とすれ違う。

振り返って見ると、女子高生の向こうに宇佐見の姿が。



宇佐見は松崎に詰め寄った。


「お前がシャバに出て来た途端、早速こんな事件が起こった。

どういうことだ、これは?

松崎、お前が犯人じゃないのか!」


「俺じゃない。」


そう言い、アパートへ逃げ帰った松崎は、

どこかに電話をかける。


「もしもし、先生!

警察がやって来て、犯人だって。

俺やってねえ。」



松崎さん支援の会の井野と弁護士の尾崎が、

警察署に抗議に来た。

対応した玉村は戸惑う。



井野が松崎に電話をかけ、証言して来たと言う。


「松崎さんのアリバイを証明しましたから、もう大丈夫です。」


「アリバイ?」


不思議そうな松崎。



白鳥が斑鳩に会いに行った。


「松崎事件そっくりな女子高生殺害事件で

松崎さんが犯人だった場合、一番得をするのは警察だ。

松崎さんの犯行に見せかけた別の誰かの犯行だったりして。」


「なんだと。」


「桜宮署にクレーム来たらしいよ。

松崎さんが乱暴な刑事から不当な事情聴取を受けたって。

その乱暴な刑事って、まさか宇佐見じゃないよね?」


「宇佐見は逃亡中だ。

まだ足取りはつかめてない。」


「ホントかなぁ?

もしかして宇佐見を陰で操ってるのは、

斑鳩さんだったりしてね。」


「近日中に松崎の事情聴取を行う。

じき真相は明らかになる。」


斑鳩は宇佐見に電話をかけ、

白鳥が嗅ぎ回ってるから注意しろと言う。



笹井は20年前の松崎事件と、

今回の事件の解剖所見を見比べていて何かを見つける。


田口と白鳥のところへ笹井がやって来て、

松崎事件の解剖所見を見せる。


「再灌流性出血があるってことは、

一度停止した心臓を誰かが再鼓動させた証拠なの。

20年前の事件でも、誰かが心臓マッサージして

蘇生させたってことになる。」


「その時にも、第一発見者が?」


「そんな記録はない。」


「じゃあ、誰が心マを?」


「1人だけいるよね。

好きなだけ心臓マッサージが出来た人間が。

犯人だよ。」


「犯人は、被害者を助けようとしたってこと?」


「いや、もうひとつ別の可能性じゃないかな?

犯人は、首を絞めて一旦心肺を停止させ、

すぐに心臓マッサージをして息を吹き返させた。

それを何度も繰り返したから、

被害者は2人共肋骨が折れていた。」


「何故そんな・・・」


「犯罪心理学の症例の中で、よく似たものがあります。

他人の命をもて遊ぶことに快楽を感じる殺人者の症例。

首を絞めて殺し、それから心マで蘇生する。

相手が生きるも死ぬも自分がコントロールしている。

まるで神にでもなったような錯覚が快楽へと繋がる。」


「快楽殺人か。」


「快楽殺人の場合、犯人は衝動を抑えることが出来ません。

機会があれば、永遠に殺人を繰り返すと言われています。」


「だとしたら、松崎さんが釈放された途端に

事件が起こったということは・・・」


「やっぱり松崎さんが犯人なのかなぁ?」


「僕が会った松崎さんは、とても優しい人でした。

でも表面上は、穏やかで優しいと思われていた人が、

陰で快楽殺人を繰り返していた例はいくつもあります。」


「松崎さんはそのパターンかもしれないね。」


「とにかく松崎さんに話を聞きませんか?」



玉村たち警察は現場を捜索していた。

そこに小屋があり、まだ中を見ていないとのことで、

小屋の中を見てみることに。

すると、被害者の遺留品らしきシュシュと、

翡翠亭と書いてあるマッチが。



島津のところへ斑鳩がやって来た。

現場に落ちていたと翡翠亭のマッチを見せる。

松崎の無罪判決の祝勝会が行われたところのマッチだと。


「親父が犯人かどうか、

正式に捜査を進めればいいじゃないですか。」


「自首して欲しいんです。

宇佐見が松崎さんのアパート付近で目撃されています。

宇佐見は、おそらく松崎さんを狙ってる。

松崎さんの身の安全を確保するためにも、

お父さんを説得して自首させて下さい。」



その頃、田口と白鳥、笹井は松崎のアパートへ。

チャイムを鳴らしても応答はなく、

白鳥がドアノブを回してみると、鍵がかかっていなかった。

田口が中に入ってみると松崎が倒れていて、

もう脈がないと・・・



島津が松崎のアパート前に来ると、

すでにパトカーが来ていた。

息子だと言い、中に入れてもらう。


「親父・・・冤罪が晴れてこれからだっていうのに。

親孝行していない・・・」


松崎の検死が始まる。

外傷はなく、事件性がないと。

黄疸が出ていた為、肝不全による病死だと。

刑務所の医務記録を見るといいと言われる。



翡翠亭のマッチから松崎の指紋が検出された。



田口と白鳥、笹井は松崎のアパートを出る。

笹井が宇佐見の姿を見つけた。

追いかけるも宇佐見は逃げてしまった。





ウサタン・・・いいように使われてるなぁ(‐∀‐;)


斑鳩ってなんであんなに憎たらしいんだろう。


相変わらず斑鳩は怪しいけど、


それよりも怪しくなってきた人物が出て来たねぇ~。


支援の会の井野!!


あいつなら20年前もそれなりの年齢だし、


松崎の指紋入りマッチもすんなり手に入るし、


松崎の部屋にも怪しまれずに入れる。


あいつ、怪しいです(-_-;)


そしてウサタンがどうなるのか気になります。





チーム・バチスタの栄光  全11話


チーム・バチスタ2 ~ジェネラル・ルージュの凱旋  全12話


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全開ガール 第9話

2011-09-06 23:53:02 | ドラマ

第9話

『彼女の将来のためには、君の存在が邪魔なんだ!』





ビー太郎に若葉のこと好きなんだろ?と聞かれ、

好きだと答える草太。


一方、若葉も日向から草太のことが好きなんじゃ?と聞かれ、

好きだと答える。


お互い、今更どうにもならないと思っているが・・・



ビー太郎が手本を見せると言い、

保育園のラジオ体操の時、みんなの前で日向に告白。


「見たか? お父!」


「うん。すげえよ、ビー太郎。」


たとえうまくいかなくても自分に正直に!!

とは言ったものの、店で悩む草太。

そこへ事務所から出前が入る。



事務所に出前に行くと若葉の姿が。

呼び止めて告白しようとするが、結局言えず・・・


「バカか、俺。こんなところで。」



ビー太郎と歩いてる時に、

店の前で売られているおもちゃを目にする草太。

イクメン西野の会社で作っているおもちゃ、

「カバの食べタロー」だった。


その時、若葉と日向を見かけ後を追う草太とビー太郎。

ウエディングドレスの店に入って行った。


ブライダルメイドの日向とそよ子もドレスを着るらしい。

若葉のドレスは新堂の見立てだと。


「さっさと着たらどうです?

覚悟が出来るかもしれませんよ。結婚の。」


その頃、店の前でウロウロする草太。

ビー太郎がイライラして中に入ってしまう。


すると若葉がドレスを着ていた。


「若葉、超綺麗。」


偶然だと言い、帰ろうとする草太に、

告白はいいのか?とビー太郎。

やっぱりもう遅いんだよと言い、ビー太郎を連れて帰る。


その姿を見て、日向に追わなくていいのかと聞かれる若葉。

追って行こうとするが、躓いて転んでしまう。



仕事で桜川に呼ばれた若葉。


「ブライトンからの依頼で、

特許侵害の訴えの準備よ。」


そこにはさっきビー太郎が見ていたおもちゃが・・・


「日本の小さな玩具メーカーのおもちゃが、

ブライトンの特許に抵触するの。」


「外タレが自分の子供に買って話題になったカバ。

ブライトンはそれに目を付けて、

餌を食べる動物のおもちゃを大量生産する方針なの。」


「このおもちゃがブライトンが出願していた特許に

引っ掛かんだね。

それに気付いたブライトンが、

この機に乗じて権利化の為の審査請求をしたという訳だな。

まあ、極端に言えば横取りでんな。

メーカー同士ではよくあることだ。」


「マルハ工房の技術は、

このうちの基礎技術に抵触するの。」


「これを見ると、マルハ工房の法律上の武装が

甘かったとしか言いようがありませんね。」


「日本の小さな会社に多いミスね。」


「ブライトンの特許を回避するのは難しいだろうから、

マルハ工房がこれ以上製造を続けるのは無理。」


「ブライトンの完全勝利を手に入れるわよ。」



西野のマルハ工房の話をル・佐藤で聞いた若葉。

自分の事務所が扱ってると言う若葉に、

土下座して頼むイクメントリオ。

けど、力になれないと断る若葉。



帰り道、日向に聞かれる若葉。


「助けてあげなくていいんですか?」


「助けたら、あなたのお母さんが困るのよ。」


「好きな人を裏切ることになるんですよ?」


「仕事は仕事です。」


そこへ草太が追って来る。


「あの、マルハ工房のこと・・・」


「力になれないと言ったでしょ。」


「いや、分かってます。

でも若葉さんも本音では西野さんの味方なんですよね?」


お父さんが昔、そうやってよく人に利用されて

酷い目に遭ってたって草太。


「だから、西野さんの気持ち。」


「分からないとは言いません。

でもやっぱり、自分で自分を守れないのがいけないんです。」


「なら、ヒントだけもらえませんか?

どうやって戦えばいいか。

俺たち法律疎くてホント何も分かんなくて。」


「弁護士が相手方の相談に乗ることは出来ないんです。」


「分かりました。

あっ、じゃあ、自分たちで何か出来ることをやってみます。

お騒がせしてすいません。」



そよ子が西野たちを連れ、九条のところへ頼みに来る。

けど九条も断った。

肩を落とす西野たちにそよ子は励ます。



保育園で草太に会った若葉。

その時、西野が園長に職を失って、

沖縄に行くかもしれないと話をしていた。



園長は桜川に面会を申し込む。

西野の工場を助けて欲しいと頼む園長。

けどその願いは通らなかった。



園長に会った若葉。

桜川に直訴しに行ったことを聞く。


「まあ、相手にされなかったけどね。」


「あの、初恋の人だったって本当ですか?」


「ああ。彼女が結婚するって聞いた時は

ホントにショックだったな。」


「先生の気持ちを確かめたことはあるんですか?」


保育園のスイカ割りでと園長。

思春期の時にも何度か言おうとしたと。


「今でもそれは後悔してる。

その時、ぶち当たるべきだった。

たとえ振られても。

大切なものは目に見えないと言いますが。

手探りでも、這いつくばってでも、

あの思いを確かめるべきでした。」



工房で仕事をする西野のところに、

草太とビー太郎がやって来た。

やっぱりおもちゃ作りが好きだからやめられないと。

そんな様子を見ていた若葉。

見つかって様子を見に来ただけだと言う。


「法律的にはブライトンに非はありません。

諦めるしか。」


「そうっすよね。

でも、法律ってなんなんっすかね?

子供なら簡単に答え出すと思うんすよ。

どっちが悪いか。」


「法律というのはそういうものではなくて。」


「俺にとっての法律って、

ばあちゃんから教わったことなんっすよ。

嘘をついてはいけません。

人を苛めてはいけません。

それって間違ってますかね?」



部屋に戻った若葉。

父からハガキが届いていた。

押しかけてすまなかったと、母子手帳届いたとのこと。


『若葉が選んだ人が誰であろうが、

お父は若葉の選択を信じるよ。

ただ自分には正直にのう。

正直だけがお父がお前に渡せた取り柄だから。

自分の正直を守りなさい。

若葉の幸せを願ってます。お父より』



若葉は事務所へ行き、

CEOの考えを変えさせることは出来ないかと、

新堂に訊ねる。


「私が子供の頃になりたかった法律家というのは、

こんなずる賢く立ち回るものではなくって。

もっと違う、もっとこう立派で。

だから報酬も高額で。」


「どうかしてるぞ。

そんな甘いこと言うなら外れてもいいぞ、

この仕事から。」


式の参列者リストを見せられ、君が望むものだと新堂。

若葉は何も言えず、そのまま仕事に・・・



CEOを見かけ、追いかけようとした若葉を止める新堂。

すると横から九条が飛び出し、

CEOに詰め寄り、直訴するが新堂に止められる。



事務所に戻って来た一行。


「何を考えてるんだ!?

あんな失礼な振る舞い。」


「謝罪する気はありません。

覚悟は出来てます。」


若葉のせいじゃなく、この世界に嫌気が差してたと九条。

ウマい焼酎飲んで笑って生活してる方がいいかな?と。

その時、ブライトンがマルハ工房を買収するというニュースが。


「このおもちゃは、職人の技術を必要とするもの。

特許を取るだけでは失敗するってことが分かったの。

新しいCEOではなく、会長にご注進申し上げたのよ。」


「どう説得したんですか?」


「簡単よ~。

CEOは机上のマネーゲームしか知らないビジネスマン。

会長は夢と企業理念を持った創業者。

マルハの工房見学にお連れしたら、

職人の技にブラボーって。」


「じゃあ、西野さんもクビには。」


「九条先生、株式譲渡契約書のドラフトに、

早速取り掛かって頂戴。」


「はい。やったばい!!」


若葉は笑顔になり、桜川にお礼を言う。


新堂は不満気だけど想定内だと。


「先生には一本取られたけど、

ブライトンのCEOはお怒りだ。

立場がないからね。

今後の委任契約の見直しをにおわされた。」


「遂に来たか。

桜川所長を降ろし、新堂先生を所長にしなければ、

次の役員会でその提案をする。

そんなところかなぁ?」


「最初からそのつもりで?」


「君は勿論味方だよね?」


桜川を見て返事を出来ない若葉。



草太の店でみんなでお祝い。

草太とそよ子が買い出しに出かける。

道中、そよ子が逆プロポーズする。

今すぐ返事をしてくれなくていいと・・・



若葉は桜川にどうして買収を?と問うが、

逆にどうしてムキになるのか聞かれる。

草太の影響だと若葉。

もしかしらた桜川もそうなんじゃないかと。


「園長から直談判されたから?

私がそんな感傷に浸るとでも?

私もね、あなた同様挫折から始まった人間なの。

園長は貧しかった私の初恋の相手。

でも私は上昇志向の強い女だから。」


「後悔はしてないんですか?」


「私が選んだ道を?」


「はい。」


「するわけないでしょ~。

う~ん・・・後悔するとしたら、そうね。

夢の為に自分の想いを封印したことかしら。

溜め込んだ思いっていうのは厄介でね。

きちんとケリをつけて吐き出さないと、

一生自分に問い続けることになるのよ。

もしあの時って。」



創谷電話する若葉。

しかし留守電で、メッセージを残す。

話があるから待っててと。



店でワイワイやってたところへ新堂がやって来た。

草太に顔貸せと・・・

新堂と一緒に外へ出る草太。


「あの、話って。」


「勿論彼女のことだよ。

彼女のこと好きなんだろ?

だったら彼女の幸せを一番に考えてやるのが、

男としてすべきことなんじゃないかな。」


「勿論そう思ってます。」


「なら、彼女の将来を潰すようなマネをするな。」


「俺がそうしてると?」


「彼女には可能性がある。

子供の時から苦労し、努力もしてきた。

その夢を僕は叶えてあげたい。」


「俺は俺なりに。」


「何が出来る? ハッキリ言おう。

彼女の将来の為には、君の存在自体が邪魔なんだ。」


草太が気になり、見に行くと店を出るそよ子。



若葉は草太を見かけ声をかける。


「私、ホントのこと言うと迷ってるんです。

進んでいる道が正しいのか分からなくて。

今更こんなこと言える立場じゃないのは分かってるんです。

色んな人に迷惑をかけることも。

でもどうしてもこれだけは伝えておきたくて。

私はあなたが好きです。

自分でもバカだと思います。

それでもやっぱり私はダンゴ虫が大好きなんです。」


「俺も若葉さんが・・・

若葉さんが好きでした。

俺は今他に好きな人がいます。」


それはそよ子だと言う草太。

運悪く?そよ子が聞いてしまっていた。

若葉じゃなく自分でいいのかと聞くそよ子。

「はい」と言い、草太はそよ子と帰って行く。





なんだそれ!!


今までのじれったい感じを我慢して見て来たのに、


今更これかよっ!!


どいつもこいつもムカつくな~(ー'`ー;)


草太はなんで最後そよ子が好きって言ったんだよ。


そこはいらないだろ。


バカじゃないの。


新堂も何様なんだよ。


若葉のこと好きじゃないくせして!!


あ゛~っ!!


もうホント、イライラする!!





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第8話

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